ウラディミール・ボロニン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウラディミール・ヴォローニン(Vladimir Nicolae Voronin, 日本語では慣例として「ウラジミール・ボローニン」と表記 1941年5月25日 - )はモルドバの政治家。第3代大統領(在任:2001年 - )。
1941年5月25日ソビエト連邦の構成国だったモルダビア共和国のキシニョフ県に生まれる。
1961年キシニョフ技術専門高等学校を卒業。パン製造工場の企業長を歴任する。1971年ソ連食品工業大学を卒業。同年共産党に入党し党活動を開始する。1983年ソ連共産党中央委員会付属社会科学アカデミーを卒業後、モルダビア共産党中央委員会組織部副部長。1985年ベンデル(現ベンデリ)市共産党第一書記。1989年モルダビア共和国内相を歴任する。
1991年ソビエト内務省アカデミーを卒業。ソ連駐ベトナム大使に任命され赴任するが、ソ連8月クーデターに遭遇。クーデター後は、ロシア連邦内務省に籍を置く。
1994年モルドバ共産党第一書記に選出される。1998年3月モルドバ議会議員選挙に立候補し当選する。この選挙でモルドバ共産党は議会で議席の四割を占めた。
ヴォローニンは、共産党議会内党派代表に就任し、2000年7月に大統領を議会で選出するという憲法改正を実現した。2001年ペトル・ルチンスキー大統領は議会を解散し、2月25日に選挙が行われ、総議席101議席中、共産党は71議席を獲得し第一党となった。4月4日ヴォローニンは憲法の規定により、議会で大統領に選出された(4月7日就任)。
ヴォローニン率いるモルドバ共産党は、モルドバにおけるロシア語の公用語化、ロシア・ベラルーシ連合国家への参加などを主張し、外交政策を親露的なものに転換しようと図っているが、一方で実際の政策は現状維持を表明している。
|
|

