ウォースパイト (原子力潜水艦)

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49 HMS Warspite entering Gibraltar Feb1970.jpg
艦歴
発注
起工
進水 1965年9月25日
就役 1967年4月18日
退役 1991年
その後 デヴォンポート海軍基地にて係留中
除籍
性能諸元
排水量 水上 4,200トン
水中 4,900トン
全長 87m
全幅 10.1m
吃水 8.2m
機関 ロールス・ロイスPWR1型加圧水型原子炉 1基
イングリッシュ・エレクトリック蒸気タービン 2基
パックスマン ディーゼル・エレクトリック発電機 1基
1軸推進
15000 hp (11 MW)
最大速 水中 28ノット
水上 20ノット
潜行深度
乗員 116名
兵装 21インチ魚雷発射管 6門
スピアフィッシュ

Mk 24 タイガーフィッシュ魚雷
ハープーン UGM-84B
トマホーク block III
探索装置 2001型ソナー (探信/受聴)
2007型ソナー (受聴)
197型ソナー (音響要撃受信機)
1006型レーダー
攻撃/索敵潜望鏡

ウォースパイト (HMS Warspite, S103) は、イギリス海軍原子力潜水艦ヴァリアント級原子力潜水艦の2番艦。この名を受け継いだ艦としては9代目にあたる。

艦歴[編集]

「ウォースパイト」は、ヴィッカース・アームストロングで建造され、1965年9月25日にハロルド・ウィルソン首相夫人の手によって進水し、1967年4月18日に就役した。

就役後は、主にクライド海軍基地デヴォンポート海軍基地ファスレーン海軍基地を母港に活動した。

1968年10月、ウォースパイトはバレンツ海ロシア海軍エコー級潜水艦と衝突し、舵 (Central fin) を損傷してしまった。氷山に接触したと偽装され、10月19日付けのタイムズで実際そのように報じられた。ウォースパイトはラーウィックに帰還して夜通しの突貫工事で舵の上に足場を建設され、それを黒の防水布で覆った。翌日、ウォースパイト上空に飛来した偵察機は舵の損傷を確認できなかった。それからグラスゴーのクライド海軍基地へ移った後、バロー・イン・ファーネスまで曳航され、そこで姉妹艦のチャーチルから舵を付け替える修理が行われた。

ウォースパイトはその後も損傷に悩まされた。1976年5月2日リバプールで故障した連結機器から油が噴霧し、火災を引き起こした。この事故の修理と改装工事は2年の歳月が費やされた。修理を終えたウォースパイトはフォークランド戦争に参加したものの、一次冷却液の管にわずかな亀裂が発見されたため再び修理が行われた。その修理中の1991年にウォースパイトは退役した。

船体の一部を汚染する放射性物質を無害化させてから解体するため長期保管を予定しているが、デヴォン州内の施設が利用できるまでの間、デヴォンポート海軍基地の工廠で係留されている。

関連項目[編集]