オイラーの定理 (数論)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
数論において、オイラーの定理(Euler's theorem)は初等整数論の最も基本的な定理の一つである。
目次 |
概要 [編集]
が成立する。 ここで
はオイラーのφ関数である。
この定理はフェルマーの小定理の一般化であり、この定理をさらに一般化したものがカーマイケルの定理である。
証明 [編集]
nと互いに素なn以下の正の整数の集合を
とする。
この要素のそれぞれにaを乗じた集合
を考えればaとnは互いに素だから、集合A,Bは法をnとしたときに一致し、当然その積も法nにおいて等しくなる。すなわちAの要素の積をPとすれば、
nとPは互いに素だから
(証明終)
使用例 [編集]
例えば7^2009の下二桁を求めたいときに、次のように考えることができる。
なので,オイラーの定理から
.
よって
ゆえに下二桁は07になる。
関連項目 [編集]

とする。
を考えればaとnは互いに素だから、集合A,Bは法をnとしたときに一致し、当然その積も法nにおいて等しくなる。すなわちAの要素の積をPとすれば、