エグゼドエグゼス
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| ジャンル | シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | アーケード[AC] ファミリーコンピュータ[FC] |
| 開発元 | カプコン |
| 発売元 | カプコン [FC]徳間書店 |
| 人数 | 1~2人 |
| メディア | [FC]:512Kbitロムカセット |
| 発売日 | [AC]:1985年 [FC]:1985年12月21日 |
『エグゼドエグゼス』(EXED EXES)は、1985年にカプコンが開発したアーケードゲーム。 正式名称は、『超浮遊要塞(ちょうふゆうようさい) エグゼドエグゼス』。日本国外版タイトルは『Savage Bees』。
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[編集] 解説
昆虫型の敵を倒していき、超浮遊要塞EXED EXES(エグゼドエグゼス)を破壊することが目的のシューティングゲームである。二人同時プレイが可能。1P側の自機「カーネル」2P側「サージェント」を操作する。
当時流行った「二人同時プレイ可能な縦シューティング」であり、アイテムを取ってパワーアップしながら進んでいく。クラッシュという、持っている佐吉(★)の数だけ画面上の敵弾を一掃できる副武装がある。Powと描かれた赤い玉を取るとパワーアップし、自機の弾が二連装、三連装になるが、woPという、初期状態にパワーダウンしてしまうアイテム(代償として10,000点ボーナス)もあったりする。Powという文字だけのアイテムは、取ると画面上の敵キャラが全てフルーツになってしまうという、非常に気持ちのいい瞬間であり、画面上に敵を溜めた状態でいかにPowを取るかがポイントだった。
自機の弾が二連装、三連装になる際、自機の見た目も変化する。なお、パワーアップは段階的に行われるわけではなく、Powの玉の色で変化する。状況によっては三連装、二連装の順番で玉が出現するため、安易に回収すると、結果的にパワーダウンしてしまう事になる。
このタイプのシューティングゲームとしては珍しく、自機の弾に射程距離があり、レバーを上に入れながら発射するとより遠くまで飛び、下に入れながらだと飛距離が縮まる。パワーアップをとることで平均射程距離も伸びる(射程距離が最長で固定になるものもある)。また自機は、上方向への移動速度に比べて下方向への移動が遅いのも特徴。
他方、この時代のシューティングゲームとしては敵や敵弾の密度が濃く、それをすり抜ながら敵を倒してゆくというゲーム性は、解釈にもよるが後にブームとなった弾幕シューティングゲームの遠い原型の一つという見方もできる。
エリアは基本的に通常エリア→ハイポイントエリア(ボーナスエリア)→通常エリア→ボスの繰り返しとなっているが、面によってはボスが連続して出現したり、通常エリアがとても短かったり、ハイポイントエリアが複数回出現したりする。ハイポイントエリアでは敵が弾を撃たなくなり、ドクロの敵が出現する。ドクロは円を描いており、全て破壊すると追加ボーナスが得られた。ハイポイントエリアでは必ずPowが出現するため、うまく敵を集めてフルーツに変えることで高得点を狙うことができた。
完成度が高く2人同時プレイ可能なシューティングゲームという当時としては斬新なタイトルではあったが、同時期に稼働していた同じく2人同時プレイが可能だったシューティングゲーム、コナミの『ツインビー』がブレイクしていたため影の薄い存在であった。また、同時期にはSNKのHAL 21もリリースされており、ジャンル被りのためにゲームセンター運営者はこの三作のうちからひとつを排他導入することが多く、結果としてすべての作品の売り上げにマイナス効果をもたらした。
[編集] フィーチャー/隠しフィーチャー
- 得点でエクステンドすると画面の端から佐吉が出現し、画面を横切っていく。これを取ると5,000点のボーナス、更にクラッシュが1個増える(最大10個までストック可能)。
- 砲台にギリギリまで接近すると、その砲台は弾を撃ってこない。
- どんなに耐久力の高い砲台でも、体当たりすれば一撃で破壊できる。(当然ながら自機ストックが減る)
- 特定の地上物を破壊すると、そこに隠れキャラが出る。取ると500~50,000点、または、1up(エクステンド)となる。1upは4面と8面にある。8面にはPowも隠されている。大量に出現するフルーツも、厳密に言えば隠しキャラである。
- 特定の場所を通過すると、ボーナス点が入る(5,000点、または、10,000点)。
- 電源投入後16プレイ毎にトンボが横切り、それを撃つと10,000点のボーナス。
- デモプレイ中にクラッシュボタンを押すとクラッシュが効く(当然、クラッシュの残量がある時のみ)。
[編集] バグ
- Powを2人で同時に取ると、2人共パワーアップ可能。
- デモプレイ中にクラッシュして画面が点滅している間にタイミング良くコインを投入してゲームを始めると、背景が真っ黒になったり点滅したままになる。
[編集] 1,000万点
本ゲームのプレイヤーの目的は、ゲーム名にある通りに超浮遊要塞エグゼドエグゼスを撃破することであるが、真の最終目標は1,000万点を取ることである。1,000万点を取ると唐突にエンディングが始まり、ゲームオーバーとなる。1,000万点という点数は、おそらくゼビウスのオマージュと思われるが、特定の点数に達すると強制的に遊戯終了となるゲームは、実は珍しい。
[編集] ロケテストバージョン
ロケテストバージョンでは、メガクラッシュがないかわりに敵の弾を、自機の弾を二発当てることで破壊できた。また、このバージョンでは最初の要塞は「クルス」という十字架型のものだったが、通常販売版ではキリスト教圏への配慮からかボツになっている。なお、十字架が二連、三連になった「ツインクル」「トリクル」はそのまま登場している。ロケ終了後も、一部店舗ではこのバージョンがプレイできた。
[編集] 移植版
徳間書店から1985年に移植された。アーケードとファミコンとのスペック差からアレンジが施され、デチューンした形での内容となっている。それでもゲームではファミコンのハード的なスプライト処理能力を大幅に超える敵が飛び交うため、画面のちらつきが非常に多かった。このことについてFC版の説明書には「EXES軍は画面上にいっぱい現れるとフラッシュ攻撃をしてきて見えにくくなるぞ!」などと苦しい表記をしていた(当時はこの様な状態を仕様と言い張るのはごく当たり前のことであった)。
ステージ数は無限となっており、99面の次がA0面、その次がA1面…となっていた。実際には一部の面がループしており、17面以降は一定の法則で過去の面が登場するようになっていた。
ファミコン版発売キャンペーンでは、獲得スコアによってゲームオーバー時に表示される三種のパスワード(7文字の英文文字列)をソフト付属の応募券とともにメーカーである徳間書店に送ると、先着順でシリアルナンバー入りのラベルステッカーがもらえた。種類はスコアランクによってゴールド・シルバー・プラチナがあり、ランクが高いほどもらえる人数が少ない。獲得者は全員、徳間書店の「ファミリーコンピュータMagazine」に名前が掲載された。その一方で、アーケード版にあった「1000万点獲得でエンディング」というルールは廃されており、得点は1000万点を超えるとオーバーフローを起こしカウントがゼロに戻るというシステムになっていた。
ファミリーコンピュータMagazineの徳間書店から初のファミコンソフトの発売だけあって、同時期発売のパズルゲームロットロットとともに雑誌をあげて押しており、大きく広告が打たれていた。発売前のイラストはややハードな絵柄でスピード感のあるメカのイラストだったが、発売に際しては絵柄がコミカルになりパイロットの男の子がカーネルに乗っている絵に差し替えられた。いずれもアーケード版のポスター等の図版は使用されていない。
- セガサターン、プレイステーション版
- 1998年10月15日発売の『カプコンジェネレーション 第3集~ここに歴史はじまる~』に収録された。また、プレイステーション版は2005年5月25日発売の『カプコン レトロゲーム コレクション Vol.3』(攻略本付の廉価版)として再発売された。
- プレイステーション2版
- 2006年3月2日発売の『カプコン クラシックス コレクション』に収録された。
- プレイステーション・ポータブル版
- 2006年9月7日発売の『カプコン クラシックス コレクション』に収録された。

