ウスユキソウ

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?ウスユキソウ

ミネウスユキソウ(南アルプス仙丈岳・2000年8月撮影)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: ウスユキソウ属 Leontopodium
和名
ウスユキソウ
下位分類(種)
本文参照
エーデルワイス(スイスアルプス)

ウスユキソウ(薄雪草)は、キク科ウスユキソウ属に属する高山植物の名前である。

目次

[編集] 概要

ユーラシア大陸の中緯度山岳地帯に広く分布するほか、南米アンデス山脈にも自生している。とりわけヨーロッパアルプスピレネーに自生するエーデルワイスLeontopodium alpinum はミュージカルサウンド・オブ・ミュージックの挿入歌になったこともあって、高山植物の代表的存在として知られている。原語は独語のEdelweißエーデルヴァイス)で、「高貴な白」という意味である。オーストリア共和国スイス連邦の国花としても有名。

名前のとおり、薄く雪をかぶったような白い花を咲かせる。ただし、本当の花はごく小さく、花のように見えるのは花序の周囲を飾る苞葉と呼ばれる葉で、その表面に白い綿毛が密生しているため、まるで雪をかぶっているように見える。

日本には北海道から中部山岳地帯にかけて5種と2変種が分布する。主に高山帯に自生するが、低山から亜高山帯にかけて分布する種類もある。花期は6月から8月。

[編集] ウスユキソウ/ミネウスユキソウ

ウスユキソウLeontopodium japonicum北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布し、ミネウスユキソウは本州中部の高山に分布するが、両者は同一種であるが、分布域の高度の違いとそれに伴う環境の違いから呼び分けられている(同一種内の変種として区別される場合もある)。どちらの型も日本のウスユキソウ属の中でもっとも分布域が広く、数も多い。花は、写真で見て分かるように、ヨーロッパのエーデルワイスに比べて花びら(苞葉)の幅が厚い。ウスユキソウ属の中では比較的綿毛が少なく、かぶっている雪が本当に薄い印象がある。

日本植物分類学会では、ミネウスユキソウを下記の様にウスユキソウの変種として扱っている。
Leontopodium japonicum ウスユキソウ
Leontopodium japonicum var. shiroumense ミネウスユキソウ, タカネウスユキソウ

[編集] ハヤチネウスユキソウ

ハヤチネウスユキソウLeontopodium hayachinenseの項を参照

[編集] オオヒラウスユキソウ

オオヒラウスユキソウLeontopodium hayachinense var. miyabeanumはハヤチネウスユキソウの変種で、北海道の大平山と夕張山系だけに分布する非常にまれな種類。ハヤチネウスユキソウとともに、日本産のウスユキソウの中ではもっともヨーロッパのエーデルワイスに似た外見だと言われている。なお、種名は自生地の大平山(おおびらやま)から来ている。

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[編集] ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)

ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)Leontopodium faurieiは、秋田駒ヶ岳鳥海山飯豊山地月山飯豊山朝日連峰など東北地方の日本海よりの高山の風衝草原に分布する。大群落を作る場合もある。他のウスユキソウ類よりやや花期が早く、7月中には花が終わってしまうことが多い。

[編集] ホソバヒナウスユキソウ

ホソバヒナウスユキソウLeontopodium fauriei var. angustifoliumは、ヒナウスユキソウの変種で、尾瀬の至仏山と群馬新潟県境の谷川岳蛇紋岩地帯だけに自生している。環境省のレッドデータブックによると絶滅危惧Ⅱ類。名前のとおり、原種のヒナウスユキソウより花(苞葉)の幅が狭い。ハヤチネウスユキソウ・オオヒラウスユキソウとともに、ウスユキソウの中ではヨーロッパのエーデルワイスに似た外見だと言われる。

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[編集] ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)

ヒメウスユキソウ(空木岳・2008年7月)

ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)Leontopodium shinanenseは、中央アルプス(木曽山脈)の木曽駒ヶ岳付近だけに分布する。環境省のレッドリストによると準絶滅危惧。日本産のウスユキソウのなかではもっとも小型で、茎の高さは約5cm。

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[編集] レブンウスユキソウ(エゾウスユキソウ)

レブンウスユキソウ(エゾウスユキソウ)Leontopodium discolorは、北海道の礼文島と、道東のニペソツ山、藻琴山の他、サハリンにも分布する。礼文島では海岸近くでも自生している。花びら(苞葉)の幅はかなり太い。

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