オオイチモンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オオイチモンジ
Limenitis populi-01.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
亜目 : Glossata
下目 : Heteroneura
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : イチモンジチョウ亜科 Limenitidinae
: イチモンジチョウ族 Limentidini
: オオイチモンジ属 Limenitis
: オオイチモンジ L. populi
学名
Limenitis populi
(Linnaeus,1758)
和名
オオイチモンジ
大一文字
英名
The Poplar Admiral
亜種
  • L. p. jezoensis(Matsumura)

オオイチモンジ(大一文字、Limenitis populi)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科タテハチョウ科に属するチョウの一種。

概要[編集]

背面

ミスジチョウの仲間では最大で、イチモンジチョウアサマイチモンジを大きくしたような姿をしている。翅表は黒地に白条を持ち、後翅外縁に沿って青色の構造色を持つ光沢部と赤斑が並ぶ。飛び方はタテハチョウの他の仲間と同様だが、ミスジチョウ類の特徴である滑空するような飛翔もする。樹液や獣糞に飛来するほか湿地で吸水したりするが、花にはあまり来ない。

幼虫の食樹はドロノキヤマナラシヤナギ科)。幼虫は緑から褐色の斑模様でごつごつした姿をしている。成虫は7月から8月にかけて見られる。8月末に産卵し、3齢幼虫で越冬する。

本種は趣味者の間で人気が高い蝶のひとつでもあり、マニアによる乱獲が懸念されている。

分布[編集]

北海道本州甲信越から中部地方の高山にのみ分布。北海道では大雪山系、本州では日本アルプス八ヶ岳連峰日光連山尾瀬などに分布するが、本州産は個体数が非常に少なくなかなか見られない。

国外ではヨーロッパ、東アジア温帯から亜寒帯にかけて。

保全状況評価[編集]

日本産オオイチモンジ Limenitis populi jezoensis

関連項目[編集]

参考文献[編集]