エマニュエル・パストリッチ

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エマニュエル・パストリッチ
生誕 Emanuel Pastreich
1964年10月16日(49歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル
出身校 エール大学 学士
東京大学 修士
ハーバード大学 博士
職業 副教授、所長
公式サイト
http://circlesandsquares.asia
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エマニュエル・パストリッチ (英語: Emanuel Pastreich, 中国語: 贝一明[1]1964年10月16日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル出身のアメリカ学者。主に韓国で活動している。慶熙大学校国際大学の副教授、アジアインスティチュート所長を兼任し、東アジア古典文学[2][3][4][5]および現代国際関係、科学技術[6][7]に関連した学術政策を務めている。

経歴[編集]

パストリッチは1983年アメリカ合衆国サンフランシスコのローウェル高校を卒業し、イェール大学中国文学を専攻しながら、1987年[8]、1年間、国立台湾大学[9]に留学した。卒業後すぐ、東京大学に留学し、1991年に比較文学修士学位を取得した[10] 。東京大学では全ての授業を日本語で受講し、論文も日本語で書いた。修士論文は19世紀の文人である田能村竹田について執筆した。

1992年アメリカ合衆国に帰国後、ハーバード大学東アジア言語文明学科、博士課程に編入し[11]、1998年に卒業後、イリノイ大学で東アジア言語文学科の助教授として働いた[12][13]。その後、ジョージワシントン大学又松大学校[14]を経て現在、慶熙大学校国際大学の副教授として勤務している[15][16]

韓国地方自治団体 諮問[編集]

パストリッチは2007年から2年間、忠清南道 道知事補佐官として勤務し、忠清南道の国際化および多文化政策に深く貢献した[17]。その後、連続的に大徳研究団地本部諮問[18]大田広域市投資誘致委員会、光州市国際化委員会、生命工学研究員、標準科学研究員、地質研究員、カイスト技術融合大学院などで研究課題を進めてきた。

学問[編集]

パストリッチは国際関係、自然環境[19][20] および科学技術発展の関係を研究するシンクタンクであるアジアインスティチュートの所長職を務めている。その前には駐米韓国大使館が運営するシンクタンク グリーンハウス (KORUS House) の所長を務めながら、韓国外交通商部が運営するオンライン公営雑誌『ダイナミックコリア (Dynamic Korea)』[21][22] の編集長職を兼任した[23][24]

パストリッチの著書は The Novels of Park Jiwon: Translations of Overlooked Worlds (燕巌、パク・チウォンの小説『看過された世の中の変身』、ソウル大学校出版部)、ソウル大文化出版部、2011年。The Visible Vernacular: Vernacular Chinese and the Emergence of a Literary Discourse on Popular Narrative in Edo Japan (江戸時代における日本通俗文化談論の台頭および中国の白話小説の受容)、ソウル大学校出版部、2011年。ハーバード博士の韓国漂流記、人生は速度でなく方向だ、ノマドゥブックス、2011年。世界の碩学たち、韓国の未来を語る、ダサンブックス、2012年[25]

著書[編集]

  • 『燕巌パクジウォンの小説: 看過された世の中の変身』、ソウル大学校出版部、2011年、ISBN 8952111761
  • 『江戸時代における日本通俗文化談論の台頭および中国の白話小説の受容》(ソウル大学校出版部、2011年、ISBN 895211177X
  • 『ハーバード博士の韓国漂流記、人生は速度でなく方向だ』、ノマドゥブックス、2011年、ISBN 9788991794566
  • 『世界の碩学たち、韓国の未来を語る』ダサンブックス、2012年、ISBN 9788963700724
  • 『韓国人しかしらない違う大韓民国:ハーバード博士がみた韓国の可能性』, 2013年, 21世紀部 ブックス (ソウル)ISBN 978-89-509-5108-5

脚注[編集]

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  1. ^ Circles and Squares blog (2013年4月2日).
  2. ^ The Reception of Chinese Vernacular Narrative in Korea and Japan, Emanuel Pastreich, Kyung Hee University”. Princeton University East Asian Studies Program (2012年10月1日). 2012年11月30日閲覧。
  3. ^ East Asia Colloquium Series: The Observable Mundane: The Reception of Chinese Vernacular Narrative in Korea and Japan”. Yale University, The Council on East Asian Studies (2012年10月3日). 2012年11月30日閲覧。
  4. ^ Lee, Woo-young (2011年7月26日). “U.S. scholar explores Asian literature”. Korea Herald. 2012年11月1日閲覧。
  5. ^ Emanuel Pastreich (1999). “An alien vernacular: Okajima Kanzan’s popularization of the Chinese vernacular novel in eighteenth-century Japan”. SJS 11 (2): 39–49. http://www.chinajapan.org/articles/11.2/11.2pastreich39-49.pdf 2012年11月3日閲覧。. 
  6. ^ Arvind, Subadra (2012年12月1日). “A new kind of scholar breaks ground in Korea”. Asia Times Online. 2012年12月2日閲覧。
  7. ^ Research, Innovation, Start-up and Employment (RISE) Keynote Speakers”. Korean Ministry of Science, ICT, and Future Planning (21-22 May 2013). 2013年5月7日閲覧。
  8. ^ イェール大学 学位記 2013-3-17.
  9. ^ Circles and Squares blog 国立台湾大学 留学.
  10. ^ 国立台湾大学 留学 2013-3-17.
  11. ^ Shin, Gi-wook; Robinson, Michael (2001). Colonial Modernity in Korea. p. 441. ISBN 0674005945. http://books.google.co.kr/books?id=JMVgNnkZXAQC&pg=PA441&lpg=PA441&dq=%22emanuel+pastreich%22+Harvard&source=bl&ots=7gyCZ0pWK1&sig=FseWYkTmkpE_8ZYHdlKh7Ow9PLo&hl=en&sa=X&ei=26OcUPq2MayaiQfD44GYAg&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false 2012年11月9日閲覧. "See Emanuel Pastreich, "The Reception of Chinese Vernacular Narrative in Korea and Japan" (PhD diss., Harvard University, 1997), pp. 49-52" 
  12. ^ Mellen, Brian (2006年7月17日). “Debate about North Korea reaches students, faculty”. Daily Illini. 2012年11月13日閲覧。
  13. ^ Contact Information: Emanuel Pastreich”. ACDIS, University of Illinois. 2012年11月13日閲覧。
  14. ^ Simon, Ian D. (2011). “Plans of Mice and Men: From Bench Science to Science Policy”. Yale J. Biol. Med. (Yale University) 84 (3): 237–242. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3178853/ 2012年11月14日閲覧。. 
  15. ^ Kyung Hee University's homepage (24 October 2012).
  16. ^ Cho, Eun-mi (2012年11月7日). “韓国 どこに行けば:碩学達の慧眼を借りて概観してみましょう: 慶熙大 パストリッチ教授 '世界の碩学達, 韓国の未来を話す' 出版”. Hanguk Ilbo. 2012年11月9日閲覧。
  17. ^ Ji, Sang-hyun (2008年6月9日). “船出 1年 忠南知事政策特報団 虚像と実像:一部 特報に成果が偏り延長運営を再考する世論..「点検が優先 」”. DT News. 2012年11月13日閲覧。
  18. ^ IASP 世界サイエンスパーク総会 D-4 大徳特区, 最終準備 玉の汗”. ETN News (2010年5月19日). 2012年11月13日閲覧。 “솔브리지 국제대학 엠마뉴엘 페스트라이쉬 교수, TP협의회 이진옥 회장, 충남TP 김학민 원장, 전경련 장국현 고문 등이다...
  19. ^ Pastreich, Emanuel (2013年3月7日). “On Climate, Defense Could Preserve and Protect, Rather Than Kill and Destroy”. Truthout. 2013年3月8日閲覧。
  20. ^ Pastreich, Emanuel (2013年5月30日). “太平洋への転換から緑の革命へ: 気候変化を最大脅威と見なして” (Japanese). Huffington Post. 2013年6月3日閲覧。
  21. ^ Kim, Susan I. (2007年). Changes and Continuities in Second-generation Korean American Families (Ph.D.). City University of New York.. p. 39. http://books.google.co.kr/books?id=dAJlH4oIn8IC&pg=PA39&lpg=PA39&dq=%22emanuel+pastreich%22+editor-in-chief&source=bl&ots=3U1WB38uOy&sig=KuJmpKx3AYiN1hWMdiVwxR7mQXw&hl=en&sa=X&ei=30arUPHXJaf8iQLZ7YGIAQ&redir_esc=y#v=onepage&q=%22emanuel%20pastreich%22%20editor-in-chief&f=false 
  22. ^ From Hermit Kingdom to Global Hub: Seoul Reinvents its Cultural Identity”. The Korea Society (2006年3月29日). 2012年11月20日閲覧。
  23. ^ 2010.10.07 Appointment to Committee on City Administration for Daejeon Metropolitan City from Circles and Squares blog run by Emanuel Pastreich (13 November 2012).
  24. ^ 2012.12.11 Appointment to Committee on Foreign Investment for Daejeon Metropolitan City taken from Circles and Squares blog run by Emanuel Pastreich (13 November 2012).
  25. ^ Ye, Jinsu (2012年11月23日). “韓国, 春秋全国の周に類似 … 周辺国に 「霊感」 与える国になること. 文化日報”. Munhwa Ilbo. 2012年11月28日閲覧。

外部リンク[編集]