エアポート常磐

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エアポート常磐(エアポートじょうばん)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上野 - 成田空港間を常磐線成田線(我孫子支線・空港支線)経由で運行する臨時快速列車である。

常磐線経由で初めて運行された成田空港連絡列車「エアポート常磐」(2007年12月30日、上野駅にて撮影)
上野 - 成田空港間で競合する「スカイライナー」(左)と「エアポート常磐」(右)
(2007年12月30日、成田空港駅にて撮影)
「エアポート常磐」側面行先表示器に貼付されたステッカー

目次

[編集] 概要

この列車は、常磐線経由では初の成田国際空港連絡列車で、2007年12月29日に初めて運行された。

各運転日には上下2往復が運行され、大宮総合車両センター所属の183系6両編成を使用し、下り上野発成田空港行は全車指定席運賃の他に指定席料金510円が必要)、上り成田空港発上野行は全車自由席(運賃のみ)という設定がなされた。ただ、側面の行先表示器や前面の愛称表示器への表記は行わず、特製のステッカーをそれぞれの表示器に貼付して運行していた。また、愛称表示ステッカーは青緑色の地で、右上に航空機マークが表記されていた。

成田線区間が単線のため、上野 - 成田空港駅間の所要時間は他の成田空港連絡列車よりも所要時間で劣るものの、常磐線(運転区間に含まれない取手土浦方面も含む)およびその連絡路線沿線から成田空港へ行く際の乗り換え回数の軽減、所要時間の短縮、都心 - 成田空港を結ぶ列車の中では、安価でクロスシートでのサービスが提供されていることがメリットといえる(後述)。

なお、上野 - 成田空港間は京成電鉄が「スカイライナー」および料金不要の特急を運行しており、競合する形となった。また、同じJR東日本が東京 - 成田空港間で「成田エクスプレス」や快速(「エアポート成田」という愛称がある)を総武快速線・成田線(本線・空港支線)経由で運行している。

2007年末に初めて運行された際には、「エアポート常磐」と成田空港への鉄道アクセスに関するアンケートが車内で行われた。

2008年に入ってからも、ゴールデンウィーク初頭や夏休みの初期と終盤に3~4日ずつ運転されたが、それ以降は運転されていない。

[編集] 停車駅

上野駅 - 北千住駅 - 松戸駅 - 柏駅 - 我孫子駅 -(成田駅) - 空港第2ビル駅 - 成田空港駅

成田駅は我孫子支線から空港支線へのスイッチバックのため運転停車のみ行う。ただし、2008年1月3日から同月6日の上りに限り旅客扱いを行い、成田山新勝寺への初詣の帰りにも利用できるようにした。

[編集] 運行期間

基本的に年末年始ゴールデンウィーク夏休みといった多客期、とりわけ成田空港利用者が特に多いと予想される日に限って運行されていた。しかし、2008年8月31日を最後に運転は行われていない。

[編集] 成田空港鉄道アクセスの比較

空港第2ビル駅発着の所要時間。成田空港駅発着は更に2~4分程度を要す。

  • エアポート常磐」(上野駅)1時間29分(上り2・4号)/1時間42分(下り1号)/1時間57分(下り3号):1,790円(成田空港行)、1,280円(上野行)2往復/日。
  • 成田エクスプレス」(東京駅)49分 - 1時間10分:通常期2,940円、繁忙期3,140円、閑散期2,740円、1 - 2本/時
  • エアポート成田」(同上)1時間25分 - 1時間40分:1,280円、1本/時(上り列車は愛称なし)
  • スカイライナー」(京成上野駅)56分 - 1時間5分:1,920円、1 - 2本/時(17 - 45分毎)
  • 「モーニングライナー・イブニングライナー」(同上)1時間7分 - 1時間15分:1400円 朝方上り2本・夜間下り6本のみ(30 - 42分毎)
  • 京成本線特急・快特(同上)1時間9分 - 1時間20分:1,000円、3本/時