エルバ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
エルバ島の位置
エルバ島

エルバ島(エルバとう、Elba)は、イタリア半島中西部に位置するトスカーナ州の島で、リグリア海ティレニア海の境に浮かぶ。グロッセート県の海岸から20kmの所に位置し、西方にはフランス領のコルシカ島がある。

トスカーナ群島の中で最も大きく、イタリアで3番目に大きい島で、面積は224平方kmである。島民は3万人だが、夏場は海水浴客が押し寄せる。 エルバとは「妖精」を意味する。

トスカナ州ピオンビーノ港から、ポルトフェライオ港までフェリーで1時間ほどである。

エルバ島を含む他のトスカーナ群島の島々、ピアノーサカプラーイアモンテクリストジリオジャンヌートリは、トスカーナ群島国立公園として保護されている。

島はリヴォルノ県に属し8つのコムーネに分かれる:
ポルトフェッラーイオを筆頭に、カンポ・ネッレルバカポリーヴェリマルチャーナマルチャーナ・マリーナポルト・アッズッロリオ・マリーナリオ・ネッレルバ

この地は16世紀トスカーナ大公国を支配するメディチ家によって実効支配された。島には、要塞と軍事と交易をするための海港、コスモーポリが建設された。この港は当時のトスカーナ大公コジモ1世の名を冠している。 1737年、メディチ家が断絶すると、エルバ島を含むトスカーナ大公国は、ハプスブルク家によって支配されることとなった。

フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト1814年にこのエルバ島(1802年にフランス領)に追放され、「ムリーニ小宮殿」と呼ばれる小さな邸宅(現存)で299日間を過ごしたことでも有名である。内陸部には「サンマルティーノ」と呼ばれる別荘もあった。[1]なおこれを種にした次のような回文は有名。:
「Able was I ere I saw Elba.(エルバ島を見るまでは、私に不可能はなかった)」

映画監督スタンリー・キューブリックは晩年、エルバ島のナポレオンを題材とする新作を構想中であった。[2]

最近では、ワインで有名である。

2001年12月23日フリー・ダイビングの世界を切り開いたジャック・マイヨールがこの島で自殺した。

[編集] 脚注

  1. ^ [読売新聞 2010年5月7日夕刊15面 ちきゅう 時の散歩 松浦一樹]
  2. ^ [読売新聞 2010年5月7日夕刊15面 ちきゅう 時の散歩]

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語