エウメネス2世

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エウメネス2世が描かれた硬貨

エウメネス2世古典ギリシア語: Εὐμένης Β' τῆς Περγάμου, Eumenes II)は、紀元前197年から紀元前159年に在位したペルガモン王国の国王で、アッタロス朝の1人である。アッタロス1世アポロニスの息子として生まれ、父の後を継ぐと共和制ローマと協力してマケドニア王国セレウコス朝エーゲ海地方に領土を広げるのを阻止し、紀元前190年マグネシアの戦いアンティオコス3世を破った。紀元前188年アパメア条約が結ばれると、彼はフリジアリディアピシディアパンフィリア、そしてリュキアの一部を同盟国のローマから解放した。後にローマは彼がペルセウスと共謀していると疑い、紀元前167年に弟のアッタロス2世を買収してペルガモン王国の王位を狙わせ、またエウメネス2世の弁明のためのイタリアへの入国を拒否した[1]

エウメネス2世の功績の1つは、古代世界で有数の図書館の1つであるペルガモン王国の図書館を拡張したことである。彼はまたアテナイのアクロポリス柱廊を作った。妻のストラトニケは、カッパドキアアリアラテス4世の娘であり、アッタロス3世の母である。彼らの息子が幼かったため、王位は弟のアッタロス2世が継ぎ、彼は未亡人のストラトニケと結婚した。

出典[編集]

  1. ^ A History of Rome, M. Cary & H.Scullard (1935), p165 ISBN 0-333-27830-5.
  • Hansen, Esther V. (1971). The Attalids of Pergamon. Ithaca, New York: Cornell University Press; London: Cornell University Press Ltd. ISBN 0-8014-0615-3.
  • Kosmetatou, Elizabeth (2003) "The Attalids of Pergamon," in Andrew Erskine, ed., A Companion to the Hellenistic World. Oxford: Blackwell: pp. 159?174. ISBN 1-4051-3278-7. text
先代:
アッタロス1世
ペルガモン
紀元前197年 - 紀元前159年
次代:
アッタロス2世