エルヴィス・コステロ

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エルヴィス・コステロ
Elvis Costello
トロント国際映画祭にて(2009年)}
トロント国際映画祭にて(2009年)
基本情報
出生名 Declan Patrick Aloysius MacManus
出生 1954年8月25日(60歳)
イングランドの旗 イングランド, ロンドン
ジャンル ロック
ポップ・ミュージック
パブロック
パンク・ロック
ニュー・ウェイヴ
カントリー・ミュージック
ジャズ
バレエ音楽
職業 ミュージシャン
シンガーソングライター
ギタリスト
レコードプロデューサー
担当楽器 ボーカル
ギター
キーボード
ベース
ドラムス
活動期間 1970年 –
レーベル Stiff
Radar
F-Beat
Demon
コロムビア・レコード
ワーナー・ブラザーズ・レコード
ドイツ・グラモフォン
Lost Highway
共同作業者 ジ・アトラクションズ
ジ・インポスターズ
ニック・ロウ
バート・バカラック
スティーヴ・ナイーヴ
アラン・トゥーサン
George Jones
Emmylou Harris
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
ダイアナ・クラール
ケイト・オーリアダン
ダリル・ホール
The Brodsky Quartet
マイケル・ティルソン・トーマス
ポール・マッカートニー
ボブ・ディラン
グレン・ティルブルック
クリス・ディフォード
Tボーン・バーネット
ビル・フリゼール
リチャード・ハーヴェイ
ジョン・ハール
ザ・ルーツ
著名使用楽器
フェンダー・ジャズマスター
フェンダー・テレキャスター

エルヴィス・コステロ(Elvis Costello、1954年8月25日 - )は、イングランドのミュージシャンである。本名はデクラン・パトリック・アロイシャス・マクマナス(Declan Patrick Aloysius MacManus)。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第80位。

プロフィール[編集]

イングランドロンドンに生まれる。芸名の「エルヴィス・コステロ」は、エルヴィス・プレスリーと、父方の祖母の旧姓コステロに由来する。「コステロ」はイタリア系の響きに聞こえるが、一般にアイルランド系の名前として多い苗字である。 父親のロス・マクマナスアイルランド系で、ジョー・ロス&ヒズ・オーケストラでシンガー&トランペッターをつとめたミュージシャンだった。コステロは父親がもらってくる大量の試聴用レコードに囲まれて育ち、その豊富な音楽的素養を培った。

幼少よりビートルズなどの影響を受け、働きながら「フリップ・シティ」というバンドで活動を始める。 デビュー前の1974年に最初の妻・メアリーと結婚、デビュー時には既に長男・マシューがいた。 1977年パブロックムーブメントの立役者ニック・ロウのプロデュースにより、シングル『レス・ザン・ゼロ(Less Than Zero)』でデビュー。

1987年のシングル"A Town Called Big Nothing (Really Big Nothing)"では父と親子共演を果たしている。 プロデューサーとして関わったのが縁でザ・ポーグスのベーシスト、ケイト・オリオーダンと1986年に再婚。2003年にはジャズ歌手のダイアナ・クラールと3度目の結婚。2006年に双子の息子が生まれている。 最初の妻・メアリーはコステロとの離婚後、芸名に「コステロ」姓を名乗り「メアリー・コステロ・ショー」というラジオ番組でDJをつとめたこともある。

概要[編集]

デビュー当初のコステロは、パンク調の作品が多く「怒れる若者」とも言われた。初来日時東京にてプロモーションのため、トラックの荷台に乗り日本の学生服を着てライヴ・パフォーマンスを行った。

ファースト・アルバムは『マイ・エイム・イズ・トゥルー(My Aim Is True)』であるが、日本ではセカンド・アルバムの『ディス・イヤーズ・モデル(This Year's Model)』から発売された。このアルバムからは自身のバンドであるジ・アトラクションズを率いるようになり、その後もソロやオーケストラとのコラボレーション等、多彩な活動を展開、ヒットを連発する。ポール・マッカートニーとの共作である代表曲『ヴェロニカ(Veronica)』は、フジテレビの『とくダネ!』の主題歌になった。

また、代表的なバラード曲『アリスン(Alison)』もドラマで時々起用される人気曲である。

2000年以降はNorthのようなジャズ作品や、アラン・トゥーサンとの共作であるThe River In ReverseではR&B、Secret, Profane & Sugar Caneではカントリー・ミュージック、Il Sognoではバレエ音楽を手がけるなど、など従来の枠に収まらない活動を積極的に行っている。

2003年に「エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(Elvis Costello & the Attractions) 」名義でロックの殿堂入りを果たした。

日本人を茶化した『トウキョウ・ストーム・ウォーニング(Tokyo Storm Warning)』という作品がある。

Mr.Children桜井和寿は、1995年のシングル『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』では「コステロをパクった」と公言しており、敬意を込めてミュージック・ビデオでコステロの格好を真似ている。

ディスコグラフィー[編集]

シングル(イギリス盤のみ)[編集]

  1. 1977 - Less Than Zero / Radio Sweetheart
  2. 1977 - Alison / Welcome To The Working Week
  3. 1977 - (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes/Mystery Dance
  4. 1977 - Watching The Detectives
  5. 1978 - (I Don't Want To Go To) Chelsea
  6. 1978 - Pump It Up
  7. 1978 - Radio Radio
  8. 1979 - Oliver's Army
  9. 1979 - Accidents Will Happen
  10. 1980 - I Can't Stand Up For Falling Down
  11. 1980 - High Fidelity
  12. 1980 - New Amsterdam
  13. 1980 - Clubland
  14. 1981 - From A Whisper To A Scream
  15. 1981 - Good Year For The Roses
  16. 1981 - Sweet Dreams
  17. 1982 - I'm Your Toy(live)
  18. 1982 - You Little Fool
  19. 1982 - Man Out Of Time
  20. 1982 - From Head To Toe
  21. 1982 - Party Party
  22. 1983 - Pills And Soap (The Imposter名義)
  23. 1983 - Everyday I Write The Book
  24. 1983 - Let Them All Talk
  25. 1984 - Peace In Our Time(The Imposter名義)
  26. 1984 - I Wanna Be Loved (radio version)
  27. 1984 - The Only Flame In Town
  28. 1985 - The People's Limousine(The Coward Brothers名義)
  29. 1986 - Don't Let Me Be Misunderstood(The Costello Show名義)
  30. 1986 - Tokyo Storm Warning - part 1+2
  31. 1986 - I Want You
  32. 1987 - Blue Chair (single version)
  33. 1987 - A Town Called Big Nothing (Really Big Nothing) (single version)(The MacManus Gang名義)
  34. 1989 - Veronica
  35. 1989 - Baby Plays Around
  36. 1991 - The Other Side Of Summer
  37. 1991 - So Like Candy
  38. 1993 - Jacksons, Monk And Rowe
  39. 1994 - Sulky Girl (single version)
  40. 1994 - 13 Steps Lead Down
  41. 1994 - You Tripped At Every Step
  42. 1994 - London's Brilliant Parade
  43. 1996 - It's Time (single version)
  44. 1996 - Little Atoms
  45. 1996 - The Other End (Of The Telescope)
  46. 1996 - Distorted Angel
  47. 1996 - All This Useless Beauty
  48. 1999 - Toledo
  49. 1999 - She
  50. 2002 - Tear Off Your Own Head (It's A Doll Revolution)
  51. 2002 - 45
  52. 2004 - Monkey To Man
  53. 2005 - Brilliant Mistake

アルバム[編集]

エルヴィス・コステロ 1979
  1. 1977 - My Aim Is True (UK #14, US #32)
  2. 1978 - This Year's Model (UK #4, US #30)
  3. 1979 - Armed Forces (UK #2, US #10)
  4. 1980 - Get Happy!!(UK #2, US #11)
  5. 1981 - Trust (UK #9, US #28)
  6. 1981 - Almost Blue (UK #7, US #50)
  7. 1982 - Imperial Bedroom (UK #6, US #30)
  8. 1983 - Punch the Clock (UK #3, US #24)
  9. 1984 - Goodbye Cruel World (UK #10, US #35)
  10. 1986 - King of America (UK #11, US #39)
  11. 1986 - Blood and Chocolate (UK #16, US #84)
  12. 1989 - Spike (UK #5, US #32)
  13. 1991 - Mighty Like a Rose (UK #5, US #55)
  14. 1993 - The Juliet Letters (UK #18)
  15. 1994 - Brutal Youth (UK #2, US #34)
  16. 1995 - Kojak Variety (UK #21)
  17. 1995 - Deep Dead Blue
  18. 1996 - All This Useless Beauty (UK #28, US #53)
  19. 1998 - Painted from Memory, with Burt Bacharach (UK #32, US #78)
  20. 2001 - For The Stars , with Anne Sofie Von Otter
  21. 2002 - When I Was Cruel (US #20)
  22. 2003 - North (UK #44, US #57, US Traditional Jazz #1)
  23. 2004 - Il Sogno
  24. 2004 - The Delivery Man (US #40)
  25. 2005 - Piano Jazz: Costello/McPartland
  26. 2006 - My Flame Burns Blue
  27. 2006 - The River in Reverse , with Allen Toussaint
  28. 2008 - Momofuku
  29. 2009 - Secret, Profane & Sugar Cane
  30. 2010 - National Ransom
  31. 2013 - Wise Up Ghost

主な編集盤[編集]

  • 1980 - Ten Bloody Marys & Ten How's Your Fathers
  • 1985 - The Man - The Best Of Elvis Costello & The Attractions
  • 1987 - Out of Our Idiot
  • 1989 - Girls, Girls, Girls
  • 1994 - The Very Best Of Elvis Costello & The Attractions
  • 1997 - Extreme Honey - The Very Best of Warner Brothers Years
  • 2001 - The Very Best Of Elvis Costello
  • 2002 - Cruel Smile
  • 2003 - Singles, Volume 1
  • 2003 - Singles, Volume 2
  • 2003 - Singles, Volume 3
  • 2007 - Best of Elvis Costello: The First 10 Years
  • 2007 - Rock And Roll Music
  • 2011 - Pomp & Pout: The Universal Years

日本公演[編集]

映画出演[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]