カラカサタケ

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カラカサタケ
Macrolepiota procera 031026w.jpg
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
: 真正担子菌綱 Agaricomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: ハラタケ科 Agaricaceae
: カラカサタケ属 Macrolepiota
: カラカサタケ M. procera
学名
Macrolepiota procera (Scop. : Fr.) Sing.
英名
Parasol mushroom

カラカサタケ(唐傘茸、学名Macrolepiota procera)は、ハラタケ科カラカサタケ属キノコ。ニギリタケ、オシコンボ、キジタケ、ツルタケと呼ばれることもある。ヨーロッパ、北米をはじめ分布は世界中に広がる。

概要[編集]

からに竹林や雑木林などの光が差し込む場所に単生または散生。

は、はじめ卵型、成長すると中~大型で中高平、周辺部はややそりかえる。表皮は灰褐色で、成長に従い亀裂ができ鱗片状となる。傘の裏はヒダが密で白色。成長すると弾力性のある綿状。傘をにぎってもはなすともとの形にもどることから「ニギリタケ」の名称が生まれた。は30cmになることもあり、基部が太く中空で、表皮はひび割れて鱗片を帯びてまだら模様となる。リング状で厚いつばをもち、このつばは柄に付着しておらず上下に動かせる。傷による変色は見られない。

食毒[編集]

従来から食用とされる。天ぷら炒め物きのこ汁等加熱した上で利用されるが、生食は消化器系の中毒を起こす。蕁麻疹下痢アレルギーを起こすこともある。無味、無臭。

参考文献[編集]

  • 長沢栄史監修 安藤洋子ほか著『日本の毒きのこ』 学習研究社、2003年 ISBN 4054018823
  • 本郷次雄監修 幼菌の会編 『カラー版 きのこ図鑑』 家の光協会、2001年 ISBN 4259539671
  • 大舘一夫・長谷川明監修 都会のキノコ図鑑刊行委員会著 『都会のキノコ図鑑』 八坂書房、2007年 ISBN 4896948912
  • 前川二太郎監修 トマス・レソェ著 『世界きのこ図鑑』 新樹社、2005年 ISBN 4787585401
  • 小宮山勝司著 『きのこ大図鑑』 永岡書店、2008年 ISBN 9784522423981
  • 今関六也ほか編 『日本のきのこ』 山と渓谷社、1988年 ISBN 4635090205
  • 佐久間大輔監修 大舘一夫ほか著 『考えるキノコ 摩訶不思議ワールド』 INAX出版、2008年 ISBN 9784872758467

外部リンク[編集]

関連項目[編集]