エポキシパテ

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エポキシパテ(epoxy putty)とはエポキシ樹脂を主成分とするパテ(充填剤)の総称である。略称エポパテ

概要[編集]

主に粘土状で、エポキシ樹脂のプレポリマーと硬化剤をそれぞれ含む2剤を練り合わせて混合する事で重合して硬化する。用途に応じて物性や硬化時間が異なる各種製品が市販されている。

業務用の他、一般家庭においても欠損部や破損部分の修復、穴埋めなどに用いられ、その加工性から現在では模型製作に多く用いられ、模型専用のものも開発された。特に粘土状である事からフィギュアの造形に多用される。また特に木工用の物は硬化時間が数分と短く硬化後の切削性も良い事から造形用途に多用される。

なお、エポキシは人体にとって有害であり、使用時には微量が人体に吸収されるため、使用後は良く手を洗うことが勧められる。[1]

業務用のパテ[編集]

業務用のパテ、特にプラントエンジニアリング(設備機器保全、あるいはファクトリーオートメーション)業界では、パテはデブコンと俗称される。チタニウムや各種セラミックシリコーンなどの成分を含有し、その性質も含有成分により、耐食性に優れたもの、耐熱性に優れたものなどさまざまである(性能や用途の種別詳細はメーカーのホームページを参照されたい)。ただし、あくまでアンカー効果による接着に過ぎないため、過酷な環境(高荷重や高熱など)における使用では剥離しやすい。施工には独特の技術と経験が必要である。

脚注[編集]

  1. ^ ホビージャパン別冊「SUPER MODELING MANUAL MAX渡辺のプラモ大好き!1」71ページ