オーキド・ユキナリ
オーキド・ユキナリは、ゲーム『ポケットモンスター』およびその関連作品に登場する架空の人物。一般的には「オーキド博士」(オーキドはかせ)の名前で知られている。英語版での名前は「Professor Samuel Oak」で、こちらも名字のみで「Prof. Oak」と呼ばれる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] 概要
[編集] ゲームでの設定
カントー地方のマサラタウンにある「オーキド研究所」で暮らし、毎日ポケモンを研究している。
孫の姉弟がおり、弟の方は『赤・緑』『ファイアレッド・リーフグリーン』で主人公のライバルとなる。姉の名前はナナミで、ブリーダーとしてかなりの腕があるらしい。
上記のように孫がいるため既婚になるが、妻は現在までに一切登場していない。
年齢は、先輩のナナカマド博士が60歳と自称しているため、それより下であると推測される(アニメにおいては、55歳であることが明かされている)。
新人トレーナーにも気さくに話しかけ助言を与えるなど、親しみやすい人柄の持ち主。若い頃はポケモン図鑑完成を目指して旅をしていたが、体の老化による自分のトレーナーとしての限界を感じ始め、ポケモントレーナーを引退。引退しても実力はまだまだ健在らしい所を見せることがある。
ゲーム冒頭のメッセージ曰く、「ポケモン博士」として皆から慕われている。タマムシ大学携帯獣学部名誉教授を務めるなどポケモン界では名が通っており、尊敬する者も多い。ポケモンのタイプによる分類法を提唱したのもオーキド博士である。
各地のポケモン研究者との親交は特に深く、シンオウ地方のナナカマド博士は先輩で、ジョウト地方のウツギ博士はかつての弟子および助手である。他にもマサラタウンの人々、研究員全般、トレーナーの一部、『赤・緑』にも登場する老人[1]、その他多数の友人がいる。カントー地方の四天王キクコは、トレーナー時代のライバルだったという[2]。
ゲーム本編では「ユキナリ」という名は登場しないが、初期の『赤・緑』の攻略本「ポケットモンスター図鑑」及び、漫画『電撃ピカチュウ』においてフルネームが明かされている。
1作目『赤・緑・青・ピカチュウ』版やそのリメイク作『ファイアレッド・リーフグリーン』では、主人公とライバルにヒトカゲ・ゼニガメ・フシギダネのどれか1匹(『ピカチュウ』バージョンでは主人公がピカチュウ、ライバルがイーブイ)をプレゼントし、ポケモン図鑑の完成を任せる。
2作目『金・銀・クリスタル』やそのリメイク作『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、主人公を見守るウツギ博士が尊敬する人物として登場し、主人公に対しても直接助言を与える。また、「オーキド博士のポケモン講座」というラジオ番組にも出演する。かつて新たな100種類が発見される以前に、学会にて「ポケモンは150種類いる」と発表した。
3作目『ルビー・サファイア・エメラルド』と、5作目『ブラック・ホワイト』には直接登場しないが、オーキド博士を彷彿させる話をする人物が散見される。
4作目『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では、ナナカマド博士の後輩、そしてポケモン研究の世界的権威、「ポケモンのいるところオーキドあり」など世界的に有名な博士として、ゲーム内で特定の条件を満たすと主人公の前に姿を現すようになる。
[編集] アニメでの設定
| オーキド・ユキナリ | |
|---|---|
| ポケットモンスターのキャラクター | |
| 登場(最初) | 第1話「ポケモン! きみにきめた!」 |
| 声優 | 石塚運昇 戸田恵子(少年時代) スチュアート・ザグニット(英語版) |
| プロフィール | |
| 別名 | ポケモン学の権威 |
| 年齢 | 55歳 |
| 性別 | 男性 |
| 肩書き | ポケモン研究者 |
| 親戚 | オーキド・シゲル(孫) |
[編集] 凡例
登場時期に記載されている略号は、以下の通り。
- 無印 - PM
- カントー編 - KT
- オレンジ諸島編 - OS
- ジョウト編 - KG
- アドバンスジェネレーション - AG
- ホウエン編 - HT
- バトルフロンティア編 - BF
- ダイヤモンド&パール - DP
- ベストウイッシュ - BW
- サイドストーリー - SS
- 劇場版 - MV
[編集] 人物
アニメ版においても、基本的にはゲーム版に準じた設定であり、日々ポケモンの面倒を見ながら研究を進めている。年齢は55歳[3]。声優は石塚運昇。
毎年マサラタウンの子供が10歳になった日にポケモントレーナー修行の旅に出かけるため、基本的にはフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメのいずれかをプレゼントする[4]。
自身の研究所の庭は広大で、自然環境に近い状態のポケモンの生態を研究するため、多数のポケモンを放し飼いにしている。そのポケモン達の多くは、マサラタウン出身のトレーナーが博士に預けたポケモンである[5]。タイプごとに分けられたエリアを設けているらしく、無用心に電気タイプのエリアに足を踏み込むと、ビリリダマやマルマインの爆発に巻き込まれるといった危険性がある。水タイプと草タイプのエリアが近いらしく、場所を巡っての争いが度々あったが、サトシのフシギダネが警備にあたってからは衝突は最小限に留まっている。一見無防備に見える全体だが、預けられているポケモン達によって全土の安泰が守られている。
タマムシ大学出身で、ナナカマド博士はその頃からの先輩である。また、ウツギ博士はかつての助手である。他にも各地のポケモン研究者たちと親しく、共同で研究にあたったり互いの研究所を訪問し合ったりすることも珍しくない。自身が忙しい時は顔見知りのポケモントレーナーにお使いを頼むこともあるらしく、作中ではサトシ達にオレンジ諸島のウチキド博士までお使いを頼むシーンがある。
多少変人扱いされているらしいが、マサラタウンの住人達から慕われている。サトシの母であるハナコとも親しく、「ママさん」と呼んでいる。
ポケモン研究では主に「人とポケモンの共存」について研究しており、ポケモン学会でもトップシークレットである強化ウイルス「ポケルス」についても知識がある模様。
アニメ本編終了後には、当初は「オーキド博士のポケモン講座」やそれがバージョンアップした「オーキド博士のポケモン大百科」というコーナーに、DP途中からはそれらがクイズ形式に派生した「オーキド博士のポケモン大検定」というコーナーに登場していた。このコーナーでは、オーキド博士が調子に乗って触った後、紹介したポケモンからひどい目に遭わされるオチがつくのがお約束となっている。ヒカリが「ポケモン川柳の人」と呼ぶなどポケモン川柳研究家としても有名で、コーナーの最後には一句詠むことがある。BWでは「オーキド博士のポケモンライブキャスター」というコーナーに登場する。ポケモンからひどい目に遭わされるシーンはなくなり、筆と紙を取り出してポケモン川柳で締めている[6]。
前述したポケモン川柳や、ゲーム版でも存在するラジオ番組「オーキド博士のポケモン講座」(前述のアニメ内コーナーとは別物)への出演など、マスメディアへの登場が多い研究者でもあり[7]、DP3話ではヒカリから真っ先に「川柳の人」と認識されたため、ナナカマド博士から研究者として認知されるべく活動するように指摘された。
サトシのライバルであるシゲルの実の祖父であるが、シゲルよりもサトシを構い気味の傾向にあり、初期のシゲルの派手な行動の原因になる。
アニメ版にはシゲル以外の家族が登場したことはないが、首藤剛志による小説版によると、オーキド博士は3男坊で、兄にマサラタウンの町長とマサラタウンの郵便局長がいる。またオーキド家はマサラタウンの名家であり、オーキド博士の祖先はマサラタウン出身者の憧れのポケモントレーナー、オーキド・マサラであるという設定がある。
[編集] 少年時代
映画『セレビィ 時を超えた遭遇』には、40年前の世界からタイムスリップしてきた少年「ユキナリ」(声 - 戸田恵子)が登場する。海外及びテレビ放映されたバージョンでは、オーキド博士が最後に自分が「ユキナリ」だとほのめかすシーンが追加されており、名前が同じであることと「ユキナリ」のスケッチブックがオーキド邸の書庫に保管されていたことから、「ユキナリ」がオーキド博士の少年時代であることは明確である。本編内ではそれをはっきり示すシーンはないが、映画のガイドブックなどにも掲載された公式設定である。
なお、本編では少年時代について触れることは少なく、無印246話で「昔は『早押しユキちゃん』と呼ばれていた」と言うなど、極稀にほのめかすだけである。ちなみにユキナリの時の性格はどちらかといえば大人しく温和なほうだが、現在のオーキド博士はかなりお茶目で砕けた性格である。
[編集] 略歴
少年時代はポケモントレーナーとして、スケッチブックを片手に各地を旅していた。ジョウト地方のハテノの森でセレビィと出合い不思議な経験をしたのもこの頃。
20歳の頃に「携帯獣研究序説」という本を書いてポケモン学会の注目を浴び、25歳の時にタマムシ大学携帯獣学部名誉教授になる。
30代になると中央から遠ざかり、その後は故郷のマサラタウンに研究所を構えている。現在は、ポケモンの保護や後進のポケモントレーナー達を支援しながら、助手のケンジと共にポケモン研究に日夜励んでいる。
[編集] 所有ポケモン
少年時代から現在まで多数のポケモンをゲットしたというが、詳細は明かされていない。マサラタウン出身のポケモントレーナーに配ったフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ピカチュウも、オーキド博士がゲットしたという設定がある。
- ポッポ
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- 登場時期:KG(ゲスト)
- オーキド博士がジョウト地方のエビチャタウンで開かれる公開収録に出向く途中でゲットしたらしいポケモン。小さな体ながら凄まじい「ふきとばし」を放ち、ロケット団を退散させた。
- カイリュー
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- 登場時期:『戦慄のミラージュポケモン』(ゲスト)
- オーキド博士の所持するモンスターボールから登場しバトルする姿が見られるが、博士のポケモンかは明確にはされていない。
- リザード
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- 登場時期:『セレビィ 時を超えた遭遇』(ゲスト)
- 旧式のポケモンボール(レトロボール)から登場したユキナリ少年の手持ちポケモン。良く育てられており、サトシのベイリーフとタッグを組んでビシャスのニューラ、ハッサムを追い詰めるほどの実力を持つ。
[編集] ポケットモンスターSPECIALでの設定
詳細は「ポケットモンスターSPECIALの登場人物#カントー地方(ナナシマ含む)」を参照
[編集] 脚注
- ^ オーキド博士が主人公に「お届けもの」を依頼する。
- ^ 彼女はオーキド博士のことを「昔は強くていい男だった」と評している。
- ^ 「映画 HOT NEWS」 東宝、2011年7月16日。
- ^ 例外はピカチュウをもらったサトシ。
- ^ AG133話でハルカのフシギダネを預かっていることから、場合によってはマサラタウンの出身でないトレーナーのポケモンも預かることもあるようである。
- ^ カントーなどではイッシュ地方のポケモンの生息が確認されておらず、研究所にいないからだと思われる。
- ^ 映画『幻のポケモン ルギア爆誕』においても現地に向かう取材ヘリへ同乗しつつ、記者へのコメンテーター業もこなしていた。
[編集] 関連項目
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