ヱヴァンゲリヲン新劇場版

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版
監督 庵野秀明(総監督)
鶴巻和哉
摩砂雪
脚本 庵野秀明
製作 カラー
出演者 緒方恵美
林原めぐみ
宮村優子
三石琴乃
坂本真綾 ほか
(宮村と坂本は第2作『破』から)
音楽 鷺巣詩郎
編集 奥田浩史
配給 カラークロックワークス
公開 : 2007年9月1日
: 2009年6月27日
Q: 2012年秋(予定)
?: 2013年(予定)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(エヴァンゲリオン しんげきじょうばん)は、日本のアニメ映画シリーズ。2007年に第1作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が、2009年に第2作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開された。

目次

[編集] 概要

大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年1996年放送)を、新たな設定とストーリーで「リビルド(再構築)」したものである。

全4部作が予定されている。当初は仮称の「前編、中編、後編、完結編」としていたが、後に『序破急』にちなむ「序、破、急、?」と発表され、さらに『急』は『Q』に改められた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
2007年9月1日公開、上映時間98分。
主人公の碇シンジが父ゲンドウに呼ばれて第3新東京市に来てから、ヤシマ作戦(第6の使徒との戦い)までを描く。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
2009年6月27日公開、上映時間108分。
旧北極基地でのマリと第3の使徒との戦いで始まり、来日したアスカと第7の使徒との戦いから第10の使徒との戦いにおけるエヴァ初号機の覚醒までを描く。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.
2012年秋公開予定[1]、上映時間未定。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:? EVANGELION:FINAL
2013年公開予定[2]、上映時間未定。

[編集] 旧世紀版との関係

旧世紀版(テレビシリーズおよびその完結篇にあたる旧劇場版)とは異なる「新世紀のヱヴァンゲリヲン」として、全く新しい結末が予定されている。

エヴァンゲリオンの本体色や細部の意匠、NERV(ネルフ)やゼーレのシンボルなどが一新され、「破」からは新型のエヴァンゲリオンや新キャラクターが登場する。

「ヱヴァンゲリヲン」という語は新劇場版のタイトルでのみ使われ、劇中に登場するエヴァンゲリオン、あるいは、旧世紀版を含めた総称としては、従来どおりの「エヴァンゲリオン」が使われる。また略称も従来どおりの「エヴァ」(または「EVA」)で、「ヱヴァ」のような表記は見られない。

声優は(『序』『破』までは)、旧世紀版の配役と同一。

[編集] 製作体制

テレビ版の原作・アニメーション制作であったGAINAX、製作のテレビ東京はこの新劇場版には関わっていない[3]

近年のアニメ製作では常態化している製作委員会方式もとられておらず、興行形態としては自主製作、いわゆるインディーズ映画となる。庵野秀明自身が原作・総監督・脚本・音響監督の他に出資も行う事で、原作者が権利も保持する側面を強め、自身がTV版で普及の要因を担った製作委員会方式とは異なる方式に立ち返る意図も示している[4]

[編集] 経緯

[編集] 2006年

  • アニメ雑誌『ニュータイプ』の2006年10月号で、『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGELION(仮題)』[5]の制作が発表された。前編・中編・後編・完結編の全4部からなり、前編は2007年初夏、中編は2008年陽春、後編と完結編は2008年初夏に公開される予定であった。庵野秀明が総監督、摩砂雪鶴巻和哉が監督を務め、新たに興された庵野の個人アニメスタジオ「カラー」が制作する。脚本は前編を庵野、新作画部分の絵コンテは前編を樋口真嗣京田知己、中編を佐藤順一がそれぞれ担当する。前編の総作画監督は鈴木俊二、作画監督は松原秀典が担当する。
    今回の新劇場版は、前回のTVシリーズ及び劇場版を「旧世紀版」と呼称したいという庵野の意向により製作され、前作では明かされなかった「新たな真実」が描かれる。プロデューサーの大月俊倫によれば、時間軸はTVシリーズと同一だが、前編から後編までは旧作のフィルム映像は一切使用せず、現存する原画から新たに撮り直し、それに新画像を大幅に付け加えた作品になる。また新設定や新キャラクターも登場する[6]。完結編は完全新作となり、その終わりは企画段階の構想に近い、大団円となるエンターテイメント志向の作品になるという。また、タイトルから「新世紀」の文字が消えたのは、すでに21世紀(つまり「新世紀」)になってしまったからという理由である。

[編集] 2007年

  • 2007年2月17日、全国の主要な映画劇場において、総監督の庵野による「所信表明」を書き記したポスターの掲示とともに特報映像(文字情報のみ)が上映開始。前編は予定通り初夏の2007年9月1日に公開するほか、中編の公開時期を2008年陽春から2008年、後編+完結編は2008年初夏から公開日未定と改められた。なお、発表された庵野による所信表明文のタイトル「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」は1995年7月にTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送される前に庵野自身が発表した所信表明文「我々は何を作ろうとしているのか?」(貞本義行による漫画版第1巻に収録)に対するものである。
  • 2007年4月11日には前編のタイトルを『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(英語サブタイトル EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.)とすることが発表された。「エ」を「ヱ」、「オ」を「ヲ」に変えているが、これはTVシリーズの企画当初にボツになった案を採用したものである。
  • 2007年9月1日、第1作となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開された。興業収入は20.0億円。

[編集] 2008年

  • 2008年4月25日、『序』の特装版DVDが発売された。5月21日には通常版DVDが発売。本編の収録時間に変化はないが、修正を加えているためタイトルが「1.0」から「1.01」となっている。
  • 2008年10月6日、新劇場版公式サイトで当初2008年公開予定となっていた『破』の公開時期が、2009年初夏であると発表された。

[編集] 2009年

  • 2009年2月20日、新劇場版公式サイトで、『破』の公開が2009年6月27日であると発表された。
  • 2009年3月14日には、全国の上映劇場にて特報映像が公開。同日、公式サイトで公開された『破』ポスタービジュアルにより、メインヒロインの一人である惣流・アスカ・ラングレーの苗字が「式波」(しきなみ)に変更されたことが明かされた[7]
  • 2009年4月18日に刊行された『破』宣伝用フリーペーパーマガジン『EVA-EXTRA』第1号では、『序』の予告編で存在が示唆されていた新キャラクターの名前「真希波(まきなみ)・マリ・イラストリアス」と、声を坂本真綾が担当することが公表された。
  • 2009年5月27日、新作カットを含む『序』のBDとDVD(1.11)が発売された。収録時間が98分から101分に延びている。
  • 2009年6月27日、第2作となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開された。興業収入は40億円で、この年の邦画では第5位の成績。次回予告にて、第3作『急』のタイトルが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening』と表記される。

[編集] 2010年

  • 2010年5月26日、『破』のBD・DVDが発売された。新作カットも含まれ、タイトルが「2.0」から「2.22」となっている。

[編集] 2011年

  • 2011年8月26日、『Q』の公開が2012年秋であると発表された[1]

[編集] 2012年

  • 2012年1月1日、『Q』のサブタイトル(英題)と、完結編『?』の公開年が発表された。

[編集] 脚注

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  1. ^ a b ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
  2. ^ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:?
  3. ^ 地上波放映などの宣伝協力としては日本テレビが関わっている。
  4. ^ CONTINUE Vol.46 (大田出版)カラー責任編集『EVA-EXTRA』公式番外編『EVA-EXTRA-EXTRA』より
  5. ^ 「ニュータイプ」2006年10月号発表当時は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』ではなく『エヴァンゲリオン新劇場版』であった。
  6. ^ニュータイプ』の2006年10月号より
  7. ^ 前述のポスタービジュアル(赤くフィルタリングされた荒波をバックに、極太明朝体で『破』に登場する用語や劇中のセリフが羅列されている)の一節に、“式波・アスカ・ラングレー”の記載がある。なお、公式ホームページにおいて正式に名前の変更が公表されたのは同年4月25日のキャラクター/キャスト紹介ページ公開において。

[編集] 外部リンク

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