エシカル
エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている[1]。身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。
目次 |
用語 [編集]
エシカルコンシューマリズム [編集]
エシカルコンシューマリズムとは、「環境や社会に配慮した工程・流通で製造された商品を選択し、そうでないものを選択しない」という消費活動である。エシカルコンシューマリズムの内、最も注目されている商品カテゴリには、エシカルファッションが挙げられる[1]。
エシカルコンシューマー [編集]
倫理的消費者という意味で、「エコバッグを使うこと」「寄付金付き商品を買うこと」などを行う消費者をエシカルコンシューマーと呼ぶ[2]。
エシカルジュエリー [編集]
人や社会・自然環境に配慮をした素材(フェアトレードやリサイクルの素材)を使用して作るジュエリーのことをエシカルジュエリーと呼ぶ[3][4]。紛争ダイヤモンドなど紛争の引き金となる素材を使用しないことや、採掘や生産の過程において不当に低賃金な労働や児童労働が存在していない鉱物を使用したジュエリーのことを指す[5]。また、「負の要素」のないジュエリーとして、結婚指輪等の記念的な用途にも用いられる。
エシカルファッション [編集]
以下のような過程で商品となっているファッションを、エシカルファッションと呼ぶ。
世界各国で「エシカルファッションショー」が開催され、メディアの露出も多く、消費者の注目を集めている[6]。日本においてはまだまだ市場が大きいとはいえないが、これらのコンセプトにのっとったブランドが少しずつ出はじめ、注目されている。[7]
エシカルヒーロー [編集]
自分の利益を犠牲にしても倫理的に正しいことを行い賞賛される人物をエシカルヒーロー[8]と呼ぶ。
エシカルハッカー [編集]
高い倫理観と道徳心を兼ね備え、高い技術を持ったハッカーのことをエシカルハッカー(またはホワイトハッカー)[9]と呼ぶ。
エシカルインベストメント [編集]
エシカルの概念を判断材料に採り入れた投資手法[1][2]。この考え方で設定されたファンドをエシカルファンド[10]と呼び、エコファンド等と共に、SRI(社会的責任投資)の一形態とされる。
脚注 [編集]
- ^ a b c “時代を読む新語辞典”. 「エシカル」. 日経BP (2008年3月4日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ a b “ビジネス用語辞典”. 「エシカル」. Wisdom (2011年6月2日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ “msn 産経ニュース”. エシカルジュエリー、大丸神戸店に期間限定で出店. 産経新聞・産経デジタル (2011年9月5日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ “msn 産経ニュース”. エシカルジュエリー 労働・環境に配慮…途上国支援. 産経新聞・産経デジタル (2012年2月20日). 2012年2月20日閲覧。
- ^ “International Development News”. ジュエリーの輝きに紛争も搾取もいらない ~エシカルジュエリーを通じたビジネスの可能性に挑む. Devex (2009年7月31日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ “Inside”. 宮田理江 - 「エシカルファッション」「フェアトレード」って何?. Fashionsnap.com (2011年2月13日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ “Movement”. 日本人発信のエシカルムーブメント. My Lohas (2011年7月27日). 2012年12月31日閲覧。
- ^ “Inspire Magazine”. Vote for your Ethical Hero. Observer. 2011年9月29日閲覧。
- ^ “Cyber Ssecurity”. 米国、韓国等におけるハッキングコンテストの概要. 経済産業省 商務情報政策局 (2011年3月3日). 2011年9月29日閲覧。
- ^ “金融経済用語集”. 「エシカルファンド」. iFinance. 2011年9月29日閲覧。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 消費の新潮流~エコからエシカルへ 初めてのエシカルライフ&グッズ(日経まナビ!大手町)