オテルマ彗星

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オテルマ彗星
39P/Oterma
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  リイシ・オテルマ
発見日  1943年4月8日
符号・別名  1942 VII; 1950 III; 1958 IV
軌道要素 - IAUNASA
元期 2006年3月6日
離心率 (e)  0.2434
近日点距離 (q)  5.469 AU
軌道長半径 (a)  7.228 AU
遠日点距離 (Q)  8.988 AU
公転周期 (P)  19.43
軌道傾斜角 (i)  1.9444°
近日点引数 (ω) 
昇交点黄経 (Ω) 
前回近日点通過  2002年12月22日[1][2]
次回近日点通過  2023年7月11日[1][2]

オテルマ彗星(39P/Oterma)は、太陽系周期彗星である。小惑星ケンタウルス族のように木星よりも近日点距離が大きく、海王星よりも軌道長半径が小さい軌道を持つ。フィンランドの天文学者リイシ・オテルマが1943年4月8日に発見した。

オテルマ彗星は、1936年から1938年まで、木星によって一時的に衛星として捕獲されていた。このような彗星は “quasi-Hilda comet” (QHC)と呼ばれる。しかし、この彗星が木星近傍を通過したのはごく短い時間であったため、完全な惑星の衛星にはならなかった[3]

1943年に発見された時から、発見時は近日点距離3.4天文単位でコマも持っていたが[4]、1963年に木星の摂動を受けてからはコマが消失し[5]、近日点距離は5.4天文単位となった[4]。2195年までには、近日点距離は6天文単位になると推定されている[6]

出典[編集]

  1. ^ a b Seiichi Yoshida (2004年2月21日). “39P/Oterma”. Seiichi Yoshida's Comet Catalog. 2010年2月24日閲覧。
  2. ^ a b Syuichi Nakano (2001年8月24日). “39P/Oterma (NK 810)”. OAA Computing and Minor Planet Sections. 2010年2月24日閲覧。
  3. ^ Ohtsuka, Katsuhito; M. Yoshikawa, D. J. Asher, and H. Arakida (2008). “Quasi-Hilda Comet 147P/Kushida-Muramatsu”. Astronomy & Astrophysics 489 (3): 1355. Bibcode 2008A&A...489.1355O. doi:10.1051/0004-6361:200810321. http://arxiv.org/abs/0808.2277 2008年10月21日閲覧。. 
  4. ^ a b Kronk, Gary W. (2001–2005). “39P/Oterma”. 2008年10月22日閲覧。 (Cometography Home Page)
  5. ^ JPL Close-Approach Data: 39P/Oterma” (2001-09-19 last obs). 2009年5月5日閲覧。
  6. ^ Yeomans, Donald K.. “Horizon Online Ephemeris System”. California Institute of Technology, Jet Propulsion Laboratory. 2008年10月22日閲覧。

外部リンク[編集]


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