カイチ

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カイチ・獬豸(かいち)は、中国伝説上の動物である。

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[編集] 中国

中国のカイチ

中国語ではシエジと読む。「論衡」「淮南子·修務編」の記載から、姿は大きいものは、小さいものはヒツジに似ているとされる。また風貌は麒麟に似ている。全身には濃くて黒い体毛が覆う。頭の真ん中には長い一角を持つことから一角獣とも呼ばれた。この角を折った者は死ぬと言われる。水辺に住むのを好む。人の紛争が起きると、角を使って理が通っていない一方を突き倒す(その後突き倒した人を食べるという伝説もある)。次第にカイチはより正義感のある性格付けがなされてゆき、正義や公正を象徴する祥獣瑞獣の一種)となった。

獬豸の豸の字は「法治」を意味することから、古くから中国人は「法治」の精神をカイチを使って表現した。

古代中国では法律を執行する役人が被った帽子を獬豸冠といった。の時代の役人の着物にも獬豸が刺繍されていた。また副葬品としてカイチの工芸品を選ぶ人もいた。寺ではカイチの化身としてヒツジを飼育した。

[編集] 朝鮮半島

カイチ(ヘテ)石像(韓国ソウル光化門前)

カイチは朝鮮半島にも伝わった。

真贋を見極める能力があるとされ、その石像は魔除けとして建造物の門前などに置かれることがある。

なお、朝鮮(韓国)語での名称はヘテとなり、韓国では企業名に用いられるなど親しまれている。

[編集] 中華民国

獬豸の豸の字は「法治」を意味することから、古くから漢人は「法治」の精神をカイチを使って表現した、正義や公正を象徴する祥獣瑞獣の一種)となった。。現在、台湾国防部憲兵の象徴祥獣中華民国国軍の軍事警察、司法警察をも職掌した。全国の憲兵の頂点に憲兵司令が置かれた。

[編集] 関連項目