カップリングパーティー

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カップリングパーティーとは、結婚または交際を希望する男女が一堂に会してカップル成立を目指すパーティである。テレビ番組ねるとん紅鯨団を原型として全国に広まったことから、ねるとんパーティとも呼ばれる。16年ほど前からニッチな産業として全国の主要都市で定着している。参加者は全国で年間80~100万人(リピート客含む)以上と考えられる。

目次

[編集] パーティの形式

限られた時間のパーティで、参加者を満足させ、カップルを成立させるには、以下のような課題に応える必要がある。

  • 限られた時間で効率的に多数の異性と会話する
  • 気に入った異性とは時間をかけて会話する
  • 自分に好意を持っていない相手に時間をかけてしまうことを防ぐ
  • 話し下手な参加者が「壁の花」になることを防ぐ
  • 参加者に恥をかかせない

初期のカップリングパーティーは「ねるとん紅鯨団」の形式を踏襲していたが、以上の課題に応えるためにパーティの改良が進み、現在では次のような形式が定着している。

[編集] 準備

座席は、女性の席を円形に配置し、その外側に女性と対面するように男性の席が配置されている。

受付を済ませると、主催者から番号札をもらうので、身につけて番号の席に座り「プロフィールカード」を記入する。

[編集] 前半

男性が女性の回りを回りながら進行することから、俗に回転寿司と呼ばれる。

  1. 司会者の合図で、対面する異性とプロフィールカードを交換し、カードの情報を参考に3分間程度の会話をする。
  2. 司会者の合図で、会話を終了する。男性は一斉に席を移動して、隣の女性の前に着席する。
  3. すべての異性との会話が終わるまで、以上を繰り返す。
  4. 終了すると、「第一印象チェックカード」に、気に入った異性の番号に○をつけて主催者に提出する。

[編集] 後半

後半は、気に入った異性と談笑するフリータイムである。主催者によっては、ビンゴなどのゲームをしたり、15分程度に区切って相手を変えさせることがある。

後半に入って間もなくすると、「第一印象チェックカード」が主催者から返却される。ここには自分に○をつけてくれた異性の番号が主催者によって記入されているので、その異性に絞ってアプローチすることで、カップル成立への成功率を高めることができる。

[編集] 終盤

パーティ終了時間間際になると、最終的に気に入ってカップルになりたい異性の番号を記入した「告白カード」を主催者に提出する。概ね第5希望くらいまで記入できるようである。主催者はそれを集計して、互いに指名のあった男女をカップルとして発表する。

カップルが成立したら、お互いの携帯番号やメールアドレスを交換して、交際を開始する。

[編集] パーティに参加するには

カップリングパーティーは会員制ではないので、入会金・月会費などは不要で、当日の参加費用のみで参加できる。 当日飛び入り参加もできるが、人数調整のため飛び入り参加が認められないこともあるので、予約をしておくことが望ましい。ただし予約をすると直前のキャンセルはできない(キャンセル料を請求される)。これも人数調整のためである。

カップリングパーティーを主催する業者は全国に存在し、地域のタウン情報誌などの広告で開催日時と場所を告知している。料金は概ね男性は5~6000円、女性は無料~6000円に設定されている。このように男女の料金格差が激しいのは、参加者の男女比を揃えるためである。医師・弁護士限定など男性の参加条件が厳しいパーティでは、女性の方が料金が高いこともある。

一方、結婚情報サービス提供会社が主催するパーティーもあるが、上記のケースと比較して、参加するには結婚情報サービスの会員である必要、定員が限られているので参加者は抽選で決まる可能性がある、キャンセル待ちを除いて当日飛び入り参加は不可能といった違いがある。

時間は2時間程度で、平日の夜や週末の昼夜に開催される。

人数は、男女それぞれ15~20人ずつとすることが多いようである。前半・後半それぞれ1時間ずつとすると、この程度の人数に調整しないとパーティが成立しなくなる。

会場にはレストランや、高級シティホテルなどが使われる。専用のパーティルームを所有しているイベント会社もある。サービスとしてドリンクや軽食が提供されるが、会話のためのパーティなので、提供される料理の量はごくわずかである。

[編集] カップリングパーティーの利点と欠点

[編集] 利点

  • 料金が安い(女性のみ)
  • 異性と話すトレーニングになる
  • 一度に多くの異性と知り合うことができ、交際や結婚の大きなチャンスとなる(かなりの人数が付き合ったり結婚まで至ったりしているが、恥ずかしさか出会いのきっかけでカップリングパーティーで知り合ったと言わない人が多い)。

[編集] 欠点

  • 素性の知れない相手がいる(プロフィールについては自己申告であり、身分証などで確認されないこともある。附属池田小事件の実行犯、宅間守が学歴・職歴を詐称して参加していたことが知られている。デート商法宗教勧誘目的で参加している者もいる。)
  • その場のノリで相手を決めてしまうことも多く、カップルが長続きしないことが多い。(ほんのわずかな時間のみのおしゃべりしかできないため肝心な相手の中身を把握しきれない)
  • 人数が集まらず急遽中止になる場合がある(男女とも人数が集まらない場合、電話により勧誘されることがある)。
  • 男性と女性の負担金額がアンバランスである。

[編集] 関連項目