カツサンド

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カツサンド
かつサンド(丸政

カツサンドかつサンド豚カツ食パンで挟んだサンドイッチで、材料調理のバリエーションが多く存在する(後述)。

価格や量が手頃である事から、手間をかけずに食べられる軽食弁当ともされ、東京駅駅弁羽田空港空弁ともなっている。

概要[編集]

カツサンドの多くは、食パンに豚カツや牛カツを挟み、長方形三角形に切り分けられて供される。豚カツを挟んだものはとんかつソースで味付けをし、同じ大きさの長方形に切りそろえられているものが多い。一般的なサンドイッチは具に水分が含まれるため、もっぱら少し乾燥したパンを使用するが、カツサンドはカツのサクサクしたに合う、やわらかいパンを使用する事がある。

表参道本店がある「まい泉(井泉参照)」の「ヒレかつサンド」や秋葉原に本店がある「肉の万世」の「万かつサンド」が知られている。テレビ番組や映画撮影のロケ弁当としても非常に人気が高い。まい泉のカツサンドはヒレカツ。肉の万世の万かつサンドはロースカツを使っている。

カツサンドは、他のカツ料理と同じく「試験や勝負に勝つ」として食べられる事もある。

由来[編集]

カツサンドは、昭和10年に井泉の女将(当時)である石坂登喜の発案だとされ、正式には「かつサンド」と呼ぶものであった。当時の井泉は花柳界芸者衆がよく利用していたため、口紅がとれずに食べられるよう小さなパンを特注して作っており、またで切ることのできる、肉を丁寧に叩いた柔らかいカツを売り物にしていた[1]

カツサンドの種類[編集]

コッペパンチキンカツ
使用した製品

食パン以外のパンを使用するもの、牛カツチキンカツなど他のカツを使用するもの、味付けを変えたもの、他に野菜なども使用するものなど種類が多く、地域による差異もある。

青森県では、コッペパンにチキンカツをはさんだものを「カツサンド」[2]ともされている。

名古屋市とその周辺では「味噌カツサンド」が各所で販売されており、ウスターソースを使用したものは「ソースカツサンド」と呼ぶ事がある。

関西では牛カツを使用したカツサンドが多く、豚カツを使ったものは「豚カツサンド」と呼ぶ事もある。

沖縄県那覇空港駅では味付けを変えた「油味噌かつサンド」を販売している。

アメリカでは、インディアナ州の名物として、豚ヒレ肉のフライがハンバーガーバンズに挟まれた形式のサンドウィッチが存在する。バンズによるカツサンドは日本のハンバーガーショップなどで供されており、使用されるカツは、豚カツ以外にエビカツなど様々である。

豚カツを使用したほか料理は「豚カツ」を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 菊地武顕『あのメニューが生まれた店』72頁 平凡社
  2. ^ 工藤パン