エリダヌス座40番星
| データ 元期 J2000 |
|
|---|---|
| 星座 | エリダヌス座 |
| 赤経 | 04h 15m 16.3s |
| 赤緯 | -07°39′10″ |
| 視等級 (V) | 4.43 / 9.52 / 11.17 |
| 特徴 | |
| スペクトル分類 | K1 V / DA VII / M4.5e V |
| 色指数 (B-V) | 0.82 / 0.04 / 1.64 |
| 色指数 (U-B) | 0.44 / -0.68 / 0.88 |
| 変光星型 | なし / なし / 閃光星 |
| アストロメトリー | |
| 視線速度 (Rv) | -43.0 km/s |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -2,239.33 ミリ秒/年 赤緯: -3,419.86 ミリ秒/年 |
| 年周視差 (π) | 199.00 ± 0.77 ミリ秒 |
| 距離 | 16.38 ± 0.06 光年 (5.025 ± 0.02 パーセク) |
| 絶対等級 (MV) | 5.92 / 11.01 / 12.66 |
| 詳細 | |
| 質量 | 0.89 / 0.50 / 0.16 M☉ |
| 半径 | 0.85 / 0.02 R☉ |
| 光度 | 0.36 / 0.0033 L☉ |
| 表面温度 | 5,100 / 14,000 / 3,300 K |
| 年齢 | 4 ×109 / ? / ? 年 |
| 連星のデータ | |
| 伴星 | エリダヌス座40番星 B / C |
| 公転周期 (P) | ~8,000 年 |
| 軌道長半径 (a) | ~400 AU |
| 連星のデータ | |
| 伴星 | エリダヌス座40番星 C |
| 公転周期 (P) | 252.1 年 |
| 軌道長半径 (a) | ~35 AU |
| 離心率 (e) | 0.410 |
| 軌道傾斜角 (i) | 108.9° |
| 昇交点 (Ω) | 150.9° |
| 近星点 元期 (T) | 327.8°(1849.6) |
| 他の名称 | |
エリダヌス座40番星(エリダヌスざ40ばんせい、40 Eridani、別名:エリダヌス座オミクロン2星 (Omicron2 Eridani)、ケイド(キード、Keid、アラビア語で卵の殻の意味))は三重連星をなす恒星で、太陽系から16.4光年の距離にある。
エリダヌス座の領域にあり、1783年に二重星としてウィリアム・ハーシェルに発見された。その後1851年にはオットー・フォン・シュトルーフェによって片方の恒星(伴星)がさらに二重であることが発見された。1910年には、伴星のひとつが白色矮星であることがわかった。
目次 |
物理的性質 [編集]
主星・エリダヌス座40番星 A(40 Eridani A、以下A星)はオレンジ色の主系列星(矮星)で、地球からの実視等級は4.48等、スペクトル型はK1、年齢は40億年である。第1伴星・エリダヌス座40番星 B(40 Eridani B、以下B星、スペクトル型:A VII)は9.7等の白色矮星である。第2伴星・エリダヌス座40番星 C(40 Eridani C、以下C星、スペクトル型:M4eV)は10.8等の赤色矮星で、エリダヌス座DY星とも呼ばれる。
B星とC星は長半径35天文単位の楕円軌道を回っており、さらにこのペアはA星から400天文単位の距離にある。
居住可能性 [編集]
A星のハビタブルゾーンは0.61天文単位で、この距離に惑星があれば液体の水が存在できるだろう。その惑星の公転周期は203地球日で、A星は地球から見た太陽より30%大きく見える。惑星の大気組成が地球と同じであれば、B星は-8等の白い星、C星は-6等の赤い星として見えるだろう。これらは夜空の闇を完全に打ち消すほどではないが、昼間でも見ることができるほど明るい(なお、満月は-12.6等、金星の最大光度は-4.7等)。B星とC星が衝の時期には、一晩中おぼろに明るく、他の星が見えにくい状態が続くだろう。
かつてB星の周りに居住可能な惑星があったとしても、B星が白色矮星になる時にその環境は破壊されているだろう。C星に関しては、フレアのたびにX線放射が可視光と同じくらいまで強くなるので、ハビタブルゾーンに惑星があったとしても生物は存在できないだろう。
エリダヌス座40番星を扱った作品 [編集]
詳細は「地球以外の実在天体を扱った事物」を参照