エンジェル・ウィッチ

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エンジェル・ウィッチ
Angel Witch
イタリア・ボローニャ公演(2010年11月)
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル ヘヴィメタルドゥームメタルNWOBHM
活動期間 1976年 -
レーベル EMIブロンズ、Killerwatt、メタル・ブレイドライズ・アバヴ、Crook'd
公式サイト Angel Witch Official (angelwitchofficial) - Facebook
メンバー ケヴィン・ヘイボーン
ジミー・マーティン
ウィル・パーマー
フレデリック・ヤンソン
旧メンバー 別記参照

エンジェル・ウィッチAngel Witch)は、イングランド出身のヘヴィメタルバンド

1970年代末に勃興したムーヴメント「NWOBHM」から最初期に台頭したグループの一つ。ダークネスなスタイルを特徴とし、ヘヴィメタルのイメージに影響を与えている。

概要・略歴[編集]

創設者ケヴィン・ヘイボーン (2011年6月)

1976年、ケヴィン・ヘイボーン(ボーカル、ギター)によってロンドンで結成。当初はルシファー (Lucifer)というバンド名だったが、分裂してスピード (Speed)となり、エンジェル・ウィッチへという変遷を経ている。

1980年ブロンズ・レコードより、セルフタイトルのデビュー・アルバム『エンジェル・ウィッチ』をリリース。

2009年、初来日公演を開催。

2012年、26年ぶりのオリジナル・アルバム『アズ・アバヴ・ソー・ビロウ』をリリース[1]

メンバー[編集]

※2018年時点

現ラインナップ[編集]

  • ケヴィン・ヘイボーン (Kevin Heybourne) - ボーカル、ギター (1977年– )
  • ジミー・マーティン (Jimmy Martin - ギター (2015年– )
  • ウィル・パーマー (Will Palmer - ベース (2009年– )
  • フレデリック・ヤンソン (Fredrik Jansson - ドラム (2016年– )

旧メンバー[編集]

  • スティーヴ・コールマン (Steve Coleman) - ドラム (1977年–1978年)
  • ケヴィン・リドルス (Kevin "Skids" Riddles) - ベース (1978年–1981年)
  • デイヴ・ホッグ (Dave Hogg) - ドラム (1978年–1980年、1984年–1985年)
  • ロブ・ダウニング (Rob Downing) - ギター (1978年)
  • ザ・ジャーマン (The German) - ギター (1979年)
  • デイヴ・ダフォート (Dave Dufort) - ドラム (1980年–1981年)
  • ロジャー・マーズデン (Roger Marsden) - ボーカル (1982年)
  • ジェリー・カニンガム (Jerry Cunningham) - ベース (1982年)
  • リッキー・ブルース (Ricky Bruce) - ドラム (1982年)
  • デイヴ・タットゥム (Dave Tattum) - ボーカル (1984年–1986年)
  • ピート・ゴーデリアー (Pete Gordelier) -ベース (1984年–1987年)
  • スペンサー・ホルマン (Spencer Holman) - ドラム (1984年–1986年)
  • グラント・デニソン (Grant Dennison) - ギター (1989年–1990年)
  • ジョン・トーレス (Jon Torres) - ベース (1989年–1990年) ※2013年死去
  • ダグ・ピアシー (Doug Piercy) - ギター (1990年–1992年)
  • トム・ハンティング (Tom Hunting) - ドラム (1990年–1993年)
  • リー・アルタス (Lee Altus) - ギター (1993年–1995年)
  • ダレン・ミンター (Darren Minter) - ドラム (1994年–1998年)
  • マイク・テイラー (Myk Taylor) - ギター (1996年–1998年) ※2003年死去
  • キース・ハーズバーグ (Keith Herzberg) - ギター (2000年–2002年)
  • リッチー・ウィックス (Richie Wicks) - ベース (2000年–2002年)
  • スコット・ハイアム (Scott Higham) - ドラム (2000年–2002年)
  • クリス・フラール (Chris Fullard) - ギター (2009年–2010年)
  • アンディー・プレストアッジ (Andy Prestidge) - ドラム (2009年–2015年)
  • ビル・スティアー (Bill Steer) - ギター (2010年–2014年)
  • トム・ドレイパー (Tom Draper) - ギター (2013年–2015年)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『エンジェル・ウィッチ』 - Angel Witch (1980年、Bronze) ※旧邦題『悪魔の翼』。ジャケットには以前ジョン・マーティン作とされていた「伏魔殿に入る堕天使」が使われた。
  • Screamin' 'n' Bleedin' (1985年、Killerwatt)
  • Frontal Assault (1986年、Killerwatt)
  • 『アズ・アバヴ・ソー・ビロウ』 - As Above, So Below (2012年、Metal Blade)
  • 『エンジェル・オブ・ライト』 - Angel of Light (2019年、Metal Blade)

ライブ・アルバム[編集]

  • Live (1990年、Metal Blade)
  • 82 Revisited (1996年、IRS)
  • 2000: Live at the LA2 (2000年、Angel Witch)
  • Angel of Death (2006年、Mausoleum) ※『82 Revisited』の再発盤
  • 『バーン・ザ・ホワイト・ウィッチ ライヴ・イン・ロンドン』 - Burn the White Witch - Live in London (2009年)

シングル[編集]

  • "Sweet Danger" (1980年、EMI)
  • 「エンジェル・ウィッチのテーマ」 - "Angel Witch" (1980年、Bronze)
  • "Loser" (1981年、Bronze)
  • "Goodbye" (1985年、Killerwatt)
  • "They Wouldn't Dare" (2003年、Archaic Temple Productions)

コンピレーション・アルバム[編集]

  • Doctor Phibes (1986年、Raw Power)
  • Screamin' Assault (1988年)
  • Resurrection (1998年)
  • Sinister History (1999年)

トリビュート・アルバム[編集]

  • Tribute to Angel Witch (2007年、Unbroken Metal)

日本公演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ エンジェル・ウィッチ12年ぶりニュー・アルバム”. TOWER RECORDS (2012年3月5日). 2018年10月29日閲覧。

外部リンク[編集]