カフェイン中毒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。免責事項もお読みください。 |
カフェイン中毒(カフェインちゅうどく、caffeine addiction / caffeine intoxication)はカフェイン(C8H10N4O2)によって引き起こされる中毒。長期に亘りカフェインを摂取し続けることによって起きる慢性中毒と、一度に多量のカフェインを摂取したために起きる急性中毒がある。うち急性のものはDSM-IV-TRではcaffeine intoxicationとして305.90に分類される。
コーヒー、コーラ、栄養ドリンク、緑茶、紅茶、ココアなどカフェインを含む食品の常用によることが多い。また、カフェイン錠剤などの摂取によっても起きる。
[編集] 中毒症状
短期的には、不眠、めまい、焦燥感、頻尿、神経質、筋肉のふるえ、パニック障害が発症もしくは悪化することもある。
長期的に摂取した場合の副作用は精神錯乱、動悸、頭痛、焦り、不眠、物忘れなどの症状を発症する。
カフェインはアデノシン受容体に拮抗するために覚醒作用を示す。尚、覚醒作用は穏やかである。腎血管を拡張させ、尿細管での水分の再吸収を抑制するので利尿作用を現わす。また膀胱括約筋に取り付いてその作用を抑制しているアデノシンの働きを、カフェインが妨害するために頻尿になるという説もある。
なおカフェインの半数致死量 (LD50) は約200mg/kgで、一般的な成人の場合、10-12g以上が危険とされる。およそコーヒー1杯で100mgほどのカフェインを含有しているため、コーヒー換算で100杯程度で危険性が起きることになる。

