エマーソン・レイク・アンド・パーマー (アルバム)

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エマーソン・レイク・アンド・パーマー
エマーソン・レイク&パーマースタジオ・アルバム
リリース 1970年11月20日イギリスの旗
録音 1970年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間 41:14
レーベル イギリスの旗アイランド(オリジナル盤)
WEA(リイシュー盤)
アメリカ合衆国の旗アトランティック(オリジナル盤)
Rhino(リイシュー盤)
日本の旗ワーナー・パイオニア(オリジナル盤)
イーストウエスト・ジャパン→ビクター(リイシュー盤)
プロデュース グレッグ・レイク
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
ゴールド等認定
エマーソン・レイク&パーマー 年表
 
エマーソン・レイク・アンド・パーマー
(1970)
タルカス
(1971)
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エマーソン・レイク・アンド・パーマー (Emerson, Lake & Palmer) は、イギリスにおいて1970年11月20日に発売されたエマーソン・レイク・アンド・パーマーのデビュー・アルバムである。

解説[編集]

エマーソン・レイク・アンド・パーマーというバンドは、結成に参加した3人が、それぞれかなりのキャリアと知名度、そしてもちろん音楽的な実力を備えており、結成した時点で「スーパーグループ」と呼ばれていた。その為、各レコード会社で争奪戦が繰り広げられ、結果、地元イギリスではアイランド・レコードから、アメリカではアトランティック・レコードから、日本ではアトランティック系列の「ワーナー・ブラザース・パイオニア(当時)」からと決定した。

尚、2006年現在、イギリスでのCDの発売は「WEA」、アメリカでは「Rhino」、日本では「ビクターエンタテインメント」が行っている。

アルバムに収録された楽曲は、まだ結成が公表される以前の4月ごろから作曲が開始されたと伝えられている。結成してまだ間もない時期の録音であり、緻密なスタジオ・ワークを駆使した様子はあまり感じられず、リアル・タイムの一発録音に多少のオーバー・ダビングを施した、という構造が聴き取れる。後にELPと深い繋がりを謳われるモーグ・シンセサイザーも、この時点では「タンク」と「ラッキー・マン」の終了間際に、顔みせ程度に使われているだけである。

売り上げは、イギリスのチャートでは4位まで上昇したが、アメリカでは18位に留まった。グレッグ・レイクがELPの結成を目指した理由のひとつとして「アメリカでキング・クリムゾンよりウケるバンドを作る」というものがあり、『クリムゾン・キングの宮殿』の28位を上回る結果となった。

収録曲[編集]

アナログA面[編集]

  1. 未開人 - The Barbarian (Béla Bartók, arr. Emerson, Lake & Palmer)
    バルトークの「アレグロ・バルバロ」をアレンジした楽曲。
  2. 石をとれ - Take A Pebble (Lake)
    カントリーミュージックの要素を取り入れた作品。[2]
  3. ナイフ・エッジ - Knife Edge (Leos Janácek & J.S. Bach, arr. Emerson, lyric by Lake & Fraser)
    ヤナーチェク作曲の組曲『シンフォニエッタ』第1楽章と、JSバッハ作曲『フランス組曲第1番(BWV 812)』を取り入れて作曲された。

アナログB面[編集]

  1. 運命の3人の女神 - The Three Fates (Emerson)
    1. クローソー - Clotho (Emerson)
    2. ラキシス - Lachisis (Emerson)
    3. アトロポス - Atropos (Emerson)
  2. タンク - Tank (Emerson/Palmer)
  3. ラッキー・マン - Lucky Man (Lake)

2010年日本盤ボーナス・トラック[編集]

  1. 未開人(ワイト島ライヴ) - The Barbarian (Bela Bartok, arr. Emerson, Lake & Palmer)
  2. 石をとれ(ワイト島ライヴ) - Take A Pebble (Lake)

出典[編集]

  1. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.93
  2. ^ ワーナー・パイオニア「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」LPレコード付属の解説より