エッダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エッダ (Edda) とは、

  1. 書物
    1. アイスランド詩人スノッリ・ストゥルルソン1220年頃に著したの教本『エッダ』のこと。サガと並び北欧神話研究における重要な資料の一つとされている。本来「エッダ」といえばこれを指すが、2.(および3.)も「エッダ」と呼ばれるようになったため、それらと区別するために特にスノッリのエッダ新エッダ散文のエッダなどと呼ばれることもある。
    2. 1643年ブリュニョールヴル・スヴェインスソンによって発見された歌謡)集『王の写本』のこと。1.に引用されていた詩や、1.と同じ内容を物語る詩が多く含まれていたため、1.の元になった本だと考えられ古エッダと呼ばれるようになったが、実際は1270年頃に編纂されたものだと考えられている。また1.に対して詩のエッダと呼ばれることもある。ブリュニョールヴルはこれをセームンドル・シグフースソンの手によるものと考えていたため、それに倣いセームンドルのエッダと呼ばれていたこともあったが、このセームンドルが作者であるという説は現在では否定されている。
    3. AM 748 I 4to』や『フラート島本』、『ヴォルム写本』など『王の写本』以外の写本や、1.の『エッダ』、サガなどの中に残されていた、2.の中の詩と同じ形式の詩(エッダ詩)のこと。これらは小エッダと呼ばれ、多くは2.に含めて語られる。
  2. その他
    1. 北欧神話に登場する人物。エッダ詩の『リーグの歌』に登場する。
    2. 小惑星の一つ。エッダ (小惑星)を参照。上の『(スノッリの)エッダ』にちなんで命名された。
Disambiguation
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの言葉や名前が二つ以上の意味や物に用いられている場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。