オール・ユー・ニード・イズ・キル

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オール・ユー・ニード・イズ・キル
Edge of Tomorrow
監督 ダグ・リーマン
脚本 ダンテ・W・ハーパー英語版
ジョビー・ハロルド英語版
スティーヴ・クローヴス
クリストファー・マッカリー
ティム・クリング英語版
ジェズ・バターワース英語版
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
原作 桜坂洋
All You Need Is Kill
製作 ジェイソン・ホッフス
グレゴリー・ジェイコブズ
トム・ラサリー
ジェフリー・シルヴァー
アーウィン・ストフ英語版
製作総指揮 ジョビー・ハロルド
出演者 トム・クルーズ
エミリー・ブラント
ビル・パクストン
ブレンダン・グリーソン
音楽 ラミン・ジャヴァディ[1]
撮影 ディオン・ビーブ[2]
編集 ジェームズ・ハーバート[2]
製作会社 ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
スペース・トラベル
K/Oペーパー・プロダクツ英語版
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2014年6月6日[3]
日本の旗 2014年7月4日[4]
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[5]
言語 英語
製作費 $178,000,000[6]
興行収入 世界の旗 $298,810,000[6]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $80,510,000[6]
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オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow)は、ダグ・リーマン監督によるアメリカ合衆国イギリスSF映画である。桜坂洋によるライトノベルAll You Need Is Kill』を基にダンテ・W・ハーパー英語版らが脚本を執筆した。「ループもの」の一つである。出演はトム・クルーズエミリー・ブラントらである。アメリカでは2014年6月6日より、3D及びIMAX 3Dで封切りされた[3]。日本では同年7月4日より公開された[4]

英語圏でのタイトルは『Edge of Tomorrow』だが、邦題は小説のタイトルと同じ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』となっている。

日本でのキャッチコピーは「日本原作、トム・クルーズ主演。」「戦う、死ぬ、目覚める―。」。

ストーリー[編集]

近未来。地球は謎の侵略者「ギタイ」の度重なる襲撃により、壊滅状態に陥っていた。防衛軍は辛うじて彼らの侵略を食い止めていたが、敵の強大な戦力になす術も無く、戦死者は増える一方であった。対侵略者の決死の任務にあたっていたウィリアム・ケイジ少佐もまた、敵に何一つのダメージも与えられずに戦死してしまうものの、次の瞬間、彼は戦地に赴く前の時間に戻っていた。その後、何度か戦死し、また前の時間に戻ってしまう出来事が繰り返されるにつれ、ウィリアムは自分がタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付く。やがて彼のもとに、自らも同じタイムループに巻き込まれていたという特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキが現れる。彼女と戦うにつれ、ウィリアムの戦闘技術は徐々に向上していった。こうして二人は終わりの無い戦いを繰り返す中で、少しずつ敵を倒す糸口をつかんでいくのだが…[7]

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ウィリアム・ケイジ少佐 トム・クルーズ 森川智之
リタ・ヴラタスキ軍曹 エミリー・ブラント[8] 東條加那子
ファレウ曹長 ビル・パクストン[9] 大塚芳忠
ブリガム将軍 ブレンダン・グリーソン 勝部演之
カーター博士 ノア・テイラー 隈本吉成
グリフ キック・ガリー英語版 山内健嗣
スキナー ジョナス・アームストロング 西凜太朗
キンメル トニー・ウェイ英語版 金光宣明
クンツ ドラゴミール・ムルジッチ英語版[10]
ナンス シャーロット・ライリー英語版[11] 橘凜
フォード フランツ・ドラメー英語版 田尻浩章

製作[編集]

2009年、桜坂洋による2004年の小説『All You Need Is Kill』の映画化権を取得した3アーツ・エンターテイメント社は[12]、小説を基にしたダンテ・W・ハーパーの脚本の売り込みを始め、2010年4月、ワーナー・ブラザーズが300万ドルの契約で購入した[13]。プロジェクトは同スタジオ下で企画が進み、ダグ・リーマンが監督として雇われた[14]

スタジオは当初主演としてブラッド・ピットを構想していたが[15]、2011年12月にトム・クルーズが選ばれた[16]。トムの年齢に合わせるため、ジョビィ・ハロルドによって脚本が書き直された。

撮影は2012年9月にロンドンワーナー・ブラザーズ・スタジオ・リーブスデンで始まった[17]。同年11月には撮影のためにトラファルガー広場が完全封鎖された[18]

原作との違い[編集]

原作との違いはストーリーをはじめとして多い。

  • 舞台になる国
原作では東京の遥か南方のコトイウシという架空の島だったが、映画版ではヨーロッパ(主にロンドンパリ、フランス沿岸部)に変更されている。
  • 主人公・ケイジ
原作では訓練校を出たばかりの日本人の初年兵だったが、映画版では実戦経験皆無な米軍のメディア担当のアメリカ人に変更された。映画版では当初は階級は少佐だったが、後に二等兵に降格される。原作では「ケイジ」はファーストネームだったが映画版ではファミリーネームとなっている。また、原作では途中からリタと同じバトルアクス(映画版では剣)を使用するが、映画版では使用しない。
  • リタ・ヴラタスキ
原作では黒髪短髪のツンデレ戦闘美少女だったが、映画版ではブロンドのマッチョな女性兵士に変更されている。原作に比べるとやや感情的であり、ケイジを訓練するシーンが追加されている。
  • 原作におけるドジな整備兵 シャスタ・レイル に当たるキャラは、オタク科学者カーター博士 に変更された。

参考文献[編集]

  1. ^ “Ramin Djawadi to Score Doug Liman’s ‘Edge of Tomorrow’”. FilmMusicReporter. (2013年9月4日). http://filmmusicreporter.com/2013/09/04/ramin-djawadi-to-score-doug-limans-edge-of-tomorrow/ 
  2. ^ a b Perry, Spencer (2012年10月1日). “Full Announcement, Release Date for All You Need is Kill”. Superhero Hype. 2013年3月10日閲覧。
  3. ^ a b '300' Sequel Bumped From August to March”. The Hollywood Reporter (2012年9月5日). 2012年10月5日閲覧。
  4. ^ a b “桜坂洋原作、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』特報映像が解禁!”. シネマトリビューン. (2013年12月21日). http://cinetri.jp/news/allyouneediskill_rls/ 2013年12月23日閲覧。 
  5. ^ Edge of Tomorrow (2014)”. 英国映画協会. 2014年6月16日閲覧。
  6. ^ a b c Edge of Tomorrow” (英語). Box Office Mojo. 2014年6月29日閲覧。
  7. ^ “【特報映像】トム・クルーズ主演…“日本逆輸入”SF『オール・ユー・ニード・イズ・キル』”. CinemaCafe.net. (2013年12月21日). http://www.cinemacafe.net/article/2013/12/21/21008.html 2013年12月23日閲覧。 
  8. ^ Justin Kroll (2012年4月16日). “Blunt joins Cruise in 'All You Need Is Kill'”. Variety. 2013年9月12日閲覧。
  9. ^ Bill Paxton In Talks To Join Tom Cruise In All You Need Is Kill”. CinemaBlend (2012年9月18日). 2013年3月10日閲覧。
  10. ^ Dragomir Mrsic gör storfilm med Cruise”. Expressen (2012年10月6日). 2013年3月10日閲覧。
  11. ^ Charlotte Riley Joins Tom Cruise In All You Need Is Kill”. CinemaBlend (2012年8月24日). 2013年3月10日閲覧。
  12. ^ "Warners Makes 7-Figure Spec Deal For Japanese Novel 'All You Need Is Kill'". Deadline.com. Retrieved May 8, 2014.
  13. ^ Fleming, Jr., Mike (2010年4月5日). “Warners Makes 7-Figure Spec Deal For Japanese Novel ‘All You Need Is Kill’”. Deadline.com. 2013年9月20日閲覧。
  14. ^ McNary, Dave (2010年8月23日). “Doug Liman to direct ‘All You Need Is Kill’”. Variety. Penske Business Media. 2013年9月20日閲覧。
  15. ^ Brodesser-Akner, Claude (2011年9月23日). “Warner Brothers Wants Brad Pitt for Doug Liman Film After His Luna Craters”. Vulture. New York. 2013年9月20日閲覧。
  16. ^ Fleming, Jr., Mike (2011年12月1日). “Tom Cruise Close To ‘All You Need Is Kill’”. Deadline.com. 2013年9月20日閲覧。
  17. ^ No cozy nights in for single man Tom Cruise as he hits the West End again”. DailyMail (2012年9月23日). 2013年3月10日閲覧。
  18. ^ Saunders, Louise (2012年11月25日). “Tom Cruise dons a military uniform as he touches down in Trafalgar Square in an RAF helicopter”. DailyMail. 2013年3月10日閲覧。

外部リンク[編集]