エヴゲーニイ・オネーギン

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レーピンの手による、オネーギンとレンスキー

エヴゲーニイ・オネーギン』(ロシア語: Евгений Онегин)は1825年から1832年にかけて執筆されたアレクサンドル・プーシキン韻文小説である。三人称形式で書かれている。ピョートル・チャイコフスキーによってオペラ化された。ウラジーミル・ナボコフによる英訳も有名である。現在手に入る日本語訳には岩波文庫池田健太郎訳がある。

概要[編集]

話はエヴゲーニイ・オネーギンの生い立ちの紹介から始まる。都会の生活に倦んだエヴゲーニイは、田舎に引っ越し、そこでヴラジーミル・レンスキーという青年と仲良くなる。ある日レンスキーは自分の婚約者であるオリガの家族をエウゲーニイに紹介する。オリガの姉タチヤーナは、そこでエヴゲーニイに一目ぼれをし、恋文によってその気持ちを伝えるが、エヴゲーニイは彼女に心を惹かれつつも、その申し出を拒絶した。傷心のタチヤーナは奇妙な夢を見る。怪物達が「タチヤーナは俺のものだ」と言いながら喧嘩をしている。暫くしてエヴゲーニイがヴラヂーミルをナイフで刺してしまう。その後、些細なことからエヴゲーニイとヴラジーミルの二人は決闘となり、ヴラヂーミルは負けて命を落としてしまった。何年か後、社交界にて、エヴゲーニイとタチヤーナは久し振りに再会する。そこでエウゲーニイはタチヤーナの魅力に気がつくが、タチヤーナはすでに将軍の妻となっていた。それでもよりを戻そうとエヴゲーニイは何度もタチヤーナに手紙を送ったが、一度も返事は来なかった。数ヶ月経って、彼は直接彼女に会い、自らの気持を伝えるが、彼の申し出が受け入れられることは無かった。

登場人物[編集]

エヴゲーニイ・オネーギン
叔父から相続した財産で退屈な毎日を送っている。
タチヤーナ・ラーリナ
ラーリン家の長女。ロマンチストで、活発な妹と比べ物静かな性格
オリガ・ラーリナ
タチヤーナの妹。レンスキイの死後、悲恋から立ち直り将校と結婚する。
ヴラヂーミル・レンスキイ
詩や哲学を愛する青年で、オリガの婚約者。オネーギンとの決闘に敗れて死去。

日本語訳[編集]

派生作品[編集]

関連項目[編集]