カプリッチョ (ストラヴィンスキー)

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ピアノと管弦楽のためのカプリッチョフランス語: Capriccio pour piano et orchestre)は、イーゴリ・ストラヴィンスキー1926年から1929年にかけて作曲した作品。ストラヴィンスキーの数少ないピアノ協奏曲の一つであり、新古典主義時代にストラヴィンスキーが手懸けた数々のピアノ曲を代表する作品でもある。

成立の経緯[編集]

ピアニストとして生計を立てることを目論んだストラヴィンスキーにより、ヴィルトゥオーゾ向けの楽曲として構想された。ロシア革命後に西欧亡命したストラヴィンスキーは、《カプリッチョ》が同時期の《ピアノと管楽器のための協奏曲》とともに主要な収入源となることを当て込んでいたらしい。

1929年12月6日に、エルネスト・アンセルメの指揮と作曲者自身のピアノ独奏によって初演が行なわれた。1949年に改訂されている。

楽章構成[編集]

連続して(中断なしに)演奏される、以下の3つの楽章から成る。

  • プレスト Presto
  • アンダンテ Andante rapsodico
  • アレグロ・カプリッチョ・マ・テンポ・ジュスト Allegro capriccioso ma tempo giusto