カタシロワシ

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カタシロワシ
カタシロワシ
カタシロワシ Aquila heliaca
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: タカ目 Accipitriformes
: タカ科 Accipitridae
: イヌワシ属 Aquila
: カタシロワシ A. heliaca
学名
Aquila heliaca Savigny1809
和名
カタシロワシ
英名
Imperial eagle

カタシロワシ(肩白鷲、Aquila heliaca)は、動物界脊索動物門鳥綱タカ目タカ科イヌワシ属に分類される鳥。

分布[編集]

夏季にヨーロッパ東部から中央アジアにかけての地域で繁殖し、冬季になるとインド北西部、中華人民共和国南部、アフリカ大陸北部へ南下し越冬する。日本には越冬のためまれに飛来(迷鳥もしくはまれな冬鳥)する。

形態[編集]

全長オス77cm、メス83cm。翼開張195-207cm。全身が黒褐色の羽毛で覆われる。頭頂から後頸にかけて黄褐色の羽毛で覆われる。肩羽には白い斑紋が入り、和名の由来になっている。翼は細長く、飛翔時には長方形に見える。

虹彩はオレンジがかった褐色。後肢の色彩は黄色。

幼鳥は頭部や下面が黄褐色の羽毛で覆われる。また雨覆や次列風切の羽毛の外縁(羽縁)が黄褐色。

生態[編集]

越冬地では農耕地や干拓地などに生息する。飛翔時には左右の翼が水平になる。

食性は動物食で、小型から中型の哺乳類、鳥類などを食べる。

繁殖形態は卵生。平地や水辺の森林の樹上に巣を作り、卵を産む。

画像[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、84、187頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、163頁。
  • 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版2004年、44頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、168-169頁。

外部リンク[編集]