ウェセックス (駆逐艦)

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HMS Wessex.jpg
艦歴
発注 1941年12月3日
起工 1942年10月25日
進水 1943年9月2日
就役 1944年5月11日
退役 1946年1月
その後 1950年3月29日南アフリカ海軍に売却
1980年3月25日に標的艦として海没処分
除籍
性能諸元
排水量 1,710トン
満載:2,530トン
全長 362 ft 9 in (110.57 m)
全幅 35 ft 8 in (10.87 m)
吃水 10 ft (3.0 m)
機関 蒸気タービン2基
最大速 37ノット (69 km/h)
乗員 185名
兵装 119mm(4.7 in) Mark IX 単装砲 4基
4連装 QF 2ポンド Mk.VIII 対空砲 1基
またはボフォース 40mm Mk.IV 対空砲 2基
連装エリコンFF 20 mm 機関砲 4基
533mm(21 in)4連装魚雷発射管 2基
爆雷軌条2軌

ウェセックス (HMS Wessex, R78) は、イギリス海軍駆逐艦W級駆逐艦の1隻。当初はゼニス (HMS Zenith) と命名されたが、進水前の1943年1月に改名された。

艦歴[編集]

ウェセックスは1942年10月25日にゴーヴァンのフェアフィールド・シップビルディング社で起工した。1943年9月2日に進水し、1944年5月11日に就役する。就役後は本国艦隊の第3駆逐小艦隊に配属された。小艦隊は1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦において、本国艦隊の艦艇護衛を担当した。

7月にウェセックスは第27駆逐小艦隊に転属となり、東洋艦隊との任務の準備に入った。8月にポーツマスで修理を完了し、8月4日にウェルプ (HMS Whelp, R37) と共に出航、セイロン島で東洋艦隊と合流した。

9月から10月にかけてインド洋での船団護衛任務に従事し、メリディアン作戦を始めとする各種作戦に参加するイギリス空母部隊の護衛を担当した。

1945年、ウェセックスはイギリス太平洋艦隊の1隻として護衛任務を継続し、同様にレーダーピケット任務にも従事した。終戦近くにオークランドにおいて改装が行われた。

戦後[編集]

戦後ウェセックスは戦時捕虜の帰国任務に従事し、1945年10月27日まで占領軍の支援を担当した。その後オーストラリアを経由して帰国、12月28日にデヴォンポートに到着した。

1946年1月に予備役となり、プリマスで保管される。1948年に南アフリカサイモンズタウンへ配属となる。

ウェセックスは1950年3月29日に南アフリカ海軍に移管され、ジャン・ヴァン・リーベック (SAS Jan van Riebeeck) と改名された。1964年から66年にかけて部分的な改修を受け、フリゲートへと近代化された。

現役勤務を1978年まで続けた後、廃棄処分リスト入りし、1980年3月25日にミサイル標的艦として海没処分された。

外部リンク[編集]