カプタイン星

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カプタイン星
データ
元期 J2000
星座 がか座
赤経 05h 11m 40.6s
赤緯 -45°01′06″
視等級 (V) 8.85
特徴
スペクトル分類 sdM1V
色指数 (B-V) 1.56
色指数 (U-B) 1.15
アストロメトリー
視線速度 (Rv) +245.5 km/s
固有運動 (μ) 赤経: 6,506.05 ミリ秒/
赤緯: -5,731.39 ミリ秒/年
年周視差 (π) 255.27 ± 0.86 ミリ秒
距離 12.78 ± 0.04 光年
(3.92 ± 0.01 パーセク
絶対等級 (MV) 10.88
詳細
質量 0.29 - 0.393 M
半径 0.29 - 0.32 R
光度 0.004 L
表面温度 3,800 K
金属量 10.5 %
年齢 1 ×1010
他の名称
がか座VZ星, Gl 191, HIP 24186, HD 33793, CD-45°1841, CP(D)-44°612, SAO 217223, LHS 29, LTT 2200, LFT 395, GC 6369, U 628, Cordova Zone 5 hours 243, LCC 0290
Template (ノート 解説) 天体PJ

カプタイン星 (Kapteyn's star) は、太陽系から 12.78 光年離れた赤色矮星である。1897年ヤコブス・カプタインにより発見された。小さく暗いため、地球から肉眼で見ることはできない。

目次

[編集] 起源

カプタイン星は大きな固有運動を持つことで知られ、天球上を 1 年に 8.7 秒角も移動する。これはバーナード星に次いで 2 番目の速さである。このように高速度で運動する星は、銀河平面(銀河バルジ)ではなく銀河系をとりまくハロで生まれた古い星である。

実際にカプタイン星は重元素に乏しく(メタルプア)、また赤色矮星としては比較的明るくフレアが確認されていないなどの、種族IIの恒星の特徴を有している。元々は球状星団のメンバーであったものが他の恒星との重力作用によって加速され、星団から飛び出したのではないかと考えられている。

[編集] 惑星系

2006年現在、カプタイン星に惑星は見つかっていない。仮にカプタイン星から 0.26 AU ほど離れた位置に地球型惑星があれば、快適な気候が維持できるであろう。この距離は水星の軌道半径の半分程度なので、惑星はカプタイン星から強い摂動を受け自転周期と公転周期が一致し、昼と夜が固定されてしまうと考えられている。カプタイン星の質量を太陽の 39.2 % として計算すると、惑星の 1 年(日)は 77 日である。

ただし、古い星であるカプタイン星系に岩石質の惑星がある可能性は低いとみられる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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