カタホウラ郡 (ルイジアナ州)

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ルイジアナ州カタホウラ郡
カタホウラ郡の位置を示したルイジアナ州の地図
郡のルイジアナ州内の位置
ルイジアナ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1808年
郡名の由来 テンサス族の言葉で「大きな清澄な湖」を意味する
郡庁所在地 ハリソンバーグ
最大の都市 ジョーンズビル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,915 km2 (739 mi2)
1,822 km2 (704 mi2)
93 km2 (36 mi2), 4.84%
人口
 - (2010年)
 - 密度

10,407人
6人/km2 (16人/mi2)
標準時 中部: UTC-6/-5

カタホウラ郡: Catahoula Parish)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州の北部に位置するである。2010年国勢調査での人口は10,407人であり、2000年の10,920人から4.7%減少した[1]郡庁所在地ハリソンバーグ市(人口348人[2])であり[3]、郡東部境界をなすワシタ川に沿ってある。同郡で人口最大の町はジョーンズビル(人口2,265人[4])である。

歴史[編集]

前史時代[編集]

カタホウラ郡となった地域には、ヨーロッパ人の開拓が始まる数千年前から、様々なインディアン部族が住んでいた。マークスビル文化、トロイビル文化、コールズクリーク文化およびプラークミン文化の人々が、地域全体に集落やマウンドを築いた。著名な例がペックマウンドやトロイビル遺跡がある。トロイビル遺跡にはベイタウン文化からトロイビル・コールズクリーク期、すなわち紀元前100年から紀元後700年とされる要素が入っている。高さ82フィート (25 m) とルイジアナ州では最も高く、北アメリカでも2番目に高いマウンドがあったが、ブラック川にジョーンズビル橋を架けるために破壊されてしまった[5]

郡の成立以後[編集]

カタホウラ郡はカタホウラ・レパード種の犬の名前の元になったとしている。カタホウラ・レパード種の犬は、アラバマ州出身でアラモの戦いで戦死したジェームズ・ボウイとその兄レジン・ボウイ兄弟が所有していた[6]。1900年代初期、セオドア・ルーズベルト大統領は狩りにカタホウラ種の犬を使った[7]。ルイジアナ州知事アール・ケンプ・ロングもこの種の犬を集めていた[6]

南北戦争が始まったとき、州内の分離派集会にカタホウラ郡から出席した代議員ジェイムズ・G・タリアフェーロは、アメリカ合衆国からの脱退に強く反対した。タリアフェーロは、「(州が)合衆国から脱退することを憲法で認めておらず、経済的混乱、挫かれた繁栄、ふらつく税金および南部連合の下でルイジアナの利益の破滅的な停滞という暗い将来を描いて見せ、最終的な無政府状態と戦争を避ける道を見いだせなかった。よって会議の議事録にタリアフェーロの抗議を記すことを拒んだように、タリアフェーロの考え方は急進的だった」[8]

カタホウラ郡は伝統的に民主党支持だったが、2008年の大統領選挙では、民主党候補、イリノイ州バラク・オバマが1,659票、31.8%しか得られなかったのに対し、共和党候補、アリゾナ州ジョン・マケインは3,486票、66.7%を獲得した[9]。2004年の場合も2008年と同様、共和党候補の現職ジョージ・W・ブッシュが3,219票、65.0%を得たのに対し、民主党候補、マサチューセッツ州ジョン・ケリー上院議員は1,673票、34.8%に留まった。地方役員の選挙では民主党が圧倒しており、共和党は滅多に戦える領域に達していない。

地理[編集]

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は739平方マイル (1,914 km2)であり、このうち陸地704平方マイル (1,823 km2)、水域は35平方マイル (91 km2)で水域率は4.84%である[10]。ワシタ川が郡の東郡境になっている。

主要高規格道路[編集]

隣接する郡[編集]

国立保護地域[編集]

  • カタホウラ国立野生生物保護区(部分)

人口動態[編集]

年度 人口 変動率
1900 16,351
1910 10,415 −36.3%
1920 11,074 6.3%
1930 12,451 12.4%
1940 14,618 17.4%
1950 11,834 −19.0%
1960 11,421 −3.5%
1970 11,769 3.0%
1980 12,287 4.4%
1990 11,065 −9.9%
2000 10,920 −1.3%
2010 10,407 −4.7%
Catahoula Parish Census Data[11]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 10,920人
  • 世帯数: 4,082 世帯
  • 家族数: 2,992 家族
  • 人口密度: 6人/km2(16人/mi2
  • 住居数: 5,351軒
  • 住居密度: 3軒/km2(8軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 25.8%
  • 18-24歳: 10.0%
  • 25-44歳: 26.8%
  • 45-64歳: 23.0%
  • 65歳以上: 14.4%
  • 年齢の中央値: 37歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 100.6
    • 18歳以上: 98.0

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 32.7%
  • 結婚・同居している夫婦: 54.7%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 14.5%
  • 非家族世帯: 26.7%
  • 単身世帯: 24.3%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.3%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.55人
    • 家族: 3.02人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 22,528米ドル
    • 家族: 27,206米ドル
    • 性別
      • 男性: 26,181米ドル
      • 女性: 18,427米ドル
  • 人口1人あたり収入: 12,608米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 28.1%
    • 対家族数: 22.6%
    • 18歳未満: 41.8%
    • 65歳以上: 20.1%

都市と町[編集]

カタホウラ郡図

未編入の町[編集]

  • エンタープライズ
  • サンディレイク
  • マニフェスト
  • ルランド
  • ファウルズ
  • エイムウェル
  • ラート

水域[編集]

  • サンディ湖

教育[編集]

カタホウラ郡教育委員会が地元の公立学校を運営している。

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Quickfacts.census.gov - Catahoula Parish - accessed 2011-12-06.
  2. ^ American FactFinder - Harrisonburg - accessed 2011-12-06.
  3. ^ Find a County, National Association of Counties, http://www.naco.org/Counties/Pages/FindACounty.aspx 2011年6月7日閲覧。 
  4. ^ American FactFinder - Jonesville - accessed 2011-12-06.
  5. ^ Indian Mounds of Northeast Louisiana : Troyville Earthworks”. 2011年10月22日閲覧。
  6. ^ a b Cracker Catahoulas
  7. ^ Molosser World: Catahoula Bulldog
  8. ^ John D. Winters, The Civil War in Louisiana, Baton Rouge: Louisiana State University Press, 1963, ISBN 0-8071-0834-0, p. 13
  9. ^ Louisiana general election returns, November 4, 2008”. sos.louisiana.gov. 2010年6月15日閲覧。
  10. ^ Census 2000 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年2月13日閲覧。
  11. ^ United States Census Bureau. “Louisiana Population of Counties by Decennial Census: 1900 to 1990”. 2008年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]

座標: 北緯31度40分 西経91度51分 / 北緯31.67度 西経91.85度 / 31.67; -91.85