エルナ・ソルベルグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エルナ・ソルベルク
Erna Solberg
31.08.2013, Erna Solberg.2.jpg
2013年8月
生年月日 1961年2月24日(53歳)
出生地 ノルウェーの旗 ノルウェーベルゲン
出身校 ベルゲン大学
所属政党 保守党
配偶者 シンドレ・フィンネス
公式サイト Erna Solberg brogg

任期 2013年10月16日 - 現職
元首 ハーラル5世

ノルウェーの旗 保守党党首
任期 2004年5月9日 - 現職

ノルウェーの旗 地方行政・地域開発相
内閣 第2次ボンデヴィーク内閣
任期 2001年10月19日 - 2005年10月17日
テンプレートを表示

エルナ・ソルベルグノルウェー語: Erna Solbergノルウェー語発音: [ˌærnɑ ˈsuːlˈbærɡ]1961年2月24日 - )は、ノルウェー政治家。現在の同国首相、2004年から保守党代表。

1989年に国会議員に初当選し、第2次ボンデヴィーク内閣では地方行政・地域開発相を務めた。総選挙で勝利した後、グロ・ハーレム・ブルントラント以来となるノルウェーで二人目の女性首相になった[1]。駐日ノルウェー大使館のウェブサイトでは、アーナ・ソールバルグと表記されている[2]

経歴[編集]

生い立ち[編集]

ノルウェー西部のベルゲンに生まれ、高級住宅地のカルファレット地区で育った。父アスビョルン・ソルベルグ(1925年 - 1989年)はベルゲン・スポルヴァイに勤めるコンサルタント、母のヴェンヘ・トーゲルセン(1926年 - )は事務員であった。ソルベルグには二人の姉妹がおり、夫シンドレ・フィンネスの間に二子を持つ[3]

学生時代[編集]

学校では苦労したが、16歳の時にディスレクシア(失読症)と診断されてその原因がわかった。それでも、クラスでは活発でおしゃべりなムードメーカーであった[4]。高校時代の1979年、ノルウェー学生ユニオンの委員に選ばれ、そこでジャマイカへの募金を募る全国チャリティーイベント「オペラショーン・ダグスヴェルク」を主導した。1986年にベルゲン大学で社会学、政治学、統計学、経済学の修士号 (cand.mag.) を取得。大学最後の年にはベルゲンの保守党学生連盟を率いた。

政治経歴[編集]

2012年の党大会で

1979年から1983年、また1987年から1989年にかけて、ベルゲン市議会議員。後者の時期には執行委員になった。青年保守党と保守党の支部長でもあった。1989年にはホルダラン県からストーティング(国会)議員に初当選し、以来5回再選されている。1994年から1998年まで全国保守女性協会代表を務めた。

2001年から2005年まで、ヒェル・マグネ・ボンデヴィーク内閣に地方行政・地域開発相として入閣した。亡命希望者に関する断固とした姿勢など、自分の政策を強く主張したため、メディアからは「鉄のエルナ」と呼ばれた[5] 。実際に、ボンデヴィーク政権(2001年 - 2005年)における亡命申請者数は続く赤緑連立政権(2005年 - 2009年)時代より数千人多い[6] 。2003年にはイギリスシャリーア議会の存在を知って、その導入を提案し[7][8]、その翌年にもノルウェーへの移民の増加を願うと述べた[9]。その一方で、大臣として安全保障上の脅威であったアンサール・アル・イスラムの最高指導者ムッラー・クレカルの国外追放を移民局に指示した。これより後の2010年、クレカルはソルベルグを殺害するとの脅迫声明を出した。2002年から2004年まで保守党副代表、2004年より同代表。

2013年9月9日の総選挙における保守党の勝利を受けて次期首相となり、10月16日に就任した。

脚注[編集]

  1. ^ Aftenposten published 16 October 2013, accessed same day.
  2. ^ ソールバルグ内閣 閣僚名簿 - 駐日ノルウェー王国大使館
  3. ^ After softening, 'Iron Erna' Solberg set to become Norway's PM
  4. ^ Eivind Fondenes and Aslak Eriksrud: Partifellene syntes ikke Erna Solberg var blå nok TV2, retrieved 2 April, 2013 (ノルウェー語)
  5. ^ Morken, Johannes (2009年5月8日). “Erna Solberg varsler tøffere integrering” (Norwegian). Vårt Land. http://www.vl.no/samfunn/article9794.zrm 2010年7月11日閲覧。 
  6. ^ Svela, Helge O. (2009年9月13日). “Det (var) altså flere asylsøkere som kom til Norge under den forrige Bondevik-regjeringen som Erna var med i, enn det har kommet nå under den rød-grønne regjeringen.” (Norwegian). Bergens Tidende. http://www.bt.no/nyheter/innenriks/faktasjekk/%26laquo%3BDet-%5Bvar%5D-altsaa-flere-asylsoekere-som-kom-til-Norge-under-den-forrige-Bondevik-regjeringen-som-Erna-var-med-i,-enn-det-har-kommet-naa-under-den-roed-groenne-regjeringen.%26raquo%3B-928308.html 2010年8月29日閲覧。 
  7. ^ Sandli, Espen (2003年11月6日). “Solberg ber om shariaråd” (Norwegian). Drammens Tidende. http://dt.no/nyheter/solberg-ber-om-shariarad-1.3110543 2010年8月29日閲覧。 
  8. ^ Ljones, Bjørg Irene (2007年8月11日). “Forby sharialover i Norge” (Norwegian). Norge Idag. http://www.idag.no/aktuelt-oppslag.php3?ID=13103 2010年8月29日閲覧。 
  9. ^ Almendingen, Berit (2004年9月20日). “Erna vil friste innvandrere til Norge” (Norwegian). TV 2. http://pub.tv2.no/nettavisen/innenriks/article280790.ece 2010年8月29日閲覧。 

外部リンク[編集]

公職
先代:
シルヴィア・ブルスター
地方行政・地域開発相
2001年 – 2005年
次代:
オスラウグ・ハーガ
先代:
イェンス・ストルテンベルグ
ノルウェーの首相
2013年 - 現職
現職
党職
先代:
ヤン・ペテルセン
保守党代表
2004年 - 現職
現職