オナガホッキョクジリス

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オナガホッキョクジリス
Spermophilus undulatus1.jpg
オナガホッキョクジリス
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svgIUCNレッドリスト (ver. 3.1)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
: マーモット族 Marmotini
: ジリス属 Spermophilus
: オナガホッキョクジリス S. undulatus
学名
Spermophilus undulatus
(Pallas,1778)
和名
オナガホッキョクジリス[1]
英名
Long-tailed ground squirrel
シノニム


オナガホッキョクジリスSpermophilus undulatus)は、ネズミ目(齧歯目)リス科ジリス属に分類されるジリスの一種。

分布[編集]

シベリアアルタイ共和国中国の北西部および北東部、カザフスタンモンゴルに分布[2]

形態[編集]

頭胴長315mm、尾長160mm。背面は茶色で、線状の濃い色の小さな斑点がある。腹部は薄いオークブラウンで、横腹は赤みがかった薄い色。尾は茶色と黒色の縞がある[3]

生態[編集]

標高3,100m以下の山麓のステップ、平原、牧草地、マツカバノキの森の端、開拓地や農地に生息[2]。群れで生活する。地中に掘られた巣穴は複雑に入り組んでいる。軽い砂地の巣穴では、深さは3m、地下の通路は最大15mになる。入り口は、最大直径2mで周囲に土を積み上げてある。重い粘土質の巣穴では、穴は2mの深さ、長さ5-7mで、複数の入り口を持つ。3月に冬眠から目覚めて繁殖し、1ヶ月後に出産する。通常1度の出産で5-8匹が生まれる。活動は朝早く、午後、夕方に集中しており、日中は巣穴に帰る。食餌は、草木、種子、昆虫、球根、根[2]。冬眠が始まる10月の初め、巣穴には6kgの草木と穀物が蓄えられる[2][3]

出典[編集]

  1. ^ 今泉吉典監修『世界哺乳類和名辞典』平凡社、1988年、ISBN 978-4582107111
  2. ^ a b c d Shar, S.; and Lkhagvasuren, D. (2008). "Spermophilus undulatus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.1. International Union for Conservation of Nature. Retrieved 8 January 2009.
  3. ^ a b “Citellus (Urocitellus) undulatus Pallas, 1778. Long-Tailed Ground Squirrel, or Eversmann.s Souslik”. AgroAtlas Interactive Agricultural Ecological Atlas of Russia and Neighboring Countries. Economic Plants and their Diseases, Pests and Weeds. 2012年11月16日閲覧。

関連項目[編集]