ウー (ウルトラ怪獣)
ウーは、円谷プロダクションが日本で制作した特撮テレビ番組シリーズ「ウルトラシリーズ」に登場した架空の怪獣。別名「伝説怪獣」。
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[編集] 『ウルトラマン』に登場したウー
『ウルトラマン』第30話「まぼろしの雪山」(1967年2月5日放送)に登場。
- 身長:40メートル
- 体重:なし
- スーツアクター:鈴木邦夫
全身長白毛の雪男的怪獣。飯田山の麓の村に住む、孤児のゆき(雪ん子)が村人から迫害を受け、助けを呼ぶ声と共に彼女を救うべく現れた。雪ん子の危機を救うために現れるため、行き倒れになった雪ん子の母親の化身ではないかと云われる。また、当地では伝承で知られる存在であった模様。必ず吹雪と共に現れ、また怪獣出現の事実が観光客を遠ざけた為、スキー場による観光収入で経済を成り立たせている当地にとっては死活問題であり、遂に科学特捜隊及びウルトラマンの攻撃を受けることとなる。雪ん子が濡れ衣で村人に追われた際には激怒してスキー場の施設を破壊しウルトラマンと戦った。スペシウム光線のポーズをとり発射直前、雪ん子が力尽きてしまったため彼女のウーを呼ぶ声と共に飯田山に姿を消してしまった。
- 着ぐるみ造形はエキスプロによる。
- ネーミングの由来は、糸芭蕉の繊維の事を沖縄方言で「ヲゥー(発音上の表記)」と呼ぶことに由来する。
- 鳴き声はガイラの遅回し。同作登場のスカイドンやザラガスを初め、ウー以降のウルトラ怪獣の鳴き声にも流用された。
[編集] 『ウルトラマンA』に登場したウー
『ウルトラマンA』第42話「神秘! 怪獣ウーの復活」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:なし
- スーツアクター:高泰司
『ウルトラマン』に登場したウーとの関係はないが、初代との区別のため二代目とつけられる。アイスロンに襲われて死んだ良平という男性の魂が娘を守るためにウーとなった。初代と違い魂がウー化する描写がある他、やや太目な体型で、男性の化身のため男性的な姿をしている。アイスロンと戦うも敗北したが死亡はせず、ウルトラマンAによってアイスロンが倒され、娘の無事を見届けると雪山の奥へと消えていった。
- オープニングのテロップでは「怪獣 ウー」と表記されている。
[編集] 『ウルトラファイト』に登場したウー
『ウルトラファイト』「大峡谷の決闘!」「悪鬼ウーの狂乱!」「まぼろし怪獣ウー参上」他に登場。
- 身長:40メートル
- 体重:0
『ウルトラマン』に登場したウーとは異なり、喧嘩屋の異名を取るほど凶暴な性格。しかし時には髪(体毛?)に花を飾る愛らしさを見せ、またある時はひたすらリンゴを貪るキーラーの姿を目の当たりにして言いしれぬ悲しみを覚え、自らもリンゴを齧った。ことキーラーとは何かと縁があるようで、互いに雪山でゴーゴーダンスを嗜んだ事もあれば、盲目の両者が土手の通行で揉めた事もある。「歯車くずし」という回転チョップの必殺技を持つ。
[編集] 『ウルトラスーパーファイト』に登場したウー
ビデオ『ウルトラスーパーファイト』第15話「怪獣の師弟愛」に登場。
ペガッサ星人の子分として登場し、ウルトラマンタロウに挑んだ。
[編集] 『レッドマン』に登場したウー
『レッドマン』19話でカネゴン、20、21話でゴモラ、22話でメフィラス星人と組み、レッドマンに挑むがいずれも敗れた。64話と72話は単独で戦っているが、これも敗れた。
[編集] 『チビラくん』に登場したウー
特撮テレビ番組『チビラくん』第74話に、チビラくんの住むカイジュウ町の住人としてバルタン星人、エレキング、イカルス星人と共に登場した。
[編集] 過去の映像を流用しての登場
- 『ウルトラマン80』
- 第46話で魔法使いマアジンにレッドキングの他にウー(の玩具)を出してほしいという少年がおり、その際、回想シーンに登場している(鳴き声は少々アレンジされている)。
- 『甦れ!ウルトラマン』
- ゼットン星人が暴れさせた怪獣軍団の一体として登場。雪山を襲撃し分身したウルトラマンと戦うが、映像ではウルトラマンに伸し掛かったところで終わり決着は描かれていない。
[編集] その他の作品に登場したウー
- サークロラマの映画『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』にブースカとチャメゴンの前にバルタン星人やプロテ星人などと共に現れている。
- 『ウルトラセブン』の未発表作品『宇宙人15+怪獣35』では冒頭でセブンを襲って倒されるシナリオが予定されていた。『フィギュア王』に掲載された一峰大二の漫画『ゴードの巻』でもバルタン星人達によって蘇生された宇宙連合軍の怪獣軍団の一匹として冒頭でセブンを襲った。
- 『ザ☆ウルトラマン』第18話に怪獣に詳しい野島ユリ子(科学警備隊喫茶室のウェイトレス)の所有する怪獣の写真として、ウー、テロチルス、キングマイマイ、ステゴン、レオゴン、カメレキングなどが登場している。
- 漫画『ウルトラマンSTORY 0』第13話ではバルタン星人の実験の道具として登場。
- 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの体を構成する怪獣の一体として初代ウーの姿が確認できる。
- 『大怪獣バトル』のEX第6弾に技カードとして登場。スキルは「まぼろしの吹雪」、効果は「ずっと、攻撃を受けた次のラウンドは、すごい冷気になる」。
[編集] 補足
- ウルトラマンの製作前に『WOO』という、ウーと同名の宇宙生物を主役にする企画が存在したが、これについては、生物彗星WoO#概要及びウルトラマン#作品としてのウルトラマンの誕生過程を参照。
- 『コメットさん』(九重佑三子版)第36話「雪のおばけが出たぞ」に、アトラク用と思われるウーが出演している。
- 1981年11月、西武園ゆうえんちでのアトラクションの開催中、火薬用の導火線の火花がウーの着ぐるみに引火し火だるま状態となってしまい、アクターの大学生が全身火傷で死亡する事故が発生している。
- ハヤタ役を演じた黒部進はウルトラマンの中で一番印象に残っている怪獣にピグモンと共にウーの名前を挙げている(1999年11月20日放送『土曜日ほっとワイド-人生いきいき-』より)。
[編集] 関連項目
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