オペラ騒動

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オペラ騒動』(原題:The Cat Above and the Mouse Below、1964年製作)はチャック・ジョーンズ期のトムとジェリーの作品のひとつ。シリーズ通算129作目であり、チャック・ジョーンズ期2作目である。

スタッフ[編集]

  • 製作・監督  チャック・ジョーンズ
  • 作画  ケン・ハリス トム・レイ ディック・トンプソン ベン・ワーシャム ドン・トウスリー
  • 脚本  チャック・ジョーンズ マイケル・マルティーズ
  • 背景  フィリップ・デガード
  • 音楽  ユージン・ポッダニー

作品内容[編集]

大勢の人ごみがごった返す夜のコンサート会場。そこでは有名なバリトン歌手トーマシノ・キャッティ・カザーザ(トム)のコンサートが行われようというのだ。

曲目は『セビリアの理髪師』のカヴァティーナラ、ラン、ラ、レーラ…町のなんでも屋に』。

騒がしい会場も彼が歌い始めると静まり返った。しかし、ステージの下にはジェリーの寝床があった。ジェリーは枕元で眠りについていたがトムの歌声に起こされてしまい一向に眠れない。

我慢できなくなったジェリーは抗議代わりに天井(トムから見れば床)を歯ブラシで突くがあべこべにトムに足を踏み出されやられてしまう。それからコンサートが進む中、ジェリーの抗議とトムの反撃が繰り返される。

そのうちにジェリーがトムの頭上におもりを落としトムは舞台下へと落とされてしまう。

会場はしばらく静まり返っていたが、舞台袖から歌声が聞こえてきた。それはジェリーだった。トムが床下でうんざりたたずむ中ジェリーがクライマックスを閉め、会場は大盛況につつまれながら幕を閉めるのであった。

備考

作品の最後に、幕を閉じた時に、THE ENDの 文字が、演出された。

関連作品[編集]

1952年の作品。テックス・エイヴリー監督。スパイクがこのセビリアの理髪師の「ラ、ラン、ラ、レーラ…町のなんでも屋に」を歌う作品。 下記の2作品は今作を手掛けたチャック・ジョーンズ監督による作品。

  • 「セビリアのラビット理髪師」

1950年の作品。バッグス・バニーがセビリアの理髪師の曲に合わせてエルマーをからかうというもの。

  • 「魅惑の蛙」

1955年の作品。この作品に登場するミシガン・J・フロッグがこの「町のなんでも屋に」を歌うシーンがある。

  • 「You Ought To Be In Pictures」

1940年の作品で、フリッツ・フレレング監督のもの。ダフィー・ダックが当時のプロデューサーであるレオン・シュレジンガーに向かって「町のなんでも屋に」を歌うシーンがある。

関連項目[編集]