カラニシ

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カラニシ
英字表記 Kalanisi
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1996年3月27日
Doyoun
Kalamba
母の父 Green Dancer
生国 アイルランド共和国の旗 アイルランド
生産 His Highness the Aga Khan's Studs S.C.
馬主 His Highness the Aga Khan
調教師 Luca M.Cumani(イギリス
Sir Michael R.Stoute(イギリス)
競走成績
生涯成績 11戦6勝
獲得賞金 1,369,605ポンド
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カラニシKalanisi1996年3月27日 - )はイギリス競走馬種牡馬2000年カルティエ賞最優秀古馬エクリプス賞最優秀芝牡馬

戦績[編集]

初出走は3歳の4月と遅かったが、3戦して3勝という結果を残す。その後故障のため1年間の休養に入り、復帰後2戦目のクイーンアンステークスダンシリを差しきり重賞を初制覇した。

7月8日のエクリプスステークスでは3歳馬のジャイアンツコーズウェイとゴール前でムチの叩きあいとなり、アタマ差で惜敗した。なおこのときの鞍上パット・エデリーとジャイアンツコーズウェイの鞍上ジョージ・ダフィールドはムチの使いすぎ[1]で10日間の騎乗停止となっている。続くインターナショナルステークスでもジャイアンツコーズウェイとの競り合いとなり、またもアタマ差で惜敗した。このときもエデリーはムチの過剰使用により同じ制裁を受けることとなったが、ファンから擁護されて騎乗停止は2日間となった。

続くチャンピオンステークスでは当時欧州で最強と目されていたモンジューを破りG1競走初制覇を果たした。その後渡米しブリーダーズカップ・ターフに出走、3番人気に推された。レースではスローペースで先行馬有利な展開だったが中団から差しきり、半馬身差で勝利した。この年はG1競走2勝でヨーロッパではカルティエ賞最優秀古馬、アメリカ合衆国ではエクリプス賞最優秀芝牡馬に選出された。

2001年も現役を続行したがタターソールズゴールドカッププリンスオブウェールズステークスと2戦ともファンタスティックライトに敗れ、左前脚に亀裂骨折が見つかったため引退した。

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
1999.04.20 フォークストーン メイドンS 芝7f 1着 R.フレンチ 8馬身 (Compensation)
1999.05.02 ニューマーケット コンディションズS 芝7f 1着 K.ファロン 3馬身 (Hawriyah)
1999.05.29 ケンプトンパーク アドヴァイザーズS LR 芝8f 1着 G.モッセ アタマ (Industralist)
2000.05.15 ウインザー ロイヤルウインザーS LR 芝8f 67y 2着 K.ファロン 1/2 Swallow Flight
2000.06.20 アスコット クイーンアンS G2 芝8f 1着 K.ファロン 1/2馬身 (Dansili)
2000.07.08 サンダウンパーク エクリプスS G1 芝10f 7y 2着 P.エデリー アタマ Giant's Causeway
2000.08.22 ヨーク 英国際S G1 芝10f 85y 2着 P.エデリー アタマ Giant's Causeway
2000.10.14 ニューマーケット 英チャンピオンS G1 芝10f 1着 J.ムルタ 1/2馬身 (Montjeu)
2000.11.04 チャーチルダウンズ BCターフ G1 芝12f 1着 J.ムルタ 1/2馬身 (Quiet Resolve)
2001.05.27 カラ タターソールズGC G1 芝10f 110y 3着 K.ファロン 3馬身 Fantastic Light
2001.06.20 アスコット プリンスオブウェールズS G1 芝10f 2着 K.ファロン 2 1/2馬身 Fantastic Light

引退後[編集]

引退後はギルタウンスタッドで種牡馬となった。チャンピオンハードルに勝利したカッチートなどナショナルハント競走では結果を出しているが、平地競走では特筆すべき産駒はいない。2008年にボードスマイルスタッドに移動した。2010年の種付け料は5,000ユーロ

代表産駒[編集]

  • Katchit(チャンピオンハードル (G1) などG1競走3勝)
  • Simarian(ライマンザステイショナーノービスハードル (G2) )

血統表[編集]

カラニシ (Kalanisi)血統ミルリーフ系 / Never Bend 3×4=18.75%)

Doyoun
1985 鹿毛
Mill Reef
1968 鹿毛
Never Bend Nasrullah
Lalun
Milan Mill Princequillo
Virginia Water
Dumka
1971 鹿毛
Kashmir Tudor Melody
Queen of Speed
Faizebad Prince Taj
Floralie

Kalamba
1991 鹿毛
Green Dancer
1972 黒鹿毛
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
Green Valley Val De Loir
Sly Pola
Kareena
1979 鹿毛
Riverman Never Bend
River Lady
Kermiya *Vienna
Embellie F-No.12-c

脚注[編集]

  1. ^ イギリスでは動物愛護の精神から、競走中に馬をムチで叩くのは7回までとされている。

外部リンク[編集]