エリス
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エリス (Ἒρις, Eris) はギリシア神話の不和と争いの女神。ローマ神話のディスコルディア (Discordia) に相当する。
ホメーロスでは軍神アレースの妹で彼に従う。ヘーシオドスでは夜の女神ニュクスの娘で、口争いや殺人などの種々の災いの母でもある。
女神テティスとペレウスの結婚式に招かれなかった腹いせに、「最も美しい女神に」と記した黄金のリンゴを宴の場に投げ入れ、ヘーラー、アテーナー、アプロディーテー3女神の争いを惹起し、パリスによる裁定(パリスの審判)を仰ぐことになり、トロイア戦争の遠因を作った。
通常、有翼の女性として描かれる。
娘に混沌と争いの女神デュスノミアーがいる。
[編集] 文化的影響
[編集] 眠れる森の美女
古い民話・童話の眠れる森の美女は、女神テティスとペレウスの結婚式におけるエリスの行動にヒントを得ていると言われる。王女の誕生祝いに招待されなかった魔法使いが呪いをかけるという筋立てである。
[編集] ディスコーディアニズム
ディスコーディアニズムのシンボルである、「神聖なるカオ」。五角形に象徴される秩序と、エリスの黄金の林檎に象徴される混沌の相互関係を示す。
1957年頃、カリフォルニア州のグレッグ・ヒルとケリー・ソーンリーは、エリスから霊感を得たと称して宗教、もしくはそのパロディを創立した。その教義は、自身を含めたあらゆるドグマを笑い飛ばし、超越することである。詳しくは英語版Wikipedia "Discordianism"を参照のこと。

