エゾノミツモトソウ

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エゾノミツモトソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キジムシロ属 Potentilla
: エゾノミツモトソウ P. norvegica
学名
Potentilla norvegica L.
英名
Rough cinquefoil
Norwegian cinquefoil

エゾノミツモトソウ(蝦夷水源草、Potentilla norvegica)は、バラ科バラ亜科キジムシロ属一年草もしくは二年草の一種。

分布[編集]

ヨーロッパを原産地とする[1]北アメリカニュージーランド、日本で野生化が確認されており、帰化植物となっている[1]。日本では北海道の個体群は在来種と考えられていた時期もあった[1]

特徴[編集]

草丈は80cmほどまで成長する。基本的に茎には褐色の剛毛があるが、ないものもいる。夏ごろに直径1cm程度の黄色い花をつける。

日本の在来種であるミツモトソウに似るが、茎下部にある葉が3出複葉ではなく、5小葉となる[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七『日本帰化植物写真図鑑 Plant invader 600種』全国農村教育協会、2001年7月26日。ISBN 4-88137-085-5 p.119