オーディン (装甲艦)

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1872年に撮影されたオーディン
艦歴
発注 コペンハーゲン海軍造船所
起工 1871年4月13日
進水 1872年12月12日
就役 1874年9月7日
退役 1912年
その後 解体処分
除籍 1912年6月12日
前級 デンマーク
次級 ヘルゴラント
性能諸元(竣工時)
排水量 常備:3,232トン
全長 73.4m
全幅 14.78m(砲郭部)
吃水 4.9~5.0m
機関 型式不明石炭専焼円缶-基
+横置型2気筒レシプロ機関2基2軸推進
最大出力 2,300hp
最大速力 12.0ノット(機関航行時)
航続距離 9ノット/1,200海里(石炭:177トン)
乗員 236名
兵装 アームストロング 25.4cm(15口径)単装砲4基
8.7cm単装砲4基
3.7cm(-口径)回転式機砲4基
オチキス 3.7cm(23口径)単装砲2基
8mm機銃2丁
装甲(鉄製) 舷側:203mm(最大厚)
主砲砲郭部:203mm(最大厚)

オーディン (Ironclad Odin) はデンマーク海軍装甲艦

概要[編集]

本艦はデンマーク海軍が自国の沿岸警備のために造り上げた装甲艦である。艦名は北欧神話オーディンにちなむ。

艦形[編集]

本艦の武装配置を示した図。

本艦の基本構造は2本のマストと一本煙突を持つ装甲艦としてデンマークはコペンハーゲン海軍造船所で建造された。艦首水面下に水平に突き立った衝角を持つ。水線部に最大厚203mmの鉄製装甲が貼られた。船体中央部の上部構造物内にボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫や機関を守るために箱状似に装甲を配置する当時の防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲をリベットで組み立てられていた。その内部には25.4cm(15口径)後装式単装砲を片舷2基ずつ計4基を配置していた。ボックスシタデルは上方から見て四角形をしており、4隅に前後左右計16つの砲門が開けられ、床面のレールで25.4cm砲の砲架を移動させる事により前後左右に最大2門を向ける事ができた。竣工後に近接戦闘用に上部構造物上に8.7cm単装砲4基が追加された。この武装配置により前後方向に最大25.4cm砲2門、左右方向に最大25.4cm砲2門が指向できた。

参考文献[編集]

  • 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]