オルゲイユ隕石

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オルゲイユ隕石(オルゲイユいんせき、Orgueil meteorite)は1864年に、南フランスのタルヌ=エ=ガロンヌ県オルゲイユ近郊に落下した隕石である。CI-炭素質コンドライトに分類される隕石としては最も大きなものの1つで、最も研究された隕石の1つである。

1864年5月14日、オルゲイユ近郊の数km2の範囲に約20個の隕石破片が落下し、最大の破片は14kgであった。これまで約10個しか見つかっていないCI-炭素質コンドライト隕石の1つである。オルゲイユ隕石に関する研究結果には、超新星爆発で生成されたと考えられる陽子捕獲過程(rp過程)や早い中性子の捕獲過程(r過程)によって生じる、特殊な同位体の組成を持ったキセノン(キセノン HL)が検出されたことなどがある。キセノンHLはコンドライトに含まれる微小なダイヤモンドが保持していた。

研究のために、試料が切り出されたが、11kgの最大のサンプルはタルヌ=エ=ガロンヌ県モントーバンの自然史博物館にある。

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