エリーゼ (菓子)

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エリーゼELISE)は、ブルボンが製造、販売する菓子の製品名。1979年に販売を開始したロングセラー製品である[1][2][3][4][5]

棒状のウエハースにチョコクリームまたはホワイトクリームを充填した菓子である[1][3][4]あまおう苺味、バナナ味、パイン味、チーズケーキ味といった期間限定販売されたフレーバーもある[4]

軽い歯ざわりで食べやすいため、幅広い年齢層に好まれる[4][5]コーヒー紅茶との相性も良く茶菓子としての用途や、個包装タイプなので分配用にも適する[4][5]。更には製品パッケージも高級感がある[3][4][5]

ロングセラー製品は賛否両論別れることも多いが、SNS上の調べだとエリーゼは悪い評価が無いわけではないが、良い評価の方が多い[5]。悪い評価としては「湿気やすい」ことが挙げられる[5]。エリーゼはウエハースであるが、サクサク感を出すために薄くなっているので湿気りやすくなってしまうのである[5]。しかし、これは個包装であることを活かし、全てを開封するのではなく食べるぶんだけ開封することで回避可能ではある[5]

2022年5月、原材料となる穀物価格の上昇、エネルギー価格高騰からブルボンでは主力商品であるアルフォートガトーレーズンの価格引き上げを行ったが、エリーゼについても44本だった内容量を40本に減らしている[6]

CM[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 初見健一「1976年以降生まれのロングセラー」『まだある。大百科お菓子編: 今でも買える昭和のロングセラー図鑑』大空出版、2008年、389頁。ISBN 978-4903175195 
  2. ^ 「ニッポンのお菓子クロニクル。」『BRUTUS特別編集 合本・最高のおやつ』マガジンハウス、2017年、60頁。ISBN 978-4838751990 
  3. ^ a b c アルフォートってなんでこんなにおいしいの?」『an・an』2017年1月18日号No.2036、マガジンハウス、73頁。 
  4. ^ a b c d e f ブルボンのエリーゼを徹底解説! 昭和生まれのロングセラーのお菓子、その人気の秘密は?”. HugKum. 小学館 (2021年4月13日). 2023年7月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h ブルボンのチョコ菓子『エリーゼ』を食べてみた!口コミと共に歴史やカロリーも紹介!”. マイナビおすすめナビ. マイナビ (2022年11月4日). 2023年7月20日閲覧。
  6. ^ 営業赤字に転落したブルボンがバウムクーヘンに活路、マルキンに間接出資”. M&A Online (2023年2月3日). 2023年7月20日閲覧。

外部リンク[編集]