オーウェン・ラティモア

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妻・エリノア(左)と

オーウェン・ラティモア(Owen Lattimore、1900年7月29日 - 1989年5月31日)は、アメリカ合衆国中国学者。第二次世界大戦前には太平洋問題調査会(IPR)の中心的スタッフを長くつとめ、また戦時期には中華民国蒋介石の私的顧問となるなど合衆国の対中政策の形成に関与していたため、戦後はマッカーシズム赤狩り)の標的の一人となり迫害を受けた。

1942年中央アジアの探険、研究に対して、イギリス王立地理学会から金メダル(パトロンズ・メダル)を贈られた[1]

来歴[編集]

著書[編集]

  • The Desert Road to Turkestan 1928年
  • High Tartary 1930年
  • Manchuria: Cradle of Conflict 1932年
  • The Mongols of Manchuria 1934年
  • Inner Asian Frontiers of China 1940年
  • Mongol Journeys 1941年
  • America and Asia 1943年
  • Solution in Asia 1945年
  • The Situation in Asia 1949年
  • Pivot of Asia 1950年
  • Ordeal by Slander 1950年
  • The New Political Geography of Inner Asia 1953年
  • Nationalism and revolution in Mongolia 1955年
  • Nomads and Commissars 1962年
  • Studies in Frontier History 1962年
  • From China Looking Outward: an inaugural lecture 1964年
  • History and Revolution in China 1970年

日本語翻訳版[編集]

  • 翻訳: 後藤富男 『滿洲に於ける蒙古民族』 善隣協會 1936年
  • 翻訳: 後藤富男 『農業支那と遊牧民族』 生活社 1940年
  • 翻訳: 小川修 『アジアの情勢』 日本評論社 1950年
  • 翻訳: 中国研究所 『アジアの焦点』 弘文堂 1951年
  • オーウェン・ラティモアとエリノア・ラティモア共著[2] 監修: 平野義太郎、翻訳: 小川修 『中国 - 民族と土地と歴史』 岩波新書 1951年(改訂版1965年)
  • 翻訳: 陸井三郎 『アメリカの審判』 みすず書房 1951年
  • 翻訳: 磯野富士子 『モンゴル - 遊牧民と人民委員』 岩波書店 1966年
  • 翻訳: 春木猛 『アジアの解決』 青山学院大学法学会 1970年
  • 編集・翻訳: 青木繁、江頭数馬 『中国の世界』 毎日新聞社 1973年
  • 翻訳: 磯野富士子 『中国と私』 みすず書房 1992年
  • 翻訳: 谷口陸男 『西域への砂漠の道』 白水社 1981年(2004年、白水社の『西域探検紀行選集』より)

関連図書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Medals and Awards, Gold Medal Recipients (PDF)”. Royal Geographical Society. 2014年6月6日閲覧。
  2. ^ エリノア・ラティモア(Eleanor Holgate Lattimore、1895年 - 1970年)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]