カム・テイスト・ザ・バンド

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カム・テイスト・ザ・バンド
ディープ・パープルスタジオ・アルバム
リリース 1975年11月
録音 1975年8月9月
ジャンル ハードロック
時間 36 55
レーベル イギリスの旗パープル・レコード(オリジナル盤)
EMI(リイシュー盤)
アメリカ合衆国の旗日本の旗ワーナー・ブラザーズ
プロデュース マーティン・バーチ
ディープ・パープル
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 14位(日本[1]
  • 19位(イギリス[2]
  • 43位(アメリカ[3]
ディープ・パープル 年表
嵐の使者
(1974年)
カム・テイスト・ザ・バンド
(1975年)
メイド・イン・ヨーロッパ
(1976年)
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カム・テイスト・ザ・バンドイングランドロックバンドディープ・パープル1975年に発表された10番目のスタジオ・アルバムである。このアルバムはディープ・パープルとその長年の協力者であるマーティン・バーチの共同制作と録音による作品である。これはリッチー・ブラックモアの代わりにギターリストとしてトミー・ボーリンをフィーチャーした唯一のアルバムであり、グレン・ヒューズがベースを弾いた3アルバムの最後であり、 デイヴィッド・カヴァデールホワイトスネイクを結成する前の最後のアルバムである。

歴史[編集]

ブラックモアがバンドを去ったとき、多くのオブザーバーや批評家は[誰?]は1973年にイアン・ギランが去ったときのように続かないであろうと予想した。 ジョン・ロード にバンドを継続しようと頼んだのはデイヴィッド・カヴァデールであり、トミー・ボーリンにギターの担当が依頼された。

音楽的にはこのアルバムはディープ・パープル第3期のリリースよりも商業的であり、伝統的なハードロックを志向しながらも、ソウルとファンクの要素が含まれたものであった。

録音[編集]

アルバムのリハーサルは当初、本アルバムの録音エンジニアであったロバート·サイモンによって録音された。しかし、スケジュールについて意見が合わず、バンドはSimon's Pirate Sound Studiosを去り、バーチのスタジオを選んだ。

グレン・ヒューズジョン・ロードによるとこのアルバムは殆どLAで作曲され、ミュンヘンにて録音された。ただし、「カミン・ホーム」はミュンヘンにて作曲された。ヒューズは当時重症のコカイン中毒でありその治療のため、録音が完了する前にイングランドに戻った。このアルバムは当時、同じくファンクとジャズの影響を受けていたボーリンとバンドを組んでいたヒューズから強いファンクの影響を示しているが、そのファンク志向は、強いハードロック志向があった1974年の 紫の炎 にも似ていた。ボーリンが参加したことで、バンドに創造的な自由が生まれたが、これはリッチー・ブラックモアがいたころには難しいことであった。

リリースおよび評判[編集]

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
Allmusic 星5つのうち3.5つ[4]
Rolling Stone (favourable)[5]
Sputnik Music 星5つのうち1.5つ[6]

一般的にこのレコードはディープ・パープルの劣った作品の1つであると考えられているが、リリース時の売れ行きは良かった。(UKチャートの19位USチャートの43位) アルバムは英国で60,000枚売れ、BPIによって1975年11月1日にシルバーディスク認定された。 [7]

ジョン・ロードの"Deep Purple - Getting Tighter, the story of MK-IV" (2011)ビデオでのインタビューによると、このアルバムをプロモートするためのツアーは、カリフォルニア、ハワイ、ニュージーランドで順調にスタートした。 しかし、インドネシアのジャカルタで、(同ドキュメンタリーでのグレン·ヒューズによると)バンドは殺人罪を「でっちあげ」られたという。特に、ヒューズと他の2名は(ロードとヒューズによると)助手のパディ・キャラハンの「不審な状況の死」に関して犯人と「でっち上げ」られた。ヒューズと2名は投獄された。プロモーターはまた、第二夜のコンサートのチケットを売り、バンドに一晩だけ、元の料金で演奏することを強要した。ヒューズは、銃を突きつけられながら第二夜のコンサートに出演させられ、終わったあとは速やかに刑務所に戻された。この間、トミー・ボーリンはプロモーターによりモルヒネを与えられ、そのことが、バンドの次の目的地、日本でのトラブルの元となった。起訴されたまま、バンドが出国するためには、ディープ・パープルのマネージャーはすべての経費だけでなく何千もの余分な金をポケットマネーから、インドネシア軍と空港警備隊に支払ってジャカルタから出発しなければならなかった。

まもなく、次の目的地は日本であった。トミー・ボーリンは与えられた薬を摂取し腕の上で8時間眠っていたため、まともにギターを弾くことができなくなっていた。ヒューズによると、トミーのパートの多くは、ロードがオルガンやキーボードでカバーした。ロードは(また、イアン・ペイスのインタビューによると)トミーは開放弦でマイナーやメジャーキーに調整した複数のギターを曲により使い分けてコンサートを続けるしかなかったという。ボーリンは指で「バレー」コードのリズムを弾き、ロードがメロディを弾いた。このコンサートはCDやビデオ撮影され、「ラスト・コンサート・イン・ジャパン」としてリリースされた。オープニングの曲「バーン」では、ロードはオルガンで本来リッチー・ブラックモアがギターで弾くはずのオープニングリフを弾いていた。

このアルバムのツアーが1976年3月に終わった後、ディープ·パープルは、8年の間活動休止した。トミー·ボーリンは1976年12月にヘロインの過剰摂取で死亡した。近年ではこのアルバムは主としてボーリンが果たした役割のために、重要な再評価を受けている。[要出典]このアルバムの2年前にバンドを去ったイアン・ギランは、一方でこのアルバムは真のディープ・パープルのアルバムではないと語った。[8]

再リリース[編集]

1990年Metal Blade Recordsにより、このアルバムはリマスターされ再リリースされ、 ワーナー・ブラザースにより販売された。Friday Musicレーベルにより2007年7月31日に (メイド・イン・ヨーロッパ嵐の使者 とともに)再再リリースされた。

Friday Musicのウェブサイトは、アルバムをデジタル・リマスタリングしたと主張するが、どのテープが音源として使用されたかは不明であり、オリジナル音源のテープがマスターとして使用されたことは考えられない。(EMIはこのアルバムのマスターテープは行方不明であると何年も言い続けている)

2009年12月ディープ・パープル鑑賞会 (DPAS) は、オリジナルマルチトラックマスターが最近発見され、ボーナストラックを含む正式なリマスターバージョン(グレン・ヒューズ とKevin Shirleyのリミックスを含む) が2010年にリリースされると発表した。

35周年記念版

2010年10月25日にリリースされた2-CDデラックス版35周年記念版はリマスターされたオリジナルアルバムに加え、貴重なUSシングル版の「You Keep on Moving」を1枚目のディスクに、フルアルバムのリミックスと2曲の未発表曲(1975年版から除かれた3分の曲"Same in LA"とイアン・ペイスとトミー・ボーリンの5分間のインストルメンタルジャム"Bolin/Paice Jam")を2枚目のディスクに含んでいる。[9] [10]

収録曲[編集]

オリジナルのLPリリース[編集]

Side one
# タイトル 時間
1. 「Comin' Home」 (Tommy Bolin, David Coverdale, Ian Paice) 3:55
2. 「Lady Luck」 (Jeff Cook, Coverdale) 2:48
3. 「Gettin' Tighter」 (Bolin, Glenn Hughes) 3:37
4. 「Dealer」 (Bolin, Coverdale) 3:50
5. 「I Need Love」 (Bolin, Coverdale) 4:23
Side two
# タイトル 時間
6. 「Drifter」 (Bolin, Coverdale) 4:02
7. 「Love Child」 (Bolin, Coverdale) 3:08
8. 「This Time Around" / "Owed to 'G'」 (Hughes, Jon Lord / Bolin) 6:10
9. 「You Keep on Moving」 (Coverdale, Hughes) 5:19

35周年記念版2CD[編集]

Disc one (Original album remastered)
# タイトル 時間
1. 「Comin' Home」   3:54
2. 「Lady Luck」   2:48
3. 「Gettin' Tighter」   3:36
4. 「Dealer」   3:53
5. 「I Need Love」   4:24
6. 「Drifter」   4:05
7. 「Love Child」   3:07
8. 「This Time Around/Owed to 'G'」   6:13
9. 「You Keep on Moving」   5:22
10. 「You Keep on Moving (Single Edit)」 (Bonus track) 4:32
Disc two (2010 Original album remixes)
# タイトル 時間
1. 「Comin' Home」   4:08
2. 「Lady Luck」   2:46
3. 「Gettin' Tighter」   4:23
4. 「Dealer」   3:55
5. 「I Need Love」   5:16
6. 「You Keep on Moving」   5:18
7. 「Love Child」   3:05
8. 「This Time Around」   3:24
9. 「Owed to 'G'」   2:56
10. 「Drifter」   3:59

メンバー[編集]

ディープ·パープル
その他
  • プロデュース マーティン・"スズメバチ" ・バーチとディープ・パープル
  • 最終ミックス マーティン・バーチとイアン・ペイス
  • 録音エンジニア マーティン·バーチ
  • カバー写真 ピーター·ウィリアムズ
  • リマスター Dave Schultz and Bill Inglot at Digiprep, Los Angeles
  • 2010リミックス Kevin Shirley リミックス場所 The Cave (Malibu, Ca)
  • マスター Bob Ludwig


ランキング[編集]

チャートのパフォーマンス[編集]

チャート 順位
1975 ノルウェーのレコード·チャート [11] 6
1975 ニュージーランドのチャート 6
1975 オランダのアルバムチャート[11] 12
1975 スウェーデンのアルバム·チャート [11] 16
1975 イギリスのアルバム·チャート [12] 19
1975 ドイツのアルバムチャート [11] 29
1976 米国のビルボードアルバムチャート [13] 43

販売成果[編集]

国/地域 認定 売上/出荷枚数
アルゼンチン (CAPIF)[14] Gold 30,000x
イギリス (BPI)[15] Silver 60,000^

*認定のみに基づく売上枚数
^認定のみに基づく出荷枚数

脚注[編集]

  1. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.205
  2. ^ ChartArchive - Deep Purple
  3. ^ Deep Purple - Awards : AllMusic
  4. ^ Allmusic review
  5. ^ Rolling Stone review
  6. ^ http://www.sputnikmusic.com/review/33404/Deep-Purple-Come-Taste-the-Band/
  7. ^ BPI certified awards-Silver”. 2009年2月21日閲覧。 [リンク切れ]
  8. ^ Gillan Has 'No Interest' In Deep Purple Mk III, Says Glenn Hughes Is 'Copying Stevie Wonder'”. 2010年10月24日閲覧。
  9. ^ Deep Purple Appreciation Society. “Deep Purple, Come Taste The Band”. Deep-purple.net. 2012年2月10日閲覧。
  10. ^ bravewords.com. “> News > DEEP PURPLE - Come Taste The Band 35th Anniversary Due In October; Details Available”. Bravewords.com. 2012年2月10日閲覧。
  11. ^ a b c d Come taste the Band on European Charts 1975”. 2012年10月24日閲覧。
  12. ^ The Official Charts Company - Come Taste the Band”. The Official Charts Company (2013年5月5日). 2014年4月6日閲覧。
  13. ^ Come taste the Band on Billboard”. Rovi Corporation / Billboard. 2012年10月24日閲覧。
  14. ^ Argentinian album certifications – Deep Purple – Stormbringer, Argentine Chamber of Phonograms and Videograms Producers, http://www.capif.org.ar/Default.asp?PerDesde_MM=0&PerDesde_AA=0&PerHasta_MM=0&PerHasta_AA=0&interprete=Deep+Purple&album=Stormbringer&LanDesde_MM=0&LanDesde_AA=0&LanHasta_MM=0&LanHasta_AA=0&Galardon=O&Tipo=1&ACCION2=+Buscar+&ACCION=Buscar&CO=5&CODOP=ESOP 
  15. ^ British album certifications – Deep Purple – Stormbringer, British Phonographic Industry, http://www.bpi.co.uk/certifiedawards/search.aspx  Enter Stormbringer in the field Search. Select Title in the field Search by. Select album in the field By Format. Click Go