エリザベス・オブ・ヨーク

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ヘンリー7世妃エリザベス

エリザベス・オブ・ヨーク(Elizabeth of York, 1466年2月11日 - 1503年2月11日)は、ヨーク朝イングランドエドワード4世の王女で、ヘンリー7世の王妃。母はエリザベス・ウッドヴィルウェストミンスター宮殿で生まれた。

母エリザベス・ウッドヴィルは、リチャード3世(エリザベスの叔父)を追い落とそうと、娘エリザベスとリッチモンド伯ヘンリー・テューダー(後のヘンリー7世)の結婚を画策していた。しかし、ヘンリーは当初エリザベスとの結婚に乗り気ではなかった。2人が結婚するのは、ヘンリーがボズワースの戦いでリチャード3世を倒した後となる。

エリザベスが王妃として認められるのは、ヘンリー7世の即位から2年後の1487年である。しかも、最初の子アーサーが生まれた時は、まだ王妃と認められていなかった。

子女[編集]

ヘンリー7世との間に4男4女が生まれる。以後のイングランドの君主は、いずれも彼らの血を引く子孫である。

  1. アーサー(1486年 - 1502年) - コーンウォール公ウェールズ公
  2. マーガレット(1489年 - 1541年) - スコットランドジェームズ4世妃、のち第6代アンガス伯アーチバルド・ダグラスと再婚。イングランド王ジェームズ1世(スコットランド王ジェームズ6世)にとって父方・母方双方で曾祖母に当たる。
  3. ヘンリー(1491年 - 1547年) - はじめヨーク公、アーサーの死後に王太子となり、父の死後に即位(ヘンリー8世)。
  4. エリザベス(1492年 - 1495年)
  5. メアリー(1496年 - 1533年) - フランス王ルイ12世妃、のち初代サフォーク公チャールズ・ブランドンと再婚。ジェーン・グレイの祖母に当たる。
  6. エドマンド(1499年 - 1500年) - サマセット公
  7. エドワード(?)
  8. キャサリン(1503年)

備考[編集]

エリザベス・オブ・ヨークと呼ばれる人物には他に、エドワード4世の妹(ヨーク公リチャードの三女)がいる(en, 1444年 - 1503年)。本項人物の叔母に当たるこの人物は、サフォーク公ジョン・ドゥ・ラ・ポールと結婚した。

関連項目[編集]