カスパル・ヴォルフ

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Caspar Friedrich Wolff

カスパル・ヴォルフ(Caspar Friedrich Wolff、1733年1月18日1794年2月22日)はドイツの生理学者で発生学の創始者の1人である。

ベルリンのブランデンブルクに生まれた。1759年にハレ大学で学位を得た。1759年に発表した、『発生論』"Theoria generationis"は、植物の発生、動物の発生を論じて、当時主流であった、「前成説」(生物の各器官が先在していると考える説)に対して、各器官は発生の過程で,順次に各器官が形成されるとする「後成説」を主張した。ヴォルフの説はすぐに認められることはなく、アルブレヒト・フォン・ハラーらから、厳しい批判を受けた。七年戦争が始まると、プロイセン陸軍の軍医として従軍した。その後、彼は困難な研究生活を続けたが、1767年に、数学者のレオンハルト・オイラーの推薦で、サンクトペテルブルク科学アカデミー(現在のロシア科学アカデミー)の解剖学の部長となりサンクトペテルブルクで没した。

ニワトリの発生の図

著書には、動物の後成的発生過程を実証的に示した『腸の形成について』(De formatione intestinorum)もある。発生学は1968年に論文を発表した、マルチェロ・マルピーギクリスティアン・パンダーカール・フォン・ベールにより発展させられることになった。ヴォルフが発見したヴォルフ管、ヴォルフ嚢胞に名前が残されている。

著書[編集]

  • Theoria generationis, Halle 1759 (deutsche Übersetzung: Ostwalds Klassiker der exakten Wissenschaften Band 84/85, Leipzig 1896, Nachdruck 1999)
  • Theorie von der Generation, in zwei Abhandlungen erklärt und bewiesen, Berlin 1764
  • De formatione intestinorum, Sankt Petersburg 1769
  • De leone observationes anatomicae, Sankt Petersburg 1771
  • Von der eigentümlichen und wesentlichen Kraft der vegetablischen sowohl, als auch der animalischen Substanz, als Erläuterung zu zwo Preisschriften über die Nutritionskraft, Sankt Petersburg 1789
  • Explicatio tabularum anatomicarum VII, VIII et IX,, Sankt Petersburg 1801
  • Über die Bildung des Darmkanals in bebrüteten Hühnchen, Halle 1812