カスタムロボ バトルレボリューション

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カスタムロボ バトルレボリューション
ジャンル アクションRPG
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
開発元 NOISE
発売元 任天堂
人数 1 - 4人
メディア GC用8mm光ディスク
発売日 日本の旗 2004年3月4日
アメリカ合衆国の旗 2004年5月10日
対象年齢 CERO:全年齢
ESRB:T
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カスタムロボ バトルレボリューション』は、2004年3月4日に発売されたニンテンドーゲームキューブ専用のアクションRPGである。値段は6,090円(税込)。発売元は任天堂。開発はNOISE(ノイズ)。

概要[編集]

カスタムロボシリーズ第4作。ハードを携帯ゲームから再度据え置きに移し、前作のタッグ戦から新しく、4人同時対戦が可能になった。同時対戦の場合、2対2の2on2、1対2のハンディキャップ、無差別対戦のバトルロイヤルを選択可能。

また、登場人物やフィールドが3Dで描かれ、ロボのデザインも未来的な作りになっている。また、今作ではロボのカラーリングを任意で変更することができるようになった。

ストーリー[編集]

「コマンダーになれ。」

主人公の元に、そう書かれた遺言状と父が亡くなったという知らせが届く。父とは幼い頃に時計をもらった記憶しかない主人公ではあったが、最後の願いを聞き、コマンダーになるべく就職活動を続けていた。ある日、スティルハーツという事務所の面接に行くが、新人を雇う気はないと言われてしまう。だがその面接中にラボから、新型ロボの護衛を依頼する電話がかかってくる。成り行きで主人公も現場へ同行し、バトルの腕を見込まれ、ラボの所長であるリンファから新型ロボ・レイ01を受け取る。

事務所の一員として、各地で起こる事件に関わっていく中で、やがて主人公は世界の常識を覆す大きな戦いに巻き込まれていくことになる。

登場人物[編集]

スティルハーツ[編集]

アーネストが経営するバウンティハンター事務所。主にハリーやアーネストが原因で、周囲からはバカンティハンターの事務所だと言われている。

プレイヤー(自分で名前がつけることができ、ムービーでは「ケイジ」と名前が付いている)
銀色の髪と長い赤の鉢巻が特徴的な青年で、本作の主人公。幼い頃に母をなくし、父は仕事に出たまま帰ってこないでいたが、ある日突然父の死を伝えられ、彼の遺言に従いカスタムロボのコマンダーとなった。現在はアパートで一人暮らしをしており、管理人のルーシーに面倒を見てもらっている。右手につけている一風変わったデザインの腕時計は父の唯一の遺品。
コマンダーとなるためバウンティハンター事務所であるスティルハーツを訪ねるが、元々カスタムロボに関する興味がなかったためまるで知識を持っておらず、アーネストやハリーからは呆れられていた。アクシデントの中、卓越したバトルの才能をリンファに見込まれ、戦闘データを採るという条件付きで開発中の新型ロボ・レイ01を譲り受ける。彼女の推薦もあってスティルハーツに採用され、念願のバウンティハンターとなった。
素直で優しく正義感もあるのだが寝起きが大変悪く、よく寝坊してはルーシーやアーネストに怒られている。他キャラとの掛け合いではツッコミに回ることが多い(プレイヤーの選択肢にもよる)が、時々強烈な天然ボケもかます。
使用ロボは自由に選ぶことができるが、前述の通りストーリーの進行上ではシャイニングファイター型ロボ・レイ01を使用していることになっている。また、カスタムロボシリーズの主人公としては唯一セリフがあり、表情も多彩(『V2』に登場した初代主人公を除く)。
ハリー
スティルハーツに勤めるお調子者の青年。ナンパが好きで綺麗な女性を見かける度に声をかけて回っているが、プレイヤーにアドバイスを授けたりマーシャをいつも気にかけているなど面倒見のいい一面も持つ。
後輩であるプレイヤーに負けてしまうことも多く、その度に言い訳をしたり開き直ったりしているが、決して嫌っているわけではない。ストーリーが進むにつれて徐々に友情を深め、距離を置かれていたマーシャも心を開いたことで周囲から認められる名チームとなる。
劇中では何かと過小評価を受ける彼だが、Sランクの試験をクリアしたり、ゼクスの隊員を立て続けに破るなどその実力は高く、ポリス隊のエリートである姉・ミラにはよく入隊を薦められる。ただし本人は堅苦しい制服姿を嫌う上、教養試験が相当嫌ならしくバウンティハンターに必要なDランクのライセンスしか持たない。
なお、ストーリークリア後にプレイできる後日談「激闘編」におけるラスボスは意外にも彼である。
愛機はシャイニングファイター型のラーバ。ガトリングガンを愛用するがプレイヤー同様に様々なガンを用いたカスタマイズを行い、旅立ち編のラストバトルではサークルソードガンを、激闘編のラストバトルではフレアキャノンガンをそれぞれ使用している。チェックメイトエッジというホロセウムを作り出せるが、激闘編でのラストバトルでは全ホロセウム中最も狭いステージ・サドンデスステージで戦うことになる。
マーシャ
スティルハーツに勤める、長く青いツインテールが特徴の儚げな少女。ライセンスはBランク。幼い頃に両親を亡くした上、ポリス隊のエリートだった兄もある日突然消息を絶ち、天涯孤独の身となってしまう。成長した今は、慕っていた兄の行方を追うためにポリス隊への入隊を目指し、何度もAランクの試験に挑戦しているが未だ受かっていない。
特殊な能力・ハーフダイブを行え、その力の研究のため子供の頃から人間として不当な扱いを受けることが多く、ラボやその研究員たちをひどく嫌っている。スティルハーツのエースとも称されるほどコマンダーとしての能力も高く、ミラによるとハーフダイブと戦闘の両方のスキルを併せ持つのは世界中でも彼女ぐらいで、非常に稀有な存在であるらしい。
プレイヤーやハリー、リンファと触れ合っていくうちに閉ざしていた心を開き、ハリーの機転によって初めて「自分の為」ではなく、「誰かの為」に戦うことを意味を知る。
劇中では「プレイヤーとならいいコンビを組めそう」と話しており、彼のことを気にかけていたようだ(激闘編では特に強調されている)。その反面ハリーに対しては無意識のうちに冷たくあしらうことが多く、激闘編の終盤ではその存在を忘れていたことさえある。
愛機はエアリアルビューティー型のミルキーウェイ。マルチプルガンを愛用する。ホロセウムを作り出せる(Lフォーメーション)。
アーネスト
スキンヘッドが特徴的な、スティルハーツ所長。厳つい外見とは裏腹に仲間思いの性格だが金にうるさく、酒癖が大変悪い。
ハリーをはじめとする周囲の人物からは基本的に馬鹿者呼ばわりされているが、実は超エリート校として名高い「タクマ大学」を主席で卒業していたことが旅立ち編中盤で判明する。リンファ曰く「いくら勉強しても彼には勝てなかった」らしく、彼女とは学生時代からの友人で、同い年であったことも明かされた。
旅立ち編ではSランクを持っていなかった(それまでのランクは不明)が、激闘編ではポリス隊での試験を見事クリアしてSランクとなり、最後のバトル大会に参加している。本来技術面、精神面から見てもSランクであってもおかしくない人物であったそうだが、前述の酒癖が災いして国家機密を守ることができないと判断されていたらしい。旅立ち編の終盤ではアールの討伐と知らされずにポリス隊からのプレイヤーたちへの依頼を仲介するが、事の重大さを見抜いて彼らを引き止めるなど、仲間に対する愛情が見て取れる。
愛機はメタルグラップラー型のメタルベア。スナイパーガンを愛用する。
名前は強面(コワモテ)俳優のアーネスト・ボーグナインのイメージから[1]

ラボ[編集]

国が運営する公共のカスタムロボ研究施設。所長はリンファ。レジュレーション(規制)内のパーツを作っている場所でもあり、施設内には様々なパーツのモデルが飾られている。

リンファ
ラボの所長で、研究員の中で唯一メガネをかけていない、金髪のグラマラスな女性。白衣の下に着たピンクのドレスと網タイツも印象的。ハリーの言う理想の大人の女性で、才色兼備と言うにふさわしい。
愛機はライトニングスカイヤー型のベリアス。ホーネットガンを愛用する。
シェリー
ラボの研究員である美少女。メガネと緑の髪が特徴。研究一筋であるため、化粧やファッションには無頓着であるらしい。
愛機はトリックフライヤー型のバギーで、ロボのカラーはレッド。
名も無き研究員
全員がメガネをかけている。研究に没頭するあまり、お風呂に入らなかったりする人が多い。主人公に対しては色々な知識をくれる人々でもある。
名前はないが、研究員の中でも息子を自慢する研究員や、非常に無口な研究員など個性がある。
作中で名前が明らかになったのは前述のシェリー、そしてジンとカトゥの三人のみで、激闘編ではこの三人と同時に戦うバトルも用意されている。

隣の家の人々[編集]

ルーシー
主人公の住むアパートの大家。主人公にとっては育ての親のようなもの。朝は主人公を起こしに来てくれている。ちょっとズレているがいい人。昔はファッションモデルだったらしいが、致命的なミスをいくつもおかしたと言う事を自慢げに語ったりしている。『スティルハーツ』を『ステルハート』と言ったり、横文字はやや苦手なようだ。激闘編にてカスタムロボを購入。ダイブの際に大袈裟なポーズをとるが、これはレイ01勝利時のポーズの転用である。
激闘編になると、ルーシーの家に入ることができる。
愛機はファンキービッグヘッド型のホバーヘッドで、ロボのカラーはレッド。
名前はアメリカのコメディドラマ「アイラブルーシー」の主役のイメージから[2]
ピカート
主人公の住むアパートの隣人一家。
頭が綺麗にはげている一家の大黒柱。家族で積極的にカスタムロボ大会に参加する。奥さんには打ち明けていないが、大会に参加して新しいカツラを買いたいらしい。その願いは激闘編にて奥さんに許され、さらには賭けバトルで賞金を手に入れいろいろ変えたりしている。その髪型はアフロや武士みたいな感じの髪型やハリーの髪型を真似たもの(メガネも真似ている)、最終的には主人公と同じ髪型を気にいっていた(主人公は嫌がっていたが)。
愛機はファンキービッグヘッド型のプレジャーヘッド。レフト・ライト5ウェイガンを愛用する。ホロセウムを作り出せる(アイスバーン)。
フランソワ
とてつもなく巨体の奥様。ピカートとは良く喧嘩をするが一時的なもので非常に仲が良い。夫婦ゲンカをしていてそれぞれ主人公とハリーにロボバトルで止められると、不良=ハリーを一緒に倒そうと仲直りをしてバトルを挑んでくる事があった。
愛機はメタルグラップラー型のメタルコング。購入した際、店員に「奥様にお似合いですよ」と言われたらしい。ホロセウムを作り出せる(マグマドーム)。ブレードガンを愛用する。
ハル
二人兄弟の兄。それなりの技術と知識を持ち合わせており将来は主人公の様なバウンティーハンターになるのが夢。いつも父と母の様子を客観的に見守り、妹のナヒンに対してはトレーニングをしている。
ハリーに対しては見下している様子があり、将来子分にするとさえ語っている。小さい子供であるためか、セリフに漢字は一切無い。
愛機はファンキービッグヘッド型のシールヘッド。ホロセウムを作り出せる(ポップンロコモーティブ)。
ナヒン
二人兄弟の妹。幸いにも母親には似なかった。将来はポリス隊に入るのが夢。ピカートとフランソワ(両親)が喧嘩するとすぐに泣く。兄のハルにトレーニングをつけてもらっている。
マーシャを慕っているが、ナンパ好きのハリーに対しては嫌悪している。ハル同様、セリフに漢字は一切無い。
愛機はリトルレイダー型のリトルチック。ホロセウムを作り出せる(ポップンロコモーティブ)。

ポリス隊[編集]

Aランクを有する人間が入隊することを許可されているエリート集団であるが、署長・ミラ・リョウトを除く隊員達は逃げ腰であることが多い。トレーニングルームには何故か「心・技・」と書かれたボードがある。

署長
ポリス隊の署長を務める初老の紳士。本名は不明。ポリス隊でも署長のバトルは伝説と言われていたのだが、体を壊してコマンダーを引退していた。激闘編ではコマンダーに復帰し、孫ともバトルをしているらしい。
いつもは普通の喋り方だが、演説を始めると長くなる癖がある。
愛機はメタルグラップラー型のメタルオックス。レイフォールガンを愛用する。
ミラ
ポリス隊の隊長を務める女性で、ハリーの姉。Aランク試験を一発で合格するほどの秀才。ベリーショートの髪とタンクトップが印象的で、見た目も性格も男っぽいが弟思いであり、料理も上手なようだ。また、腕時計収集の趣味を持つ。
愛機はエアリアルビューティー型のスピカ。サンダーガンを愛用する。
リョウト
ポリス隊の副隊長を務める青年。異常に質の低い隊員達をいつも叱咤激励している苦労人。ミラを慕っているが、弟であるハリーとは犬猿の仲。
はじめはハリー達バウンティーハンターを見下している風だったが、物語が進むにつれ彼らにも理解を示し、わだかまりが解けハリーや主人公をライバルと認めるようになる(口頭では「ハリーだけは認めん!」と語っている)。
かつて、ポリス隊に所属していたセルゲイともライバル同士だったらしい。
愛機はストライクバニッシャー型のハルベルト。マグナムガンを愛用する。
ポリー
主人公が初めて出会うポリス隊の一人。しかし仕事に対して熱意は無く、よく仕事をサボってボギーの店で行われる(違法な)賭けバトルに参加している。バトル中にも関らず入院費や治療費を気にしており金にがめつい。
「激闘編」のとあるバトル大会では進行を務め、全員同じ制服だから一人くらいいなくてもバレないだろうと仕事をサボり続けた結果、ついに給料が振り込まれなくなったことが明らかとなった。
愛機はストライクバニッシャー型のジャベリンで、ロボのカラーはイエロー。
げんのすけ
「旅立ち編」で主人公達が参加したポリス隊主催のカスタムロボ大会1on1部門の優勝者(主人公達は2on2部門に参加していた。)。のちに主人公と何度か顔を合わせ、対戦もすることになる。しかし、その大会にはほんの数名しか参加していなかったらしく、実力は微妙。
最初はポリス隊の汎用モデルで登場するが、「激闘編」でミラが自宅で開いたカスタムロボの大会に呼ばれた際、制服で来るよう指示されていたのを忘れ、私服で来てしまったため素顔が明らかとなる。このエピソードからも分かるように、少々おっちょこちょいなようだ。
愛機はストライクバニッシャー型のジャベリン。
ヒロコ
ポリス隊の女性隊員。「激闘編」で初登場する。ほかのポリス隊員と同じく、素顔を拝むことはできない。
普段は子供たちに正しいロボの使い方を教えている。
愛機はライトニングスカイヤー型のディフェンダーで、ロボのカラーはレッド。

ダークブルー事務所[編集]

比較的人気のある事務所。スティルハーツとはライバル。スティルハーツに就職する前に主人公が面接に行ったことがある。

イービル
女の子にモテる男性ではあるものの、スティルハーツを侮辱したりとその性格は良いものではない。常に回りに取り巻きがいて威張り散らしているが、バトルの腕や統率力はあるようである。なお作中で唯一セリフ(「イヒヒヒッハッハァー」という笑い声)が音声で流れる人物である。
旅立ち編ではスティルハーツを馬鹿にしている。終盤でゼクスに入るためアールを手土産として倒したが、イザベラとイライザを間違えてしまい、イライザと約束したがイザベラは知らなかった為に手痛い扱いを受けてしまった。その後は不明。激闘編ではゼクス幹部と同じく記憶を消されたと言っているが、性格は変わっておらず本人が自演している可能性がある。前述の旅立ち編終了後の動向については、主人公が内心でほとぼりが冷めるまでどこかに隠れていたと推測している。
自分でホロセウムを作り出せないのが秘かにコンプレックスだったらしく、激闘編でホロセウムを制作する会社に自分用のホロセウムを特注していた。
愛機はトリックフライヤー型のジャグラー。激闘編の終盤ではホロセウムを作り出せるようになった(ギガンティックステージ)。
デフレ
ダークブルー所属のコマンダー。イービルにいつもついてまわっている腰巾着。
イービルと同じく性格は悪く、よくイービルに続けてスティルハーツに嫌味を言う。体格もイービルに似て痩身長躯。
イービルをヨイショし機嫌をよくさせる世渡り上手な面も。
愛機はライトニングスカイヤー型のブレイカーで、ロボのカラーはレッド。
バブル
ダークブルー所属のコマンダー。デフレと同じくイービルの取り巻き。
しかし、性格はおっとり穏かで、スティルハーツに限らず、他人の悪口を言ったりはしない。それどころか、公園で偶然出会った主人公に礼儀正しく挨拶をしたりもしていた。体格も二人とは対照的にがっしりとしている。
愛機はメタルグラップラー型のメタルオックスで、ロボのカラーはイエロー。

ゼクス[編集]

目的や人員など、組織の詳細が一切判明していない謎のコマンダー集団。今まではあるかも分からない集団だったのだが、ボスの死後に行動が活発化した。レギュレーションを無視した危険なパーツ(違法パーツ)を作っており、幹部達は専用の違法パーツを使用している。

旅立ち編ではアールの力を狙う組織として活躍するが、かつては人知れずアールを倒すための組織であったことが終盤にて明らかになった。激闘編ではセルゲイを除くメンバー全員が記憶消去装置(後述)によって記憶を消され、ゼクス博物館(ゼクスのアジト)で活動する劇団という形で登場する。

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ゼクスを統率する人物で、その正体は主人公の父。バトルの能力は大変優れていたとされイライザ、イザベラを一人で圧倒したとされるが、数か月前に死亡している。アールの出現を予期しており、その対策の為にゼクスを作り、コマンダーを育成していた。だが、彼の死後はオボロ派とイライザ派に分かれ今の犯罪組織としてのゼクスとなってしまうこととなってしまう。彼は幹部がアールの力を手に入れようとすることも予期しており、最も信頼する部下であるセルゲイに後事を託していた。
激闘編では彼の若い頃のバトルデータが発見され、ゼクスのアジトでの最後のバトルを飾ることとなる。
愛機はシャイニングファイターをベースにした違法型のレイレジェンド。Vレーザーガンを違法改造したXレーザーガンを使用する。
オボロ
ゼクス幹部。山姥のような髪型と左目の眼帯が特徴。バトルレボリューションでは珍しく、名前も服装も和風。残虐で手段を選ばない性格。ただマーシャがセルゲイの妹と知って加減をしたりすることもある。物語終盤ではセルゲイの裏切りに怒り、アール第二形態にダイブして主人公たちと戦うが、敗北後アールに拒絶され、強制的にダイブを解除されてしまう。激闘編では「ゼクス最強の幹部」と紹介された。
激闘編ではゼクスのアジトでの案内を務め、自身が参戦するバトル大会では演技を忘れて案内役の口調のままで喋るといったコミカルな面も見せた。
愛機はストライクバニッシャーをベースにした違法型のラカンセン。ドラゴンガンを違法改造したオロチガンを愛用する。ホロセウムを作り出せる(オリエンタルウォール)。
セルゲイ
オボロの側近であり、ゼクス幹部でゼクスボスの腹心の部下。青い髪と顔の大部分を隠す仮面が特徴。ホロセウムを作り出せるが、そのホロセウムはマーシャのものと同じである。その正体は実はマーシャの実の兄で、ポリス隊の幹部である。
Sランクを取得し、興味本位で外界に行った時に主人公の父と遭遇、彼から守る大切な者にいるかと聞かれ妹のマーシャの事を思い、彼の意思に従いゼクスに入る。ボスの死後はオボロの側近として行動するが、これもアールを倒せる者が現れるまでの偽装で、外界で主人公たちと遭遇した際にオボロを裏切る。その後真実とボスの意思を語り、アール迎撃後はゼクス幹部として自身も逮捕するよう願うも、上官であるミラの命令でポリス隊への復帰となる。激闘編では記憶を消されたオボロたちの監視役としてゼクスのアジトへと主にいることとなる。
結局、劇中で仮面を外す機会はなかったが、素顔を見たがる女性ファンは多いようだ。
愛機はライトニングスカイヤーをベースにした違法型のルヒエル(これはポリス隊復帰後の激闘編でも同じ)。イーグルガンを違法改造したガルーダガンを愛用する。
イザベラ・イライザ
ゼクス幹部。オボロ派とは対立関係にある。色気のある美女であり、美男子には目がないサディスト。一貫性のない行動や言動が目立っていたが、物語終盤で双子の姉妹である事が判明する(イライザが姉で、イザベラが妹)。激闘編では2人とも「ゼクスの美人幹部」と紹介された。
なお、二人とも扇子を持っており、イライザは左利き、イザベラは右利きである。
愛機は二人ともエアリアルビューティーをベースにした違法型のアルテミス。ロボのカラーリングは互いに異なり、イライザがオリジナルカラーでイザベラがレッド。イライザがレフトアークガンを違法改造したルナビートガン、イザベラがライトアークガンを違法改造したディアナビートガンを愛用する。ホロセウムを作り出せる(2人ともパニックキューブ)。
「BR」は他の作品とは別世界の物語なのだが、「激闘!」にフランス人のコマンダーとして名前が登場。デュアル・ダイブでバトルをしていると判明。
因みに両者とも名前は「エリザベス」の愛称である。
シナ
オボロの手下で、幹部ではないが、実力は一般の戦闘員と比べて数段上で、次期幹部候補と言われている(その為か服装は幹部同様独自のものである)。
人から恨み、妬まれることが好き。激闘編でオボロと組んだ際に、セルゲイ以上に気があう事が判明。
愛機はライトニングスカイヤー型のブレイカーで、フレイムガンを愛用。

その他[編集]

鈍・田大(どん・でんだい)
恰幅の良い料理人。中国人のようななまりがある話し方をする。料理に関しては確固たる自信を持っているものの、閉店時に料理を回しっぱなしにしていたりなど、品性が疑われる。また、論点がいつもおかしいところにある。
愛機はリトルレイダー型のペキンダック。
トーマス・アンソニー
トーマスは青い長髪の男性。アンソニーは赤い短髪の男性。二人ともメアリーとデートする約束であったが、ブレンドパークで鉢合わせてしまいケンカとなった。
しかしその後はケンカを通じて互いに友情が芽生え、親友となる。
愛機は「旅立ち編」ではトーマスがシャイニングファイター型のスプレンダー、アンソニーがトリックフライヤー型のクリミナルだが、「激闘編」では互いに愛機が逆になっている。
メアリー
ピンクの髪の女性。様々な男性とデートしているが、まったく同じ時間に異なる人とのデートの約束を入れてしまい、トラブルを起こしている。
愛機はエアリアルビューティー型のアース。
ソフィー
トレーニングジムの受付をしている青い髪の女性。激闘編では主人公に勝ってスターになりたいという理由でカスタムロボを始めた。
愛機はエアリアルビューティー型のスピカで、ロボのカラーはイエロー。
トリッシュ
試験場の受付をしている赤い髪の女性。激闘編ではハリーに「ダイエットにいい」と勧められてカスタムロボを始めた。仕事とプライベートでは口調を使い分ける。
愛機はリトルレイダー型のリトルチックで、ロボのカラーはレッド。
ボギー
ボギーの店の店主の男性。違法の賭けバトルを店の奥でやっているが、本人の人柄は良い。
愛機はファンキービッグヘッド型のホバーヘッド。
ロイド
ボギーの店でウェイターをしている男性。
愛機はリトルレイダー型のペリグリン。
ケンゴ
伝説のコマンダーの一人。カスタムロボV2に登場したキャラクターで、今作ではバトルシミュレートプログラムとして登場する。
愛機はストライクバニッシャー型のジャベリンで、ロボのカラーはブルー。「カスタムロボV2」にて弟・ヤイバの使っていたアクセルガンを使用する。
ジロウ
伝説のコマンダーの一人。過去のシリーズ全作に登場したキャラクターで、ケンゴと同じくバトルシミュレートプログラムとして登場する。今回も永遠のナンバー2であることを主人公にいじられてしまう。
愛機はメタルグラップラー型のメタルベアで、ロボのカラーはレッド。使用ガンはもちろんレイフォールガン。
フカシ
過去のシリーズ全作に登場したキャラクター。
「旅立ち編」では賞金首として名前のみが登場したが、どのような風貌かはわからなかった(ただし、スティルハーツ事務所にはポスターで前作までのフカシの顔が貼られている)。
「激闘編」では前述の二人と同様にバトルシミュレートプログラムとして登場するが、本来バトルする予定ではなく、コンピュターウィルスとして侵入し、「伝説の最強コマンダー?」としてバトルプログラムに乱入してくる。「旅立ち編」に登場した賞金首のフカシと同一人物かどうかは不明。
以前の作品はドデカンを愛機としていたが、今作にはドデカンは登場しないため(作品中では「製造中止になった」と語られている)、ファンキービッグヘッド型のプレジャーヘッドを使用する。
ロボのカラーはイエローで、ガン・ボム・ポッドは全てジャイアントシリーズを装備している。
マモル
「伝説の最強コマンダー」としてバトルシミュレートプログラムが用意されていたが、コンピューターウィルスの侵入により起動できなかった。
恐らく過去のシリーズ全作に登場したマモルと同一人物と思われるが、詳細は明らかになっていない。
名もない人々
ほとんどの場所にいる老若男女をさす。外見はまったく一緒であるものの、それぞれに微妙に違った個性が存在する。分かり易い人物としては、 ラボの研究員に父親がいる男の子や、ブレンドパークのカップルなど。
ゲーム中のイベントでは外見が全く一緒ために、誰が誰だか分からなくなっていたり、自分達の姿を皮肉っている人までいる。

用語[編集]

地名[編集]

トレーニングジム
会員制のジムで機械相手にトレーニングを積む事ができる。機械は最新式で自己意思を持っている。
ボギーの店
マスターの名前に由来するバーである。スティルハーツの経営者・アーネストはここの常連客であり、他にもダークブルーの所長・イービルが常連。ポリス隊とはできるだけ良い距離感を保っていたいと考えているようだ。
店の隠し部屋で、違法の賭けバトルを行っている。
ブレンドパーク
フィールドの中央に位置する公園。ほとんどが名も無き人々ではあるものの、ゼクス俳句をやっていたり、やたらいちゃいちゃしているカップルがいる。ゼクス俳句とはブレンドパーク内で、何故かゼクスとは何かを考える俳句が流行している。ゼ、ク、スから始まる言葉で始まる事がルールで、最後のスは「スズキさん」と決まっている。また流行しているのはブレンドパーク内だけである。
カスタムロボ免許認定試験場
AランクからDランクまでのライセンスを習得することができる。コンピューターは旧型で聞き取り辛く漢字とカタカナで表記される。
大門
鈍・田大(どん・でんだい)という料理人が経営する中華料理店である。料理は非常においしく、中華であればメニューに載っていないものは無い。だが、作中の中では悲劇に巻き込まれることが多く、閉店していることが多い。そのためもあり衛生管理が非常に甘い。だが本人はいたって気にしていない。店自体が揺れるため本人は不審に思っている。
外界
後述のSランクのライセンス所有者のみが知る、世界の果ての向こうにある世界。
作中では、世界の果ては壁に囲まれているとされており、そこから先へは進めないということになっているが、実はその先にはかつてアールに滅ぼされた世界が存在している。アールの存在を知られることを危惧した政府が記憶消去装置を使うことで外界はアールの記憶とともに秘匿され、ポリス隊署長らSランクライセンスの所有者たちにのみ国家機密として密かに知られている。作中ではSランクライセンス所有者、外界にアジトを構えるゼクスの構成員らがその存在を知っている。「旅立ち編」の戦いの後、Sランクのライセンスとともに公開されることとなった。
ちなみに、世界の果ての壁はカスタムロボの銅像の後ろに存在しており、外界へ向かうのに列車を使用する途中で大門の下を通過することになる。大門で地震が多いのはそのためである。
ドーム
先述の外界に対して、世界の果ての壁の内側の世界。
一般ではドームの中が世界のすべてであるとされており、世界の果てには壁が存在すると教えられている。作中で草が柔らかいことに違和感を覚える台詞が存在することから、ドームの中が天然の自然環境ではないことがわかる(後述)。

カスタムロボに関わる用語[編集]

ロボ
ボディ・ガン・ボム・ポッド・レッグにはそれぞれ種類があり、敵やホロセウムなどの状況に合わせてパーツを組み替えることによって戦術を組み立てていく。ロボは持ち歩きが可能であり、いつもはキューブ型でロボキューブと言われる。ホロセウム内で実際に起動した時の大きさとしては30cm程度。世界の中でその技術が活用されているのだが、それ自体の技術は未知な部分が多い。元々は子供の玩具だった。詳細はカスタムロボを参照。
『BR』では新しいロボには全てのパーツは揃っていない。それはカスタムロボ自身がある程度の経験を積まなければ、新しいパーツを使いこなせないという考え方から来ており、パーツジェネレータではその経験を読み取り、使用できるパーツを自動登録してくれる。
タイプ
ロボにおける型・種類の事を指す。ロボの分け方においては最も大きな区切りである。例としてはシャイニングファイター型やエアリアルビューティ型などであり、性能に特徴がある。特徴についてはロボのパーツに解説。
スタイル
ロボにおけるタイプを更に細かく分けたものをスタイルという。種類は「ノーマル」「アーマー」「スピード」の3種類である。
「ノーマル」は全てのスタイルの基本であり、最もバランスのとれたもの。「アーマー」は防御力が高い代わりに移動力が低くなっている。「スピード」はノーマルより移動力が高い代わりに防御力が低くなっている。
ステルス機能
ストライクバニッシャー型のロボが有している機能。空中ダッシュ中やアタック中に一時的に姿を消す機能を指す。ステルス中はガンを無効化する。ボムやポッドの爆風によるダメージは受ける。
ポリス隊の隊員はステルス機能を有するロボを使用していることが多い。
自律機動型
コマンダーがいなくても、自分の意思で動くロボ。この世界では作業用として使われて、それ以上の技術は無い。
違法パーツ
ロボやパーツには、コマンダーの安全を守るために一定の規制(レギュレーション)が定められているが、その規制を無視したパーツを総称してこう呼ぶ。
セイフティ装置
相手に怪我をさせないようにするため、ロボのパワーを抑えるための俗に言う安全装置。ロボキューブにスイッチがあり、切り替えが可能。
アール
数百年前人類を絶滅の危機に追いやったカスタムロボ。元は「実体の無い生物」だが、その時偶然に子供が持っていたカスタムロボ(ライトニングスカイヤー型)とシンクロして姿が見えるようになり、コマンダー達と記憶消去装置で止められる事ができた。その存在は政府によって秘匿されていたが、オボロやイライザがその巨大な力を手に入れたがっていた。主人公達とは会うたびに進化して姿が変わっているが、最終的に主人公ら三人に倒されて消滅した。
対象を徹底的に破壊後、休眠状態となり破壊した対象の能力を取り込み、再び破壊活動を再開すると言う性質を持っている。カスタムロボとシンクロしたのはこの性質のためである。また、アールが作り出すホロセウム(アスレチックパーク、ロストワールド)はかつてアールに破壊され、取り込まれた自然環境(BRの時代に天然の自然は既に無く、作中に登場する自然は全て模造品)を再現した物である。勝利ポーズはただ左腕を真っ直ぐ向けただけ。
スタイルはアール第1形態がノーマル、第2形態がスピード、第3形態がアーマーである。ライトニングスカイヤー型が元なので長く素早いダッシュが可能。
第一形態の性能は比較的普通の物だが、第2形態ではダウン時間が縮み、耐久力が上昇。第3形態に至っては『V2』に登場したジェイムスン並の防御耐久力を誇るが、ジェイムスンに比べサイズが小さく機動力の面では圧倒的に上回る。後に『激闘!』にアールに似た性質のハドロンという違法ロボが登場するが、ハドロンにはダウンを奪ってオーバーロードを狙う戦法が通用するのに対して、アール第三形態はダウンせず無敵時間だけが存在するのでオーバーロードを狙うこともできず、カスタムロボ史上最強のロボである事は間違いない。

コマンダーに関わる用語[編集]

コマンダー
ロボを操る人を総称してこう呼ぶ。
ダイブ
カスタムロボをあやつるためにコマンダーとロボが心を一つにする事で、ロボがダメージを受けると少なからず精神的ダメージを受ける。
パーツジェネレータ
ロボの経験を読み取り、新しいパーツを組み込んでくれる。他にデータチップを組み込むことで、新しいパーツを手に入れることも可能。ロボにはバトルの経験を記憶する機能があり、最初はスタンダードなパーツしか入っていないロボも、バトルの経験を積むことにより、他のパーツを制御できるようになる。
ホロセウム
コマンダーの記憶、思想から作り出されるバーチャルの試合場のこと。ホロセウムを作り出せないコマンダーも多く存在している。それはバトルの強さなどではなく持って生まれたもので体質に近い。作中では主人公は作り出せないが、ハリーやマーシャは独自のホロセウムを作り出せる。ハリーであれば、姉であるミラと同一のホロセウムである。ホロセウムを作り出せなくても、ロボに組み込まれているデータや、ホロセウムを作り出すホロセウムデッキなどを用いて作り出すことが可能である。依頼に応じたホロセウムを作る会社も存在する。
アイコンタクトレジスター
本来は「ロボは最初に目を合わせた人が持ち主として登録され、その人の命令しか聞かなくなる」と言う物だが『BR』ではボタンを押すだけとなっている。ロボは普段はキューブの形をしているがホロセウム内ではカスタムロボに変形する。
バウンティーハンター
カスタムロボで色々な事件を解決するのが仕事(ほとんどはポリス隊が取り合わない小規模な事件)。Dランクのライセンスが必要。ライセンスを有していないと本人と働かされた側に責任がある。主人公が属するスティルハーツがこれであり、他にポリス隊と違い、給料が少ない。このため、ポリス隊はエリートと呼ばれている。基本的にポリス隊とは仲が悪い。
ライセンス
A~Dランクまであり、ポリス隊やバウンティーハンターなどの仕事をする際に必要なもの。Aが最高ランクだが実は密かにSランクが設定されており、ごく一部のものがこのSランクを所持していた(ポリス隊の署長、ミラ、リョウトなど。物語の中盤では主人公、ハリー、マーシャも取得。激闘編ではSランクの存在が公になり、アーネストなども取得した。旅立ち編で習得出来なかったのは、実力・人格はあるが酒を飲むと口が軽くなる為、Sランクを持つ者でしか知らない秘密をしゃべってしまう可能性があったから)。
取得するにはSランクライセンスの所有者によって実力・人格ともに認められる必要があり、これは前述したアールの存在を秘匿した理由の一つに「アールの力を利用する」ことを危惧したことが存在するためと思われる。
ハーフダイブ
世界に数人のみその能力を有している。基本的にカスタムロボはアイコンタクトレジスターした人間にしか扱えないのだが、ハーフダイブではカスタムロボに残っている残留思念を読み取る事ができる(そのロボ自体を動かせるわけではない)。残留思念とは、コマンダーがロボを通して見たものや、コマンダー自身が思考したことなどを指す。使用すると精神的負担が大きいほか、この能力を有する人物の特徴として(例としてマーシャなど)はとても繊細で傷つきやすい。主人公曰く「並外れて繊細」。
賭けバトル
お金を賭けて行うバトルのこと。違法行為として禁止されているが、ボギーの店では隠しドアの奥でやっている。
記憶消去装置
対象者の記憶を消去することができる機械で、かつてゼクスのボスがアールの進化の記憶を消去して完全に倒すために外界から盗み出した。旅立ち編の終盤にて存在が明かされ、アールを倒すためのキーアイテムとなる。小型の装置で、ゼクスのボスによって意外な場所に隠されていた。激闘編ではラボの技術によって複製が成功し、犯罪者の記憶を消去する用途で使用された。

ロボ・パーツ[編集]

カスタムロボのロボ、パーツ一覧を参照。

主題歌[編集]

カスタムロボシリーズでは初めてボーカル曲が使用されている。この曲はタイトル画面で一定時間経過すると、映像とともに曲が流れる。映像は2パターンあるが、後者では流れていない。また、テレビCMでも使用されている。

  • 『Identity -prologue-』
    作詞:萩原慎太郎 作曲:BOUNCEBACK 歌:dream

ストーリーの分岐点[編集]

プレイヤーは主人公として選択肢を何度か選ぶことができるのだが、選びようによってはその後のストーリーに変化がある。だが、根気よくその選択肢を選ぶ必要がある。分岐点は以下のとおり。公式サイトに詳細な情報がある。

  • ミラの家での食事会
  • ポリス隊での決意
  • 外界のお化け屋敷前

脚注[編集]

  1. ^ 公式サイトの「カスタムロボ ちょっといい話 第六回」より。
  2. ^ 公式サイトの「カスタムロボ ちょっといい話 第六回」より。

外部リンク[編集]