エンゲルベルク

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エンゲルベルク
Engelberg
スイスの旗
Engelberg.jpg
Engelberg Valley
Engelberg-coat of arms.svg
基礎自治体
位置
エンゲルベルクの位置の位置図
エンゲルベルクの位置
座標 : 北緯46度49分0秒 東経8度24分0秒 / 北緯46.81667度 東経8.40000度 / 46.81667; 8.40000
行政
スイスの旗 スイス
  (Kanton)
Wappen des Kantons Obwald
オプヴァルデン準州
  (Amtsbezirk) -
 基礎自治体 エンゲルベルク
地理
面積  
  基礎自治体 74.85km2
標高 1,015m(3,330ft
人口
人口 (2009年12月31日現在)
  基礎自治体 3,846人
    人口密度   51.38人/km2
  備考 [1]
その他
等時帯 中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏時間 中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
郵便番号 6390
ISO 3166-2 CH-OW 1402
公式ウェブサイト : http://www.gde-engelberg.ch/

エンゲルベルク(Engelberg)はスイス連邦オプヴァルデン準州基礎自治体。準州内ではニトヴァルデン準州を挟んで飛び地となっている。 スイス中央部の代表的な山岳リゾート地である。

中世には、優れた学業成績で知られるベネディクト会のエンゲルベルク修道院(Engelberg Abbey)によって全国に知られていた。

19世紀になるとエンゲルベルクは温泉とリゾートで国際的に知られるようになり、今日では多くの人がスキーと清浄な空気を求めて訪れる。

目次

歴史[編集]

エンゲルベルクは、1122年にTrübseeの牧草地としてすでに利用されていた地に修道院が設立されたとき、初めてEngilpercとして歴史に登場した。

1850年、エンゲルベルクはミネラルウォーター、乳清、新鮮な空気療法で国際的なリゾート地となった。観光業の先駆者であったカッターニ家、ヘス家、オーダーマット家によって多くのホテルが建設された。 1872年から1874年にかけて新しい幅の広い道路が開削され、1898年にはスタンシュタット-エンゲルベルク電気鉄道が開通した[2]。 19世紀末にはハイキングや山岳スポーツが発達し、1903-1904シーズンにエンゲルベルク初の冬のシーズンを迎えた。 1913年にGerschnialpへ、1927年にTrübseeへケーブルカーが伸びた。 1911年には165、922人の宿泊客を数えたが第一次世界大戦でそのブームは終止符を打った。 1938年にはアルペンスキー世界選手権が当地で開催された。 1964年にルツェルンまで鉄道が通じ、1967年にはティトリス山の標高3032メートル地点のクラインティトリス駅までケーブルカーが開設された。

2000年においてエンゲルベルクの労働人口の4分の3が第三次産業、特に観光業に従事している[2]

地理[編集]

ティトリス山の北斜面に広がり、チューリヒから南に直線距離で65km程である。 エンゲルベルクの面積は74.85平方キロメートル、そのうち28.5%が農地で24.5%が森林、3.1%が道路や建物などの都市化部分、43.9%が河川や氷河、山地などである[3]

平均の標高は1,020m、最高点はティトリス山の3239メートルである。

人口[編集]

エンゲルベルクの人口は3,846人(2009年12月31日現在[3])、2009年には22.3%が外国籍であった[3]。2000年の統計[3]では88.2%がドイツ語話者、また人口の26.2%が19歳以下、58.3%が20歳から64歳、15.4%が65歳以上であった。

  • 人口の動態
人口[2]
1709 678
1799 1,468
1850 1,737
1900 1,973
1950 2,544
2000 3,544

観光[編集]

ティトリス山へ登るロープウェー
グロス=ティトリスシャンツェ

エンゲルベルクはスキーリゾートとして知られている。10月から5月の長期間滑走可能で、上級者向けの難易度の高い斜面が多い。

近年、リフトでアクセスできるティトリス山やJochpass山の山頂から滑り降りる北斜面はオフピステ(コース外)の滑走を楽しむ多くの、特に北欧からのスキーヤーにとってのメッカになってきている。 谷側を挟んで北側のBrunniのスキー場は初心者向けの緩やかなコースだが南に面した斜面であるので雪質、シーズンの長さともティトリス側よりは劣る。

アルペンスキーだけではなく、クロスカントリースキーコースも整備され、これを楽しむこともできる。

また、街の中心部に近いグロス=ティトリスシャンツェではスキージャンプ・ワールドカップが毎年開催され、多くの観客を集める。

夏は避暑地であり、サイクリングやハイキング・登山の拠点となっている。リフトは夏の間も稼働し、体が不自由な人でも容易に登山ができる。

その他主な観光名所はエンゲルベルク修道院(Engelberg Abbey)、谷の博物館、hotel Europäischer Hof、いくつかの古い教会などである。

出身人物[編集]

  • エリカ・ヘス(Erika Hess)1980年代に活躍したアルペンスキー選手。
  • フリッツ・ファイアーアーベント(Fritz Feierabend):1930年代に活躍したボブスレー選手。
  • オットマー・ヒッツフェルト:サッカースイス代表監督。生まれはドイツだが実家がエンゲルベルクにある。

気候[編集]

エンゲルベルクでは1年のうち157.9日で降水があり、年間降水量は1,510mmである。6月から8月は月に180mm前後の降水がある。平均気温は7月が最高で14.1℃、1月が最低で-2.7℃と年較差は大きくない。

エンゲルベルクの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 (°F) 1.2
(34.2)
2.7
(36.9)
5.5
(41.9)
9.1
(48.4)
14.3
(57.7)
17.3
(63.1)
19.5
(67.1)
18.6
(65.5)
16.1
(61)
12.2
(54)
5.6
(42.1)
1.7
(35.1)
10.3
(50.5)
日平均気温 (°F) −2.7
(27.1)
−1.6
(29.1)
0.9
(33.6)
4.5
(40.1)
9
(48)
12
(54)
14.1
(57.4)
13.4
(56.1)
10.9
(51.6)
6.9
(44.4)
1.5
(34.7)
−2
(28)
5.6
(42.1)
平均最低気温 (°F) −6.5
(20.3)
−5.5
(22.1)
−3.1
(26.4)
0.1
(32.2)
4.1
(39.4)
7
(45)
9.2
(48.6)
8.9
(48)
6.6
(43.9)
3.1
(37.6)
−1.9
(28.6)
−5.6
(21.9)
1.4
(34.5)
降水量 mm (inch) 91
(3.58)
90
(3.54)
104
(4.09)
120
(4.72)
140
(5.51)
179
(7.05)
184
(7.24)
185
(7.28)
112
(4.41)
96
(3.78)
109
(4.29)
97
(3.82)
1,510
(59.45)
平均降水日数 12.3 11.7 14 14.2 15.6 16.1 15.2 14.7 10.9 9.4 11.8 12 157.9
出典: MeteoSchweiz [4]

脚注[編集]

  1. ^ Bilanz der ständigen Wohnbevölkerung (Total) nach Bezirken und Gemeinden No.1402
  2. ^ a b c Engelberg in German, French and Italian in the online Historical Dictionary of Switzerland.
  3. ^ a b c d Swiss Statistics - Find Commune:Engelberg
  4. ^ Temperature and Precipitation Average Values-Table, 1961-1990” (German, French, Italian). Federal Office of Meteorology and Climatology MeteoSwiss. 2009年5月8日閲覧。

外部リンク[編集]