エンゲル係数

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エンゲル係数(エンゲルけいすう、英語:Engel's coefficient ドイツ語:Engelsches Gesetz)は、家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと。ドイツ社会統計学者エルンスト・エンゲル1857年論文で発表した。

概要[編集]

一般にエンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いとされる。これは、食費は体力維持の関係から極端な節約が困難とされるためであり、これをエンゲルの法則という。

エンゲル係数の高低は生活水準を表す指標となっているが、価格体系や生活慣習の異なる社会集団の比較には必ずしも役だたない。

日本の統計[編集]

消費支出に占める食料費の割合
年度 総世帯 二人以上の世帯 単身世帯
2008年 23.2% 23.2% 23.0%
2007年 22.9% 23.0% 22.5%
2006年 23.1% 23.1% 22.9%
2005年 22.7% 22.9% 22.1%
2004年 23.0% 23.0% 23.0%
2003年 23.1% 23.2% 22.6%
2002年 23.3% 23.3% 23.3%
2001年 23.2% 23.2% 22.9%
消費支出に占める食料費の割合(地方別)
年度 北海道 東北 関東 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州 沖縄
2008年 22.7% 22.4% 23.5% 22.2% 22.9% 24.0% 22.8% 21.7% 22.6% 24.0%


  • 総務省統計局 『家計調査年報』1世帯当たり1か月間の収入と支出より

世界の統計[編集]

日本 25.4%
食費
アメリカ 19.3%
   
カナダ 23.5%
   
イギリス 24.9%
   
イタリア 24.4%
   
トルコ 35.5%
   
韓国 32.9%
   
スペイン 26.9%
   
  • 総務省統計局 『世界の統計2008』 "13-補2 家計の収入"より

関連項目[編集]