エラガバリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
エラガバリウム神殿の平面図。 左下にサン・セバスティアーノ・アル・パラティーノ教会San Sebastiano al Palatino)が位置する
ローマのアウレウス金貨に描かれるエラガバルスの横顔。裏面には、「聖なる太陽神エラガバル(Sanct Deo Soli Elagabal)」の記述と、エメサの聖なる石を運ぶ4頭のが描かれる。

エラガバリウムElagabalium)は、ローマ皇帝エラガバルスパラティーノの丘北東部、フラウィウス闘技場コロッセオ)前に建設した神殿。 エラガバルス統治期(西暦218-222年)エラガバリウム神殿は、ソル・インウィクトゥス神Deus Sol Invictus)を崇める場所であり、エラガバルス自身が司祭を務めた。


概要[編集]

  • ドミティアヌス帝(在位 81-96年、)によりユピテル神殿として着工[1]
  • 列柱式(70m x 40m)
  • 218年、エラガバルスが皇帝着位すると、彼の出身エメサシリア)の主神 El-Gabal への神殿に設定、施設拡張[2] エラガバルスは、崇拝神の名称をソル・インゥクトゥス(Deus Sol Invictus)に改め、自らが宗教を率いる。ソル・インウィクトゥス神は円錐状の黒い聖石(バエティルス:baetylus)で象徴化(隕石の一部だと考えられている)[3]


参照[編集]

  1. ^ Van Zoonen, Lauren. “Temple of Elagabal”. Livius.org. 2007年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年8月8日閲覧。
  2. ^ Herodian, Roman History V.5
  3. ^ Herodian, Roman History V.3.5
  • "The Cult of Sol Invictus" Halsberghe, Gaston H., 1972, Leiden, Brill
  • Herodian, Roman History V.6
  • Herodian, Roman History VI.1
  • Augustan History, Life of Elagabalus I.3
  • Augustan History, Life of Elagabalus I.8
  • Cassius Dio, Roman History LXXX.11

外部リンク[編集]